容姿・経歴・その他メモ

解体されて久しい旧○支部の支部長。
支部員の被害も少なく、本部からの期待も厚い優秀な支部だった。
ある夏の事件、｜失墜の日《ロスト・デイ》が起きるまでは。

支部に下されたFHセルのアジト襲撃の任は、深夜に支部員をかき集めるほど慌ただしく行われた。評議会の存在を匂わせる指令文に大した詮索もできず、西條はメンバーを率いて戦闘を開始した。
それが同じ命令を受け、北から遠征していた別支部の主力部隊と判明したのは戦場を鎮圧してからのことだった。
伝達ミスだとされたその命令は穏健派を失墜させようとした改革派の企みとまことしやかに囁かれる中、西條が全責任を負う形で支部は解体された。

過ちによって殺められた命は彼らの志を遂げることで贖われると嘯く上層部に汚れ役を負わされながらも、同じ悲劇を起こしてはならないと奮闘している。
かつては｜“勝ち呼びの”《ヴィクトール》の名で知られていたが、愛しき日常は既に失われてしまった。

セッション履歴