素直で明るい、よく働くRDのBarスタッフ。多都子を慕っている。
赤毛のウェーブが肩ほどまであり、雨の日は倍ほど広がるのが悩み。
颯とは施設で一緒に過ごした事があり姉弟のような関係性。
一時はUGNの施設で他チルドレンと過ごしていたが、今はW市支部のエージェントとして所属している。
ヒトのようでヒトではない自分を「人」として扱ってくれる多都子と仲間に執着に近い感情がある。

自分を産み落とした女はFHのメンバーであり、研究者でもあった。
女は自らの胎で「調整されたオーヴァード」を作り出す事に執心していた。
投薬に耐え切れるはずもないそれがただの肉塊になる直前、再びの生を受ける。
黄泉還りか、あるいは実験のために捨てられたものの思念が集まったのか。
女は実験に成功したと、新たな武器を産み出す手立てを見つけたと喜んだ...が。

数年の間他チルドレンと同じように育てられるものの、目ぼしい攻撃手段を持たない光を
武器として使うには価値がないと判断した女はあっさりと捨てたのだ。
母を追いかける事も叶わず、野良犬に混じって生活していた所を多都子に拾われる。

支部長になったばかりの多都子ではまともに育てられないと本部に判断されUGNの施設に送られた。
数年して施設を出る事にした光は多都子の店で働きたい、と押しかけ今に至る。

バロールのピュアブリード。攻撃する手段は一切持っていない。
目に見えない効果だが、敵の動きを妨害することに長けている。