かなりの美人でスタイル抜群ただ胸の大きさは控えめでかなりの美しさを持つが…支部長をやらざるを得なくなってからはハイライトが消失し表情も死んだ。悲しいね。
　正確に関しては基本めんどくさがり屋で、やるべき仕事はしっかりやる反面、オフの時はとにかく動かない。一日自室から出てこなくずっと寝てるかゴロゴロしているスタイル。仕事を振り分ける上司がいてこそ彼女の本質が輝くのだが、如何せん本人も現場指揮などが出来てしまうため（本人曰く、変に面倒になるよりもさっさと指示を出して早く終わらせて帰りたいとのこと）、他の人間から仕事ができる人間だと勘違いされがちなのである。

　ブラムストーカーの己の血液を武器として戦うスタイルとエグザイル特有の柔のスタイルを組み合わせて、己の髪の毛に血液を纏わせ凝固させることにより広範囲を高威力で殲滅する戦い方を得意としている一方、効率を優先するうえで自身の損傷を顧みない点も多く、己の身を巻き込んで相手を攻撃したり、多少の被弾ならばそのまま無視して突っ込んでくる狂った戦い方をすることも多い。そのため狂気の紅という二つ名が付いた

　元々、孤児でなおかつオーヴァードとして覚醒していたためUGNにより保護されチルドレンとして活動していた、チルドレンとしての成績が優秀で仕事も完璧なおかつ、現場指揮能力も高いため将来有望株として注目されていた。
　そして２年前、彼女が高校生に進学したと同時に、所属していた支部の支部長が急遽謎の失踪をしてしまった。そのため、後任を探さないといけなくなったが誰も支部長をやりたがらない…そんな中名前が挙がったのは彼女だった、そこからはとんとん拍子で話が進み、支部長をやらざるを得ない空気や状況を作らされてしまって嫌そうな顔をしながら引き受けざるを得なかった。
　現在、毎日死んだ顔で支部長室に座り終わりの見えない書類仕事などをしている。あぁ…あの頃の上の人間が適時命令を下してそれに従って働いていた日々が懐かしい…
　一つ幸福だったのはオーヴァードはリザレクトがある…つまり過労死しても生き返って仕事ができる点だ。