容姿・経歴・その他メモ

白蛇モデル。性格は白蛇同様温和。白蛇は目が悪い。父親も母親も愛情に満ちた人でとても美しかった。

生まれながらにしてオーヴァードであったが力の程度がそこまで深刻では無かったため初めは両親の元で暮らしていたが、幼少期に起きた出来事で能力が強化されてしまったため保護された。
覚醒後、長年病床に伏す母親を想って自らの毒で安楽死させた。母親の希望もあり、最後に味わうものは彼女の1番好きなものにしてあげた。父親はもう人では無くなった息子を悲しみはしたが愛してくれた。離れて暮らしている今でも彼の事を想ってくれている。
しかし父方の親戚連中は彼の事を気味悪がり、母方の親戚は彼の事を人殺しと言った。中には変わらず接してくれる人も居るがその本心は彼には分からない。もう、父親以外に信じられる人は居なくなってしまった。
ある時、母に似た女性を救った。彼は最初懐かしさを感じもっと彼女と関わりたいと思った。初めは母の面影を重ね、母の代わりとして彼女を見ていたかもしれない。しかし、共に過ごす時間が増え面影に隠れていた彼女自身を意識する様になった頃、彼は『人殺し』と言われた日を思い出した。もう長らく平穏を味わっていない彼にとって彼女の存在こそが"平穏"そのものだった。だが、自分と居れば彼女から日常を奪ってしまう。もしかしたら自分が彼女を殺してしまうかもしれない。また、人殺しになってしまう。そんな恐怖が彼の思考を埋めていった。そして自分は死んだ事にして彼は何も告げずに彼女から離れた。物陰に隠れて悲しみの涙を流す彼女を見た時、心が傷んだがこれも彼女のことを想ってやった事だと自分に言い聞かせた。

もし、生きる世界が同じだったならまだ一緒に居られただろうか。

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