下記はあくまでも黒鉄が使用した際の仮想質量のルールである。
他の人物に付与された場合は、その仕様はまた変わってくる。

◎特性
・不可視であり重量はゼロ
・硬度は自然界のいかなるものよりも硬く、オーヴァードの力でないと破壊不能
（今のところ破壊した者には出会ってない）
・光は通す（透明?）
・バロール能力の空間操作の延長線上で出現する

◎ルール
・生成するにあたり、当人に作成リソースの上限が有り、それがなくなると生成できない。
・直方体形状（四角い立方体の形）にしか生成できない。
・仮想質量同士が重なりあうように生成は出来ない
　そのように生成した場合、後から生成した側が既にある仮想質量を避けるように生成される。
・目視範囲であれば場所はどこでも生成可能
・生成時に速度を設定することが可能。
　速度は残ってる作成リソースをいくらつぎ込んだかに比例する。
・作成リソースが切れると一定時間生成不可となる
・生成時にその場に固定することが可能。
　固定しないで生成した場合、自転の影響を受ける。
・仮想質量生成時と物質が重なった場合、物質側が押しのけられる形で生成される。
・仮想質量は通常の物体・個体に干渉する。
・仮想質量生成時に生物と重なった場合、仮想質量生成はキャンセルされる。
・仮想質量は生物と干渉せず、すり抜ける。
　ただし、指定した生物を仮想質量と干渉する状態にする事が可能。
・一定時間/一定距離で仮想質量は消滅する。
・彼自身および彼の魔眼を与えられたものは仮想質量の知覚が可能。
　不可視にも関わらず知覚が可能になり、どのように認識するかは当人の心理・認識・得意な五感による。
（色で認識したり、匂いで認識したりetc……）
・彼の魔眼を与える行為には人数及び距離の制限がある。
　人数制限に関しては不明だが、距離はかなり近くないといけない。

・他人が仮想質量能力を使用する場合、上記ルールとは違ったルールになる。
　この能力は当人の心理・認識に強く影響されているらしい。