容姿・経歴・その他メモ

履歴

「俺は柳瀬謙生！またの名をバーリッジ・ファイア“災禍の堤防”だ！」
「だから！バーリッジは弾幕じゃなくてダムの意味…………ダーーッ！！誰が無鉄砲だッ！！」
「俺は……ジャームを、倒す。ジャームを……殺さなきゃ…………。……いや、違う。俺は、ヒーロー、だ。人を助けるのが……俺の役目」

柳之河流剣術道場当主兼ひよっこヒーロー。
懐が広い肝っ玉カーチャンと頑固だが男気あふれる祖父に振り回されつつ明るく真っ直ぐに育つ。父親はずっと昔に家を出たらしく、会ったことはない。ただ、生きてはいるらしく、たまに祖父と母が通帳を見て神妙な顔をしているのを目撃する。何故いなくなったか一度聞いたことが有るが、「あの人は自由に生きてるのが一番似合うのさ」と、優しい瞳で遠くを眺めていた母の横顔を見て、それ以来聞いたことはない。
「会ってみたいけど、そのせいで悲しいとか寂しいは無いかな。ただ、母さんのハートを射止めた人ってのはどんな人なのかは興味がある」
オーヴァードに目覚めてしまったからには、人々を守る側として日夜鍛錬と人の少ない道場の宣伝を行っている。政府の依頼だけではなく、近所の人の頼み事や母がどっかからもらってきた依頼をこなしているため、地元からはわりと親しまれている。
だが、一度刀を抜くと冷徹で無慈悲にジャームを屠っていくため、「怖い」「ギャップが闇」「ヴィランに居そう」等の感想をもらいやすい。それ以前に、ヒーローとしてはまだまだルーキーで番付には載ったことがないため知名度は低い。
コードネームの「バーリッジ・ファイア」は火を堰き止める=災禍(火)から人々を護る、という願いからつけられたものの、「バーリッジ」には弾幕や息つく暇もない攻撃等の意味もあり、「猪突猛進」「無鉄砲」と彼を揶揄する人もいる。

惚れっぽく熱中しやすいため、自身がヒーローだというのにヒーローの大ファン。今は「ブレイズコフィン“葬斂鷲”　大貫 忠弘」を一番推している。
「俺と同じヒーローで道場の跡継ぎ息子なのに、礼儀正しくて市民の安全を率先して護ろうとするところとか、マスコミの言葉にも冷静に対応するとことかめっっっちゃくちゃ格好良いんだよなぁ……俺より年下なのにホント凄い……カッケー……むり……」
ちなみに母と祖父も推しており、「是非、このまま剣道ブームでも巻き起こして恩恵にあやかりたい」とか言っている。おいコラ。


数年前、運悪くヒーローとヴィランの戦闘に道場が巻き込まれる。その際、母が「これを使いなさい！」ってバ○子さんバリに投げ渡したのが、生前の曽祖父に「いいな、絶対に触るんじゃないぞ。絶対だぞ？フリではないからな？？？」って言われてた刀……遺産・鬼切りの古太刀だった。そこから覚醒したため、謙生は「鬼=ジャームを殺さなければならない」という脅迫概念を持っようになり、刀を抜けばどんな相手だろうとジャーム絶対殺すマンの如く暴れていた。ヒーローとして学んでいる時も講師の手を焼かせており、結構な問題児だった。その性質は自身では変えることは難しく、悩んでいた時に陽彩七海と出会い、同じ「ヒーローになる事が難しい者同士」仲良くなっていつた。
現在は「自分はヒーローだから人助けをしなければならない(だからジャームは殺す)」という方向に軌道修正した結果、なんとか周りの被害を抑えられ、ヒーローとなる事ができたとかなんとか。

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