容姿・経歴・その他メモ

【容姿】
緋色の長髪にオッドアイが特徴。服装は日によってやや異なるが、どれも豪奢で風格ある雰囲気。褐色肌で良く笑う。髑髏を模った指輪をしており、これを武器としている。月が象られたタトゥーやアクセサリーをよく着けている。

【経歴】
元々海外の反社会的勢力の生まれであり、忠実に動いていた。しかしその日々の最中、「こんな言われるがままの日々でつまらなく死んでいくのかな」と不満・不安を募らせていく。そしてある日、ＦＨに襲撃された際に死亡する。しかし自身もオーヴァードとして甦ったことで、死の間際確かに味わった”快楽”に憑りつかれ人が変わっていく。ＦＨからの誘いにのり、死のついでに過去を捨て、オーヴァードの世界に完全に身を投じた。最初こそ己がひとりのためだったが、隠れていた狂気的なカリスマにより、様々な快楽や解放を求める人々が彼女のもとに集まっていったことで「｜死にたがりの群れ《デスペラードセル》」が築かれる。
そして現在、混沌の坩堝”日本”に拠点を移したデスペラードセルは表向きはナイトクラブ、裏では合法非合法問わぬ取引の場としても活動中。取り巻きが増えようが彼女の目的は変わらない。己の快楽、ただそれだけだ。
…とはいえ、パーソナルな経歴はジョーク好きな彼女の口から語られたものであるため、信憑性には難がある。

【性格】
超が付くほど開放的で刹那主義。パーティー好きで大抵騒音の中に身を置いている。その場その場のスリルや快楽が第一で、仮に自分が本当に死んだ場合の後始末などは一切考えていない。その為気まぐれに人に自身の価値観を説いては、惹かれた者がセルに拾われるというケースも多い。
死の瞬間に最も快楽を見出している他、「死に様に人の価値が表れる」という価値観を持っており、コミュニケーションの際にはこれを問い値踏みしている。好物は酒類にステーキ。

【能力】
血を摂取することによる探知能力を持っていたり、逆に排出することで健康を保つ。戦闘時には指輪に宿るものに自身の血を分け与え、敵を喰い荒らさせる。

【その他】
名前は偽名。新種の薬なども自ら試している。酒や薬の成分は任務時には瀉血で排出する。

【｜死にたがりの群れ《デスペラードセル》について】
ジェーンとそのシンパで組織された「最高の死」を目的とするＦＨセル。その形はジェーン本人のように死そのものに快楽を求める者や、戦いの中で満ち足りたい者、哀しみ故に堕落したい者など様々。一見纏まりが無いように思えるが、「どうせ死ぬなら法も神も気にせず楽しくやろう」という思想が浸透した結果、非合法な薬や性交渉が蔓延する混沌の楽園となっている。
現在日本ではナイトクラブ「ＦａｒＳｉｄｅ」のカヴァーを取っており、ツテがあればＦＨ以外の人間も出入り可能。時折レネゲイドにあてられすぎた者がジャーム化するが、その際には「葬別会」と称して幹部による処理が行われる。闇取引などを含む非合法活動の全ては隠匿されている。

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