容姿・経歴・その他メモ

子供の頃からとある新興宗教の生き神として育てられてきた。神の力をもつ世界の王だともてはやされてきたがその実態はオーヴァードにの能力でありそれを知らないものが祭り上げただけである。

自分は世界の王であると半ば洗脳気味に教えられ育てられてきた神宮寺だが、まだ幼い頃新興宗教が何者かに壊滅させられる事件に巻き込まれる。信者にかばわれながらなんとか生き延びた神宮寺だがそんな彼に世界が下した判決は”拒絶”だった。

今までの生活とは打って変わって残酷な現実に投げ出されて神宮寺はこのまま行けばただ野垂れ死ぬか恐怖と不安からジャーム化していてもおかしくはなかったであろう。誰も自分の話を聞いてはくれない、誰も自分を助けてくれない。そんな生活が１週間ほど続いた神宮寺はついに能力による殺人事件をおこしてしまう。路地裏でホームレスやチンピラを廃人にして殺し、奴らの食料などを追い剥ぎする日々がそこからさらに１週間ほど続いた。

時を同じくしてUGNではオーヴァードによる路地裏惨殺事件の解決に乗り出した。その時陣頭指揮取っていたのが霧谷雄吾であった。UGNの保護下に入った神宮寺だったが最初誰とも話そうともせず近づいたものには攻撃をする始末であった。しかし、霧谷雄吾が仕事の合間に献身的にコミュニケーションを取り続けたお陰で徐々に心をひらいていった。

彼が高校生の年齢になった頃、霧谷からN市支部長の話がくる。彼は世間知らずではあったが他者を効率的に動かす術を知っていた。上に立つものの矜持を知っていた。彼は霧谷にたいする恩返しでもある考えその話を承諾した。


パーソナルレポート　作成者　霧谷雄吾
保護当時に比べるとだいぶマシにはなったがあまり他人とは会話をしたがらない。初対面の人間とは壁作る癖がある。しかし、一定以上の階級を持つもの(種類はとはない)存在とは他の人間に比べてスムーズに会話ができるようだ。これは相手を自分と同じ立場の人間と認めているからだと考える。
能力は自身の生成した劇薬を振動と風によって自分と許可したものだけが生存できる極限空間を作り出す広範囲攻撃能力である。
１つの対象に攻撃するのではなく自分を中心として能力を展開することから幼少自体の精神的トラウマが関係していると考えられる。
追伸　彼はこの能力を世界から拒絶された”世界”と称していた。

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