概説

今は日本支部で研究員をしている、元戦闘員のエージェント。
もともと戦闘、とくに狙撃を得意としており、戦場が彼の居場所であった。
ただ”ある一件”を契機に、考えを改め、研究員として、再びUGNに関わっている。
性格は基本的に細かい。　
色々と細かい。何をしているのか、今日何をたべたのかまで、記録している。
意識しているわけではないのだが、1日が終わるとメモ帳見開きにびっしりとメモが書いてあることがままだ。

好きなもの　定規
　　　　　　テリーヌ

嫌いなもの　ピザ
　　　　　　ピサの斜塔

詳説

生い立ち

彼は両親が共働きで、収入も生活も何もかも安定している家庭に生まれた。
そこで彼はすくすくと育ち、問題なく成長した。
工業高校を経て、大学へと進学した。
大学でできた友達に廃墟巡りが趣味で霊感の強いやつがおり、そいつと一緒にさまざまな廃墟やお墓などのオカルト由来の場所を巡り巡った。
オカルトの一部はレネゲイド由来のものが存在する。
様々なオカルト巡りをしたことで、その場所由来のレネゲイトに感染したらしい。
何時ごろ感染したかはわからない、感染した後も一定期間は問題なかったとも思う。
ただ一緒に巡った霊感の強い友達が、霊に取り憑かれて死んでしまった。
その際の感情の昂りにより、レネゲイドが活性化、オーヴァードに覚醒してしまった。

覚醒後エージェントとして

この力について説明をうけ、また、友人の死も断定はできないがレネゲイドにまつわるものだろうと教えてくれた。
湧き上がる力と、抑え難い殺戮衝動に怖さを抱きながらも、友人を死なせたレネゲイドで苦しむものたちを見過ごせなかった。
そのため、自身を奮い立たせ、任務にあたった。
彼は決して真面目だったわけではない。名声を得たかったわけでもない。
だが、コツコツと一つ一つこなした任務で、彼の評判は上がり、その評判がまた彼を戦場に呼び戻す。
この連鎖からは逃れられなかった。
そうしていく内に、彼は自身の衝動を抑えられなくなってしまった。
そしてとうとう、”ある一件”が起きてしまった。
力が暴走し、一緒にことにあたっていたエージェントを危うく殺しかけたのである。
周りのエージェントが必死で止め、緊急でやってきた救急隊により鎮静剤を撃たれ、なんとかその場は納まった。
だが、その一件は彼に相当のトラウマと、われわれを光の当たらぬ場所で支えてくれる研究者に対しての敬意を生んだ。
そして今のままでは戦闘員を続けられなくなってしまったので、研究者として第二のエージェント生活を始めた。

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