神城グループに連なる家系の出生であること、現在は神城早月とUGNの依頼を受けていること。これ以外、久藤悟について分かっていることは無い。通常幼少期に関する情報は少なからず残るものだが、どういう訳か全く見つからない。
　それでも、推測できることはある。彼の能力は一部、UGNにいるだけでは決して得られない要素を含んでいる。そして、(特に学生の)オーヴァード育成に対する余念の無さ。過去、それも青年期に大きな山場を迎えたのではないか。……全てを知る当人は、その多くを黙して語らない。

　本来の悟の役職は後方支援であり、決して前線で戦うことではない。事実、迅速かつ的確な状況判断から繰り出される指揮能力は非常に強力であり、並のオーヴァードでさえ超一級の戦闘要員に化けさせてしまう程である。よって、戦術指揮を行った時点で仕事は完了しており、本来前線に出張っていく必要は全く無い。盤面を安全な場所で眺めながら、安楽椅子にでも腰掛けつつ前線のオーヴァードを支援するのが最適解だろう───普通のオーヴァードであれば。
　悟の場合は格闘技術が異次元過ぎて、彼自身も前線に出張ってきた方が確実に早く戦闘が終わる。と言うのも、大概のオーヴァードが《コンセントレイト》ありきで漸く辿り着く至高の領域に素で到達しているのだ。その為、悟はほぼエフェクト無しで同経験帯のオーヴァードと単騎で張り合うことができ、オマケにエフェクトを殆ど使わない関係上《リザレクト》の余地があり継戦能力にも秀でている。シンプルに殴り合いがしたい本人の意図も相まって、支援役にしては珍しく前線でも活躍している。

　ノイマンシンドロームのオーヴァードと言えど、これほどの領域へ到達する者はそういない。しかし、原因は明白である。幾度となく会敵する“カーネイジ”織戸静馬、そして死闘を繰り広げながらも五体満足で帰還。これらの経験が、現在の悟と彼の宿すレネゲイドに大きな影響を与えていることは間違いない。
　尚、悟はその高すぎる戦闘能力と遺産の影響により、ハヌマーンシンドロームを発症していないにも関わらず振動を操る能力があり、空気を掴んだり圧縮することができる(なんで???)。彼の【不可侵領域「碧」】はこの原理によって運用されており、生半可の攻撃では超圧縮された空気の層に勢いを相殺されてしまう。また、この空気の超圧縮と拳のインパクトを同時に行うことで、打撃の威力を底上げすることも可能。全て、高すぎる戦闘技術が生み出したバグのような芸当である。

フルスクラッチで作成、消費経験点は300点。サプリは上級/RU/EA/LM/RW/BC/IAを使用

　大体五条悟です。無下限呪術の再現は流石に無理かなーとか思ってたら遺産のお陰でいい感じの設定寝れて満足です。白兵パンチは碧(蒼)パンチって言い張ります。赫の発散(振動波)って言ってもいいし、仮想の質量(圧縮大気)で茈って言ってもいい。無敵か？

　ビルドとしては固定値ガン積みアタッカー兼火力支援。火力支援が強力なので残りは遊んでいいよな！→結果がこれ。“ブートキャンパー”とか普段なら全く使い道のないアイテムにもフォーカスできて面白かったです。クライマックスは固定値で100行かせるつもりですが、これちゃんと侵蝕率120行けるんだろうか……という不安は若干ありけり()

　ノイマン達の《ドクタードリトル》の会話は《暗号解読》で追いつきます。喋れないけど理解はできる感じ。