目立つ出で立ちの変なお兄さん。
軽薄で掴み所がなく、その割にハイテンション。
よく仕事をサボってはその辺をブラついたりちょっと遊びに行ったりする自由人である為仕事を溜めがちで大体書類の提出期限に追われている上、絡み方がダルいので支部員から雑に扱われることも多め。
しかしながら、仕事に関しては最低限しっかりやるし、別に悪い人間じゃなく大抵の場合は「良き大人」をやっているのでなんだかんだ信頼は有るしそれなりに上手くやれている。
実は本音で話していることはほとんど無い。

元は純血主義の軍閥一家の跡取りで、兄弟姉妹の中でも飛び抜けて優秀だった為「期待の跡取り」として育てられた。
本人も堅苦しいのは好きではなかったが、生まれた時からの当たり前だった故に特に何の疑問も抱かずに敷かれたレール通りの人生を歩んできたが、18歳の時、防衛隊の見習い指揮官として1小隊を率いて簡単な任務に当たった際に何の因果か若かりし頃の”狩猟者”と遭遇。
ジャームどころかオーヴァードですらない一般人が歯が立つ筈もなくものの数秒で小隊は壊滅し自身も瀕死の重症を負ったが、何の因果か体が適応してオーヴァードとして覚醒。
しかしながら純血主義の実家とは特別折り合いが悪く、任務の失敗と合わせて瞬く間に家を追われることとなり「名家の跡取り」から「無職の放浪者」となった。
そんな折、出自と能力に目を付けたUGNからスカウトを受け所属、瞬く間に能力を制御し戦闘部隊"ストライクハウンド"に配属されるまでになり、様々なジャームやオーヴァードと関わりながら実績を伸ばして今や支部のうちの一つを任されるほどになった。
なお、真面目に仕事をすることはほとんどない模様。