プロジェクトコード:安価な凶弾(チープアサシン)

目的:
低コストなオーヴァード暗殺者の量産。及びこれを用いUGN支部を襲撃しエージェントの殺害。殺害に失敗しても連続的な攻撃によって相手を疲弊させジャーム化の誘発を狙う。

記録:
ver.0.1 量産するオーヴァードの母体を████に決定。
ver.0.5 ノイマン、モルフェウスの組み合わせなら1割を超える確率で正常に生産できることが判明した。以降は他のシンドロームの可能性の研究は1時中断しこの組み合わせでのより安定した、具体的には3割以上を目標としての生産を目指す。(報告:稀にトライブリードでないにも関わらずバロールのエフェクトに類似した反応を見せる個体が確認されている。しかしそれ以外の異常は確認されないため問題は無いと思われる。)
ver.0.8 デフォルトで最低限の知識を保有した状態での生産が可能となった。また、脳の疑問を感じる機能を制限し「下された命令にはいかなるものでも疑問を持たず従うべきである。」という認識を予め植え付けることに成功している。
ver.1.0 実用可能な段階まで調整が完了したと考える。ここからは各種微調整およびコスト削減を目指して調整を行う。
ver.1.1 不要な器官を取り除くことで培養のコスト削減を行う。第1段階として生存に直接寄与しない臓器のいくつかを作らないことを決定した。
ver.1.2 機動力向上のため消化器官などのうちの一部を縮小し軽量化を図る。
ver.1.3 1個体につき最長でも1年以内での消費を考慮しエネルギー効率を最適化した。(追記:研究の結果平均寿命が██年を下回る調整を行うとパフォーマンスに影響が出ることが判明したためそのラインを下回らない程度の調整を行っている。)
ver.2.0 バロールシンドロームの能力を一部意図的に発現させることに成功。これに伴い肉体に依存しない機動力を得ることに成功し、またこれは元よりコントロールソートによって腕力に頼らず武器を振るうことが可能なので筋肉や骨を大幅に削減し、総重量20kgを達成した。

霧谷雄吾暗殺計画

概要:安価な凶弾(チープアサシン)を用いてのUGNへの攻撃は現状十分な成果を挙げているが、ここ１ヶ月生産プラントへのUGNの調査が急速に迫りつつある。この急速な調査の進展の裏にはリヴァイアサン、霧谷雄吾が関わっているという報告がある。もちろん日本支部長をそう簡単に暗殺できると考えてはいないが彼の命が脅かされているとなれば調査の手を緩めざるを得ないだろう。

FHチルドレン:安価な凶弾(チープアサシン)
安価な凶弾(チープアサシン)はFHが有するノイマン、モルフェウスのオーヴァードの複製体による暗殺者群を指します。彼らはFHによる洗脳を受けていると見られ、自らの命を一切省みずに標的に対して特攻を仕掛けます。拘束した場合躊躇せずにジェネシフトによる即時のジャーム化を行うため遭遇時には躊躇せずに抹殺してください。