容姿・経歴・その他メモ

物静かな16歳の高校生の少年。普段はただの高校生であるが、守りたいものに危機が迫ると、腕が獣のような強力な物となり、オーヴァードとしての力を解放する。その腕力で相手の体をちぎったり、引き裂いたりするような攻撃をしつつ、頭部や首や内臓を重点的に狙ったり、噛みついたりと獲物を狩る獰猛な猟犬のような動きを見せる。また、倒した相手は本人が「死んでも構わないような相手」と判断したら、そのまま息の根を止めて捕食することが多い。本人は最初のうちは捕食しないようにしていたが、ある一件から、自分の判断で敵が捕食してもいい相手かどうかを決め、捕食する相手と決めたら躊躇いなく捕食する。本人曰くそこまで美味いわけではないらしい(心臓と肝臓部分は割と美味いとのこと)が、栄養価はかなり高く1人食べれば1ヶ月は何も飲まず食わずで生きれるくらいの栄養があるとのこと。

履歴

離島に住んでいた少年。7歳の時、FHのテロの被害にあい、彼らにより呼び出された人の姿のジャームにより他の島民を全員食い殺される。その時はジャームはUGNの活躍により捕獲され、自身も島民の生き残りとして保護された。だがその後、施設内にてそのジャームが脱走。彼を食い殺そうと襲来して来たが、その時に彼はオーヴァードの力に目覚め…次に気がついた時は、獣の右手で先程のジャームの頭を握っていた。口は血で濡れていたのを彼は覚えている。そう、ジャームといえど人を喰ったのだ。そんな恐怖の体験をしながら、彼はUGNチルドレンとなった。だが、彼が力を解放すると敵を捕食してしまう衝動が働いてしまうため、ジャームを食ったときのトラウマが残っていた彼は、敵を喰らうのを躊躇い、理性を制御しようとするあまり力が弱まってしまう上、トラウマのせいで肉類が食べれなくなってたんぱく質も足りず、戦果を上げれずに毎回大怪我を負っては帰ってきていた…だが、彼はある時、ジャームが人を襲おうとしてるのを咄嗟に止めようとして制御が外れてしまい、理性を無くしてまた敵を食い殺してしまった。この一件を受けてその日の夜、彼は自分を責めていた。だが、その日の夜に彼と同い年で同じ時期にUGNチルドレンとなった「丸山 紗奈」の「あいつは死んで同然みたいな奴だったから」という励ましを聞き、彼はそこから「オーヴァードもジャームも関係なく、喰らってもいいと思った奴は喰らう」という発想になる。これにより、喰らうための戦いでは制御を外して戦うようになり、これを続けて行った結果、制御をすべき相手との戦いでも制御を効かせつつある程度のパワーで戦えるようになった。そして今は「喰らっていい奴は喰らう」という思考と共に、「守りたい者を守る」という思考も強まり、自分の中で守りたいと思ったものは全力で守ろうとする。

セッション履歴