S区に土地を持つ名家・水月家の一人娘。

物心ついた時から家中の使用人達の会話を聞き、相対した人物の感情を読み取ることができた。
使用人の中には気味悪がる者も多かったが、両親は晶子のそれを才能と捉え、「正しいことに使いなさい」と教えた。
のちに両親は独自のルートでUGNと接触し、晶子にオーヴァードとしての力の使い方を学ばせた。

またオーヴァードとしての力以外にも特技を持たせるという両親の方針に従い、様々なレッスンを受けた。
とりわけ舞踊や歌唱など音楽に関連する芸術に強く惹かれ、志望校を私立学園D.C.に定める。

座右の銘は一所懸命。何事も真摯に望めば、結果は自ずとついてくる。
祖母に習っていた舞踊を大切にしており、常に姿勢を正し規則正しい生活を心がけている。

規則正しい生活自体は望まぬものではないが、それを強要する生徒会へ反発を覚えレジスタンスを設立した。
というのは半分ほどの理由で、実際は元生徒会副会長であり、立てこもりの数週間前に一方的に解任されたことに立腹したから。
学園では合唱部に所属。前任の後を継ぎ、現在は部長。レジスタンスのアジトとして使用しているのは合唱部の部室。

のちに生徒会長・神居紅蓮の真意を聞き、なぜ事前に相談してくれなかったのかと激昂。
紅蓮をひっ叩いたのち、すべての元凶たる神居十座を止めるため生徒会メンバーとレジスタンスと共に奔走、神居十座を打倒した。

紅蓮の意志を継ぎ、生徒会長に就任。
元レジスタンス・現生徒会メンバーと共に学園を、そしてS区をより良くするために今日も走る。