容姿・経歴・その他メモ

＜設定＞
　禁断の恋路の果てに産まれてしまった他、左目、右肘から先、左足がない状態で生まれてきてしまった由緒正しき血統の子供。残った右目も視力はないに等しかった。ただ、奇跡的に脳や知的能力に問題は無かった。無かったがために辛い人生を送ってきた。家から出ることや家の者と会話することを禁じられ、半ば監禁状態に近かった。
　そんな彼に嫁が出来た。15歳の時だ。相手は分家の娘で、半ば売られる形で嫁いできた。彼女は彼を怖がるどころか、真摯に対応し、言葉や温かいごはん、そして愛を与えた。彼もそれに一生懸命応え、彼女を守ると決めた。
　それから3年が経った。やっと動き出した彼の人生は音もなく崩れ去った。春日恭二率いるFAエージェントが彼の住む屋敷を襲ったのだ。彼はFAエージェントから嫁を守ろうと弱い体で、まともに戦ったことがない体で抵抗した。だがそれは無意味だった。彼はその過程で能力に目覚め、元から無い部位を生成し、見えるようになった双眸を開いた。そこには血で染まった部屋に死体となった女性と鏡に映るもう一人の女性が佇んでいた。彼は自然と擬態の仮面を使い、そばにいた女性に変身していたのっだった。彼は冷たくなった女性を抱き、騒ぎを聞きつけたUGNエージェントが来るまで女性の顔を濡らし続けた。
　事件後はUGNに一時的に保護されたが、能力を使いこなせるようになるとUGNを離れ、FAエージェント討伐の依頼を積極的に引き受けるイリーガルとなった。イリーガルの仕事がないときは個人経営のオカルトショップの店員をしている。

＜その他設定＞
・目は見えるようにはなったが普段は閉じており、髪を触手のように操って空間を把握している。そのため、彼にとっての髪は目であり鼻であり耳であるため、めったに人に触らせない。
・見た目は中性的。元の自分の姿を知らないため、女性をそのままTSしたような容貌となっている。
・擬態の仮面が剝がれた際は、元の姿にうごめく無数の筋線維が加わった姿をしており、クトゥルフだったら1d3/1d10レベルのSANチェックが入る見た目をしている。
・サラマンダーの能力は専らソナーと身体能力向上程度にしか扱っておらず、基本エグザイルの能力を用いて戦闘する。

＜シナリオに使えそうな設定（？）＞
・亡くなっていた女性は嫁でなくてもいい。（本当は生きているなど、お好きな解釈をしても良い）
・FAエージェントが一家虐殺しなくてもよい。（ジャームやその他軍勢が関係していることでも良い）
・お好きなように改編、解釈していただいて構いません。

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