容姿・経歴・その他メモ

｢私の中に眠るものは、今までもこれからも、開けてはいけない箱のようなもの｣
｢きっと、それで良いんだ。それが、良いんだ｣
｢だから、私は、私の全てを殺し尽くす｣
｢……生きてろ、それしかもう私には言えないや｣

[プロフィール]
UGNに所属しているチルドレンの1人。
黒に近い焦げ茶色の髪、光が差す気配すらない黒い瞳を持つ。
経歴についてはその殆どが抹消されており、今日に至るまでの彼女の軌跡を知ることは出来ないが。彼女の五感の殆どが失われていることから、真っ当な道を歩んで来ていないことだけはハッキリとしている。
他にも骨格などに異常が確認されていたり、己の力で己自身をも傷つけているなど、不安要素は非常に多く。なぜ彼女がチルドレンとして今も活動出来ているかは謎が多い。

ともかくそんな経歴を持つ彼女だが、サボり癖が酷いことと皮肉を言いがちなこと以外ではチルドレンとしては真っ当な倫理観を持っている。
また、ゲームを趣味にしているようで、休憩時間や待機時間に携帯機を取り出してはプレイに勤しむ姿が目撃されている。
その腕はかなりのもののようで、彼女の所属支部周辺のゲームセンターのランキング名を埋め尽くすほどであるだとか。
逆に運動関連は壊滅的で、運動などをさせた日にはその日丸一日中筋肉痛で呻いている。
体力強化訓練のマラソンでは一歩目を踏み出した瞬間に足首を捻り、退場したとかしないとか。

コードネームの“不眠症(インソムニア)”は彼女が喪った五感の殆どを能力で補っていることが由来。
無意識で行われる身体機能が機能しておらず、常に半覚醒状態で力を使う必要があるのだという。
また、当人の放つエフェクトが摂取した対象の感覚を強制的に覚醒状態化させるものであったこともあり、今の名前と相成った。
とは言え、そんな代物を味方に投与などもってのほかなので、基本的には攻撃を受けるだろう対象に投与し、感覚を強制的に鋭敏化。その結果、行動が止まった相手に味方の攻撃を集中させるという本来とは異なる用法で使用、運用がなされている。
なお当人はエナジードリンク代わりに、自身にも投与しているとか。

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