容姿・経歴・その他メモ

レネゲイドビーイングになってから2年が経過した少女。その正体は10年前に存在した自作戦闘AI"ラインの乙女"。
"ラインの乙女"の伝説から、レネゲイドビーイングとして第二の生を受けたのが彼女である。
当初は本能的に強者と見た者へ辻切りを仕掛けたりしていた彼女であるが、HT支部長の正義マンに叩きのめされた後、社会勉強としてそのままHT支部に所属することになった。
まだ生まれてから年月があまり経っておらず、レネゲイドコントロールが甘い事から、武器の使用は認められていない。ルーン文字が刻まれた槍を持っているが、今の所は飾りである。

ちなみに盲目であり、当初は壁にぶつかったり、段差に足を引っ掛けてすっ転んだりしていた。これは、元となった"ラインの乙女"がパケットに乗らないデータと地形の把握が困難だった事に由来する弱点である。
現在ではUGNから視覚を補完するHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を与えられており、それによって日常生活が送れるようになっている。

ラインの乙女について

一人の人物が執念によって作り上げた、324KBのプログラム。それが"ラインの乙女"の正体である。
その起源は2003年1月に発売された「ARMORED CORE3 SILENT LINE」まで遡る。
同年4月に行われた対戦会に、1機のAIが参戦した。"(製作者)本人代理"という看板を掲げて。
最初は誰もが初戦敗退だと笑ったが、そうはならなかった。
なんと、並み居る強豪を押しのけ、決勝戦にまで進出してしまったのである。
優勝こそ逃したものの、AIが人間を圧倒した――それが彼女、"ラインの乙女"の、最初の記録である。
そこから、"ラインの乙女"は最強のAIとして名を馳せてきた。最も有名な"ラインの乙女"はARMORED CORE for Answerにおけるものだろう。
電子空間に流れる"情報(パケット)"を読み取り、正確に回避し、人間では不可能な圧倒的機動で翻弄する"ラインの乙女"の集大成であった。
最初は廃品パーツの寄せ集めだった彼女も、ルーチンの改良やパーツの交換と共に、どんどんと実力を伸ばしていった。まるで、製作者の期待に答えるかのように。
そして――人類の精鋭7人を同時に相手し勝利したその時、ラインの乙女の名声は、頂点に達したといっていい。名実共に、最強のAIとして。
その実績や知名度などから、fA系の二次創作にて登場することもある。
二次創作中のfAにおいて、作中最強とされるホワイト・グリントと並ぶ扱いを受けることも決して少なくないという。

"ラインの乙女"には初号機と弐号機が存在したが、彼女は弐号機の方である。個体名もライン川の三姉妹から取られており、長女はヴェルグンデ、そして次女である彼女はヴォークリンデである。
数々の伝説を打ち立てたのは初号機であり、バックアップに過ぎなかった弐号機はその影に隠れっぱなしだったという。
姉が持っていたブラックドッグのシンドロームの代わりに"影"を操るウロボロスのシンドロームに目覚めたのは、無関係ではないのだろう。

履歴

欲しい物
セットアップ：行動値増加
マイナー：
メジャー：攻撃エフェクト
リアクション：
オートorイニシアチブ


セットアップ
赤方偏移世界
Lv5　コスト2
R中、【行動値】+[LV×2]、戦闘移動距離+10m

セッション履歴