“妙縁熄滅”涯咲 葦切
プレイヤー:バジリスク
「活殺自在。縁を紡ぐも断つも俺の掌の上だ」
- 年齢
- 29歳
- 性別
- 男
- 星座
- 蟹座
- 身長
- 178cm
- 体重
- 59kg
- 血液型
- A型
- ワークス
- FHマーセナリーB
- カヴァー
- FHイリーガル/刀匠
- ブリード
- クロスブリード
- シンドローム
- エンジェルハィロゥ
- モルフェウス
- HP最大値
- 23
- 常備化ポイント
- 4
- 財産ポイント
- 3
- 行動値
- 21
- 戦闘移動
- 26
- 全力移動
- 52
経験点
- 消費
- +44
- 未使用
- 0
ライフパス
出自 | 気づけば世界に放り出されていた。分かるのは自分の名前と、そして体が覚えていた作刀の業だけ。「ゼノスとかいう連中が接触してきて、何とか人として生きていけるようにはなった。…思えばあそこで警察でなくゼノスが接触してきた時点で、俺は…そういう存在だったのかもな」 | |
---|---|---|
天涯孤独 | ||
経験 | 人としての生活を手に入れてから、“マスターフォージ”の記憶を受け継ぐまでのことはよく覚えていない。刀を作っていたのは確かなのだが…。「時々、大事な何かを…いや、誰かを忘れているような感覚に苛まれる…何なんだ、この記憶は…!」 | |
記憶喪失 | ||
欲望 | 己の手の内に燻る記憶の残滓。その正体を掴み、取り戻す。「その為なら何だってやるさ。…何だって、な。」 | |
想起 | ||
覚醒 | 侵蝕値 | 「“マスターフォージ”の記憶と技術を引き継ぐための素体に使われたって訳だ。その時についでとばかりにオーヴァードにされた、と」 |
素体 | 16 | |
衝動 | 侵蝕値 | 「鍔鳴りが収まらん…すまんが手加減は出来そうにない。閻魔に口ぐらいは利いてやるから、悪く思うなよ」 |
殺戮 | 18 | |
その他の修正 | 8 | 実験体+5、リタイアード+3 |
侵蝕率基本値 | 42 |
能力値
肉体 | 1 | 感覚 | 10 | 精神 | 1 | 社会 | 1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シンドローム | 0+1 | シンドローム | 3+2 | シンドローム | 1+0 | シンドローム | 0+1 |
ワークス | ワークス | 1 | ワークス | ワークス | |||
成長 | 成長 | 成長 | 成長 | ||||
その他修正 | その他修正 | 4 | その他修正 | その他修正 | |||
白兵 | 射撃 | 1 | RC | 交渉 | |||
回避 | 知覚 | 1 | 意志 | 1 | 調達 | 1 | |
芸術:作刀 | 情報:FH | 1 |
ロイス
関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Dロイス | 実験体 | ― | 能力値に+4(自由に割り振り可)。侵蝕率基本値+5。 | ||||
??? | 記憶の中の誰か | 懐旧 | / | 疎外感 | 酷く大切だったような気がする。「…なんの記憶なのかは知らないが、俺は必ず取り戻してみせる。…それが、模造品にできる精一杯の存在証明だからな」 | ||
忌み子 | 啜刀・首顕 | 有為 | / | 嫌悪 | 己が拵えたとは信じたくもない、禍々しき一振。「変化ってのは大抵が不可逆だ。…多分、俺も例外じゃあない」 | ||
― | |||||||
― | |||||||
― | |||||||
― |
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
光の舞踏 | 1 | メジャーアクション リアクション | 〈白兵〉 | ― | ― | 武器 | 2 | ― | |
組み合わせた判定は【感覚】で判定を行える。 | |||||||||
コンセントレイト:エンジェルハィロゥ | 3 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | ― | |
組み合わせた判定のクリティカル値を-LV(下限値7)。 | |||||||||
贋作師 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
一度でも見たことのある物品の完璧な複製品を作成する。ただし、実際の効果は持たず、1週間ほどでただの土塊になる。GMは必要と感じたなら〈RC〉による判定を行わせてもよい。 | |||||||||
成分分析 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
物体の構成要素やその性質を即座に把握できる。GMは必要と感じたなら〈RC〉による判定を行わせてもよい。 |
コンボ
夜叉
- 組み合わせ
- 《光の舞踏》+《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 武器
- 侵蝕値
- 4+1D
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 10
- 5
- -1
- 40
- 10
只管に疾く、何処までも重い一撃。影が一拍遅れるとすら称されるその一撃は、そこらのオーヴァードでは逃れることすら能わず。
武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
啜刀・首顕 | 15 | エンブレム 白兵 | 〈白兵〉 | -1 | 20 | 3 | 至近 | 刀匠・柳瞥斎叢涯、渾身の一振。眼を灼く程に眩く光を反射する刀身、針のように鋭く真っ直ぐな直刃、拭い切れぬ返り血がそのままこびり付いたかの如き湯走り文様…日本刀について詳しくなかろうと、所謂霊感の類を持ち合わせた者ならばひと目で分かるだろう。この刀は、妖刀だ。 元データは暴走剣。装備中、暴走を受ける。この暴走は、この武器を装備から解除するまで回復できない。優良兵器反映済み。 |
一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
†ヴァイスブランド | 35 | エンブレム/一般 | ― | 行う攻撃の攻撃力に+10。バッドステータスを受けている間、更に+10。 | |
優良兵器 | 15 | エンブレム/一般 | ― | 常備化している武器1つの攻撃力+5、命中+2。暴走剣を選択。GMが許可すればプリプレイに選択し直せる。 | |
ダイドウェポン | 40 | エンブレム/一般 | ― | 常備化している武器ひとつ(暴走剣を選択)で攻撃を行う際に使用。クリティカル値を-2(下限値5)。判定後侵蝕率+1D。 | |
死体漁り | 5 | エンブレム/一般 | ― | †ヴァイスブランドを取得。 | |
アナザーフェイス | 5 | エンブレム/一般 | ― | リタイアードを取得。 | |
リタイアード | 5 | エンブレム/一般 | ― | ゼノスネットワークを取得。侵蝕率基本値+3。 | |
ゼノスネットワーク | 10 | エンブレム/一般 | ― | 暴走剣、ダイドウェポン、優良兵器を取得。 | |
アイテムケース | 1 | 一般 | ― | 暴走剣をオートアクションで装備できる。 |
経験点計算
能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用/合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 44 | 130 | 0 | 174 | 0/174 |
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
容姿
全体的に細身、細目でキツネっぽい顔付きの中性的なイケメン。やや癖っ毛であり、しかもかなり伸び放題。後ろ毛はポニーテールにまとめ、前髪は横に流すという地味に頭のおかしい髪型をしているが、それでもサマになって見えるのでイケメンとはズルいものである。また、左目の下に幼少期に負った傷跡が残っている。
刀匠ではあるが常日頃から和服を着ているかと言われればそうではなく、寧ろ普段はTシャツにジーパンといったラフな格好のことが多い。変な髪型にラフな服、ギターケースに偽装したアイテムケースも相俟って、その姿は売れないビジュアル系バンドのギターボーカルのようにも見える。一生作務衣着てろ。
経歴
彼の経歴は謎に包まれている。というのも、ある日突然無から湧いて出たかのように現れ、彼自身も記憶の殆どを失っていたのだ。彼が覚えていたのは己の名前と、自分が刀匠であること、そして身に染みついた刀を振る技術だけだった。当然戸籍やら何やらの生活基盤などある訳もなく、途方に暮れる彼に最初に接触したのは、奇妙なことにゼノスであった。彼が実はレネゲイド絡みの存在だったのか、モルフェウスの能力に頼らず刀を作れる人間が欲しかったからか、はたまた身内のやらかしの尻拭いか…理由はプランナーの深謀遠慮がどう転ぶか次第だが、兎角彼はゼノスの援助を得られる運びとなった。ゼノス内でも身に染みついた作刀の技術を存分に発揮し、その中でEXレネゲイドなどの技術にも触れていった彼は、「モルフェウスに頼らずに業物を作り出す刀匠」としてじわじわと裏社会で名が売れていく。
その頃、FHセル“サウガス”では大問題が起きていた。このセルはEXレネゲイドなどに感染した物品の研究・複製を担当する研究セルであったのだが、その長であったマスターエージェント“マスターフォージ”がUGN奇襲を受け落命したのだ。“サウガス”セルは“マスターフォージ”の複製技術を活かす為作られた少人数セルであったこともあり、彼の死によりセルは大きく揺らぐ。何とかして“マスターフォージ”の技術を蘇らせなければ。そう考えた彼らは、涯咲に目をつけた。ゼノスの庇護下(あるいは監視下)にあるとはいえ、所詮彼はただの人間。戸籍もないから事後処理も楽だし、何よりその優れた刀匠としての腕前は、“マスターフォージ”の業を受け継ぐに充分に値すると判断されたのだ。かくしてある日の夜半、彼は“サウガス”セルの精鋭によって秘密裏に拉致され、“マスターフォージ”の記憶と業前、そして果てなき悪意を引き継ぐ為、実験的な特殊記憶処理を受けることとなった。
目が覚めた時、彼は大きく混乱した。頭の中に、自分のものでは無い記憶がある。ただでさえ忘れかけていた自分本来の記憶は、最早残滓程度にしか残らず、悪意と殺意に満ちた記憶が頭の中を埋め尽くしている。頭の中の「ナニカ」に導かれるまま、彼はよろよろと歩き出し、そして…工房に辿り着く。「あぁ、そうか---」彼は直観的に理解した。理解“してしまった”。これが、己の成すべき事なのだと。忌まわしき武器を作り、それを手に取り、思うがままに振るい、殺す。それこそが己の命が燃やされ続ける唯一つの目的なのだと。
彼は“マスターフォージ”の代替品として多くの武器を作り出した。記憶と同時についでのように植え付けられたオーヴァードとしての権能をも存分に振るい産み出される武器は、“サウガス”セルの戦力を無視出来ないほどに引き上げた。特に、遺跡から12本のみが発掘され、その殆どが散逸してしまった強力なアーティファクト、「雷将神器」の安定複製の成功は、最早“サウガス”セルに留まらずFH全体に取って大きな利益となったという。…だが、彼は満たされなかった。“マスターフォージ”の記憶ですら塗り潰せない、大きな2つの空虚…ひとつは刀鍛冶としての本能が、そしてもうひとつは喪われた本来の記憶が、彼を喚んでいたのだ。
FHにおいて、欲望は何より優先される。既に充分な成果を上げていた彼ともなれば尚の事。欲望の片割れを満たす為、彼はオーヴァード能力に頼らず1本の刀を拵える事にした。魂の奥底に染み付いた業で、熱い鋼を打ち、叩き、己の魂の形に成型していく。本能のままに、これこそが己の本来の形だと信じて。…刀には、刀匠の魂の形が現れるという。本来ならば、野を吹き抜ける一迅の風の如き美しい太刀が出来上がる事だったろう。だが、出来上がったソレは…ドス黒い悪意に芯まで侵されたソレは。紛うことなき、「妖刀」だった。…涯咲は、壊れたように乾いた笑いを上げた。もう、自分は元には戻れないのだと。魂の奥底まで“マスターフォージ”の悪意に侵されてしまった自分は、最早…ただのバケモノ、なのだと。そう悟ってしまった彼は、これまで以上に淡々と“マスターフォージ”としての仕事に精を出すようになった。最早かつてのように燦然と輝く焔はなく、ただ埋火が燻るのみ。だが、まだ彼は諦めてはいない。もうひとつの欲望…喪われた過去を取り戻した時、彼は再び人間に戻れるかもしれない。そんな儚い一縷の望みに賭けて、彼は今日も魂を込めて刀を打ち続ける。それこそが、“マスターフォージ”でない、己の存在証明であると信じて。
「俺は知りたいんだ…己が何だったのか。その為に言葉は要らない。交わる刃で語り合うとしよう」
「あまり動くな、狙いがブレる。無用な苦痛は味わいたくないだろう?」
FH“サウガス”セルにて武器の製作・複製を担当する男性。マスターエージェント“マスターフォージ”の記憶と技量を継承しているだけあり、その能力は確か。好物は鯖。
記憶を失った状態のところをゼノスに保護され、身に染み付いていた技術を以て刀匠として活動していた経歴を持つ。かつて“サウガス”セルの実質的リーダーであった“マスターフォージ”が死亡した時、その技術を継承させる為の素体としてFHに選び出されたのが彼だった。その腕前は元々確かであったが、“マスターフォージ”の技術と悪意を継承したことで修羅として完成を見たと言われる。彼の生み出す武器はどれも「人を殺す」ことに特化したような冷たく美しい輝きを纏っているとされ、その高い信頼性も相俟って多くのエージェントから支持を集めている。またただ武器を作るだけでなく、既存の武器の複製を行うこともある。“マスターフォージ”の真骨頂はまさにここにあり、EXレネゲイドに感染した品や未知の技術が用いられたアイテム、果ては一部の“遺産”であっても複製出来てしまうという。特に“雷将神器”と呼ばれる鉾型武器の量産成功はFH上層部にまで衝撃を与えた。
また彼は鍛冶師としてのみならず、剣士としても強いというインチキ性能を誇る。己が生み出した業物のポテンシャルを最大限に引き出せるのは己とばかりに、凡庸な剣士では見切ることすら困難な速度で刀を振るう姿は、敵味方を問わず“夜叉”のようだと恐れられている。居合の動きを織り交ぜた独特の剣術を組み合わせることでその破壊力はさらに跳ね上がっており、ただ一撃で首の骨をも断ち切るほどだという。
しかしそれ程の実力とFHへの貢献を兼ね備えていながら、FHの活動そのものにはかなり懐疑的である。というのも彼は元々記憶を失っていたわけで、そこに更に“マスターフォージ”の記憶と悪意を刷り込まれたことで、ただでさえ曖昧になっていた記憶がより思い出せない物になってしまっているのだ。FHへの協力も半ば強制的だったようで、そりゃあ懐疑のひとつもしたくなるってもんである。彼は失われた記憶を取り戻す手がかりを掴むために現状は首輪を嵌められる状況に甘んじているものの、しかしその腹の内には確かな猜疑心・敵愾心を秘めている。過去の記憶を取り戻した暁には絶対こんな組織抜けてやるからな…と思っているかどうかは定かではないが、しかしFHにとっての脅威にもなりうるのは確かだろう。
性格は冷静沈着、基本的にはどのような相手でも余裕を持った対応をするが、しかし実際のところ結構熱い男である。元はよく笑い冗談なども頻繁に言う性格だったが、“マスターフォージ”の悪意を受け継いだことで若干テンションが下がっているようで、現在は会話は必要最低限、あまり笑うことも無くなってしまった。また刀匠としての仕事には誇りと責任を持って取り組んでいるようで、刀と触れ合っている彼の顔は普段より一段と引き締まるが、しかしその瞳の奥はどこか穏やかですらあるらしい。失った記憶の話をする時は少々取り乱すことも。亡くした大事な何かを必死に手繰り寄せようとする様子は、まるで親を探す幼子のようであると評されることすらある。
戦闘スタイルは刀を用いた高速白兵戦。“マスターフォージ”の記憶を受け継ぐ際に受けた適合手術によって得た常人を遥かに超える反応速度を以て、己が拵えた妖刀「啜刀・首顕」の疾く重い一撃を叩き込むことをドクトリンとしている。その一撃は、生半可なオーヴァードでは避けるどころか受けることも儘ならない。しかし妖刀の作用により常時半ば暴走状態であり、それゆえか敵の攻撃を回避したり受けたりする素振りは見せず、全てノーガードで受け止めてしまう悪癖も持つ。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
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