容姿・経歴・その他メモ

脱出不可能な海難事故に遭ってしまった被害者達が、疲弊した精神で錯乱しながら願った都合の良い存在。
それが大波こなみだった。
こなみは生れ落ち、荒波から陸まで何人か人間を救出することができた。
UGNは自己を把握し、事故の被害があった人々には記憶処理が行われた。
こなみはUGNの説明を受け、その傘下に加わる。

が……

こなみは約束の時間を守らず、通信手段は水付けにし、何もかも放って、ひとりぼっちで海をさ迷った。
寂しかった。海の中、その底で寂しくて泣いた。誰も構ってくれないし、隣に居てくれないのだ。
しょうがないので、その辺を歩いていた子供を海に引きずり込んで、お話しした。
だが子供は「そろそろ時間だから家に帰る」とか言い出した。
「帰らないで」と言っても帰ろうとするので、動けなくした。
これで一緒だ！！　いつまでも一緒だ！
……子供が泣いている。慰めてあげよう。
「怖い」「寂しい」だって？　うんうん。僕も私も同じだよ……

そして事件はUGNにバレていき……

現在UGNでは大波こなみの付き人が募集されているが、応募数は伸びいていない。
人材難で有名なUGNだからなのか、それともこなみが起こした事件に恐れをなしているのか……

こなみは、未だに寂しさや孤独を癒せるパートナーを探している。
そしてそれはまだ、見つかっていない……
「さびしい……さびしいよぉ……ねぇ人間……ひとりにしないで……」


基本的には人懐っこい性格で、出会う人間を片っ端から好きになってしまうRB。
「わー人間！　あそぼ！　ずっと一緒だよ！」
好きになった人間はお手手をつないで隣に座ってもらう。以後生涯放して欲しくないそうな。
手放したくないお気に入りの人間には献身的にサポートする。
だが本質はヤンデレなため、お気に入りを誑かす邪魔な虫は排除したがる。

戦闘では津波を起こし、あわよくば敵を自分の隣へと永遠に置こうとする。

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