生まれ

甲賀出身のくノ一であり、生まれながらに忍者となるべく育てられてきた。
幼いながらも修行は大変なものであったが、生まれながらに持っていたシノビとしての本能により、彼女は訓練を行い続けた。

しかし、5歳になったある日に敵対勢力との争いに巻き込まれ重症を追ってしまう。
その結果、彼女は歩けない体になってしまった。
動けなくなってしまっては、忍者として生きていくことは難しい。
それでも彼女はあきらめず、同胞たちの訓練をずっと観察し続けていた。

そんなある日、彼女に任務が下される。
それは、学園島に潜入し技術や情報を甲賀に伝える任務を言い渡される。
忍者として使えない彼女を厄介払いのように追いやる行為ではあったが、それでも彼女はそれを受け入れ、学園島に実験素体として潜入する。

実験体時代

その潜入先は、学園島に潜伏しているFHセルの元であり、学園島の暗部の実験素体として彼女は6歳の頃に学園島に潜入した。

そして、そこで行われていた実験体として選ばれた彼女は実験を受け、無事にオーヴァードに覚醒する。
その結果、彼女はもう一度動けるようになったが、オーヴァードとしての能力はあまり強いものではなかった。
その能力は反射速度の強化だけであり、それ以外に目立った能力を得ることはできなかった。

その為、失敗作として扱われ扱いはあまりよくなかった。

剣術師匠

実験体として生活している中で彼女はとある人物に出会う。
その人物は「マスターブレイド」と呼ばれるFHのマスターエージェントだった。
彼は、FHの保有する研究所の護衛としての任務を行っており、そこで彼女と出会う。
彼が彼女に目を付けた理由は、彼女の能力と剣士としての才能を見抜いたためだ。
彼女は最強にはなることはできないかもしれないが、それでも鍛えれば自分の闘争欲を満たす相手になるかもしれないと彼は考え、彼女に声を掛ける。

彼女は最初戸惑ったが、力を手に入れ、そしてマスターエージェントとコネを作る為にも、彼女はその誘いを受け入れ修行が始まった。

その修行の内容は、刀を使った戦闘行為であったが、やはり彼女には彼と撃ち合い続け、打倒すほどの力はなかった。
だが、彼女の持つ驚異的な反射能力に目を付けた彼は、彼女に一つの事だけを極めさせることにした。
それが、現在使用している居合術だ。

そうして、彼と出会ってから5年以上もの間ただ一つの技だけを極め続けた結果、何もなかった彼女にただ一つの誰にも負けない技を手に入れる。

暗部での活動

自身が所属していた実験組織が解体されて以降、彼女は学園島の暗部に引き取られ、暗部のエージェントとしての活動を行い続けている。
その傍らで、たまに剣術の師匠であるマスターブレイドと戦闘を行うという生活を送っていた。
しかし、一年前に雷神(トール)の介入によって、任務が失敗しさらに確保対象である雷神(トール)を喪失してしまった事が原因で、彼女はより深い学園島の暗部に落ちることになった。

能力

彼女の能力は驚異的な反射神経だけであり、それ以外には人間離れした身体能力はあるが、これは能力ではなく素の身体能力である為、彼女の能力ランクはCランクとして登録されている。
そして、戦闘スタイルも自ら動くことは殆どなく攻撃を避け、相打ちでの居合しか持ち合わせていない為、負けることはないが、勝つこともない。

所持している刀

名称は雷切
この刀はマスターブレイドに認められた時に渡された刀であり、EXレネゲイドとして扱われる刀。
この刀には特別な力はなく、壊れないわけでもない。
だが、持ち主の戦う意志がある限り刀として振るうことが出来る特性を持つ。

セッション履歴