容姿・経歴・その他メモ

　アールラボに所属し、シンドロームの発症メカニズムについての研究に携わっているUGNチルドレンの少女。現場には出ず、支部から宛てがわれている自身の研究室に半ば引きこもるようにして研究に明け暮れている。

　常に気だるげで眉間に皺を寄せており、何かにつけてすぐイライラする短気な性格。コードネームの由来は彼女がエフェクトを使用する際領域一帯が青く輝くことから。本人はコードネームで呼ばれることを嫌っており、コードネームで呼ばれると一層不機嫌になる。

　“総て染める青”のコードネームは元々アールラボ研究員として同支部に勤めていた天王寺鸞という男性のものであり、彼が『オリジナルのもつシンドロームやエフェクトの特性を正確に再現した複製体の製造』という研究の一環として作り上げたデザイナーズベイビーが彼女である。天王寺鸞は既に死亡しており、彼のコードネームと一部の研究は煉が引き継いでいる。

　天王寺鸞については、「善人ぶっているが結局命をいじくり回すことに躊躇いのない研究者の鑑」「どうせ本来の家庭の方が優先度が高いくせに、自分のこともまるで同等かのような扱いをしてくるのが癪に障る」「死んでくれて清々している」とかなり悪し様に思っているが、心の片隅で唯一の肉親がいなくなった喪失感を無自覚に抱えている。

父親について

天王寺 鸞(てんのうじ らん)
CN：総て染める青(ブルーアウト)
ブリード：ピュア
シンドローム：オルクス

　UGN日本支部のアールラボ研究員。家族には科学研究所の研究員であるとカヴァーを流している。

　エフェクトの発現メカニズムを主な研究分野とし、特に複製元(オリジナル)のもつシンドロームやエフェクトの特性を正確に再現した複製体の製造について研究していた。エフェクト発現のメカニズムとその規則性の核心に近いところまで辿り着いており、自身の複製体を製造して仮説を裏付ける実験を行っていたが、残念ながら完全な成功例は1体のみ。

　しかし、その研究成果に目を付けたFHから刺客を差し向けられ、抵抗虚しくその命と研究成果のデータを奪われた(※実際に奪われたかどうかは変更する可能性有)。彼の死後、複製体に関する研究は凍結されている。

　実験に成功した、彼のエフェクトの全てを再現した複製体は天王寺煉(てんのうじ れん)の名を与えられ、現在はUGNチルドレン兼アールラボ研究員として今は亡き彼のコードネームと凍結されなかった研究を引き継いでいる(※他の複製体は遺伝子に欠陥が見られ、ほとんどが死産・早死している)。

　非常に家族思い。己の複製体である煉のことも娘として可愛がっていたが、様々なすれ違いから彼女からは毛嫌いされる。それでも親として可能な限りの愛情を注いだが、終ぞその想いは伝わらぬまま死別することとなった。

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