“ライオンハート”ハル・ナッツ
プレイヤー:ミア
【タンポポの花言葉】
『別離』───
『真心の愛』───
『幸せ』
- 年齢
- 14
- 性別
- 男
- 星座
- 牡羊座
- 身長
- 159cm
- 体重
- 52kg
- 血液型
- B型
- ワークス
- ゼノスレネゲイドビーイング
- カヴァー
- 旅人
- ブリード
- トライブリード
- シンドローム
- ウロボロス
- エグザイル
- オプショナル
- ブラム=ストーカー
- HP最大値
- +5=33
- 常備化ポイント
- 14
- 財産ポイント
- 9
- 行動値
- 6
- 戦闘移動
- 11
- 全力移動
- 22
経験点
- 消費
- +189
- 未使用
- 10
ライフパス
出自 | 世界と人を知るために、旅を始めた。 | |
---|---|---|
人類への興味 | ||
経験 | 綺麗なもの、汚いものをたくさん見た。哀しい想い、楽しい想いをたくさんしてきた。あと死にまくった。 | |
旅 | ||
邂逅 | 旅の途中、たくさんの人に悪意をぶつけられ傷付いた。たくさんの人の善意に触れ助けられた。 | |
恩人 | ||
覚醒 | 侵蝕値 | タンポポのレネゲイドビーイング。ハル的にはダンデライオンのほうがカッコ良いから好き。 |
生誕 | 17 | |
衝動 | 侵蝕値 | 人を傷付けることを嫌う。悲劇や運命を嫌悪する。 |
嫌悪 | 15 | |
その他の修正 | 9 | イージーフェイカー:+1ヒューマンズネイバー:+5 【虚】崩壊のスフィア:+3 |
侵蝕率基本値 | 41 |
能力値
肉体 | 3 | 感覚 | 2 | 精神 | 2 | 社会 | 5 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シンドローム | 1+2 | シンドローム | 1+1 | シンドローム | 2+0 | シンドローム | 0+1 |
ワークス | ワークス | ワークス | ワークス | 1 | |||
成長 | 成長 | 成長 | 成長 | 3 | |||
その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
白兵 | 1 | 射撃 | RC | 1 | 交渉 | ||
回避 | 1 | 知覚 | 意志 | 調達 | 2 | ||
情報:ゼノス | 1 |
ロイス
関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
― | |||||||
― | |||||||
― | |||||||
― | |||||||
― | |||||||
― | |||||||
― |
メモリー
関係 | 名前 | 感情 | |
---|---|---|---|
思い出 | 旅 | 楽しい! | 色んな場所を見て、色んな人と出会って――全部、オレの大事な思い出だぜ! |
記憶 | セシリアと子どもたち | 約束 | どうにもならないこともこの世界には山ほどあるってわかってる。それでも、オレは絶対諦めない。ソフィーナを助けてみせる! |
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
【基本】 | |||||||||
リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇。 | |||||||||
ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
非オーヴァードをエキストラ化。 | |||||||||
【イージー】 | |||||||||
イージーフェイカー:空の楽器 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 効果参照 | 視界 | ― | ― | |
大気そのものを楽器やスピーカーに変える。人間ミュージックプレイヤー。 | |||||||||
傍らの影法師 | 1 | メジャーアクション | ― | 効果参照 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
影を立体化させ使役する。見た目はポンデライオン、名前はカバ丸。 | |||||||||
【レネゲイドビーイング】 | ― | ||||||||
ヒューマンズネイバー | 1 | 常時 | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | RB | |
衝動の判定ダイスを+[LV×2]個。変異暴走なのでしばらく意味はない。むしろ基礎侵蝕5点増えて重い。 | |||||||||
オリジン:レジェンド | 1 | マイナーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 2 | RB | |
精神の達成値を+[LV×2]個。あったらわりと便利。 | |||||||||
【一般】 | |||||||||
崩れずの群れ | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 2 | ― | |
カバーリングを行う。1MPに1回までなので注意やで、戦闘中よくこの効果を忘れる。 | |||||||||
命のカーテン | 2 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 4 | ― | |
<崩れずの群れ>を宣言する前に使用。10М離れたキャラクターにカバーができる。地味にシナリオLV回。あと地味に侵蝕重いなこいつ…。 | |||||||||
∟守護者の巨壁 | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 6 | リミット | |
攻撃の命中判定の直前に使用。その攻撃の対象を「対象:単体」とし自身のみに変更する。シナリオ1回。エグザイル三種の神器の一つ目。これがないと始まらない。 | |||||||||
デビルストリングス | 2 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 6 | ― | |
オートエフェクトを打ち消す。ただし、エネミーエフェクト、及び「制限:-」以外のエフェクトは打ち消せない。シナリオLV回。前提がストリングス、リミットがスレッド。たまにどっちがどっちかわからなくなる。 | |||||||||
∟デビルスレッド | 2 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 4 | リミット | |
80、100、ピュア、リミットのエフェクトを打ち消す。シナリオLV回。エグザイル三種の神器の二つ目。同時に使うとそれだけで侵蝕10上がる、なんてこったい。 | |||||||||
異世界の因子 | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 効果参照 | 至近 | 5 | 80% | |
シーン内で使用されたエフェクト取得、ただしエネミーエフェクトとピュアエフェクトは除く。シナリオ1回。エグザイル三種の神器の三つ目。あまりにも便利で器用で大好き愛してる。 | |||||||||
ハイブリーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 6 | 120% | |
エフェクトの使用回数を回復、その後回復させたエフェクトの侵蝕値分HPを失う。シナリオ1回。ブラムの存在意義とも言える。 | |||||||||
【虚】崩壊のスフィア | 3 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 2D10 | 120% | |
対象が行いダメージロールの直前に使用。そのダメージに+[Lv×2D10]する。シナリオ1回。チナちゃんで擦り散らかしたこのエフェクトをまた採用する日が来るとは…。 | |||||||||
【蛇】月光の奏者 | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 2d10+2 | 120% | |
対象[単体]が行うドッジの判定を自動成功か自動失敗にする。シナリオ1回。こんなに早く取ると思ってなかったやつ。おかえり、ルーナ( | |||||||||
マリシャスブラッド | 2 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 6 | 嫌悪、120% | |
エネミーエフェクトと制限120%以外のオートエフェクトを打ち消す。シナリオLV回。なぜかルーナが持ってなかったやつ。本当にどうして…。 |
コンボ
ライオンカバー
- 組み合わせ
- 《崩れずの群れ》+《命のカーテン》
- タイミング
- オートアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 単体
- 射程
- 至近or10m
- 侵蝕値
- 2or6
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
・カバーリングを行う。1MPに1回まで。
・カバーリングの射程を10mに変更する。シナリオLV回。
ライオンバリアー
- 組み合わせ
- 《守護者の巨壁》
- タイミング
- オートアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 自身
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 6
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
攻撃の命中判定の直前に使用。その攻撃の対象を「対象:単体」とし自身のみに変更する。シナリオ1回。
ライオンブラッド
- 組み合わせ
- 《デビルストリングス》+《デビルスレッド》or《マリシャスブラッド》
- タイミング
- オートアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 6or10
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
・オートエフェクトを打ち消す。ただし、エネミーエフェクト、及び「制限:-」以外のエフェクトは打ち消せない。シナリオLV回
・80、100、ピュア、リミットのエフェクトを打ち消す。シナリオLV回
ライオンパワー
- 組み合わせ
- 《異世界の因子》
- タイミング
- オートアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 効果参照
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 5
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- 80%
・シーン内で使用されたエフェクト取得、ただしエネミーエフェクトとピュアエフェクトは除く。シナリオ1回
ライオンハート
- 組み合わせ
- 《【虚】崩壊のスフィア》
- タイミング
- オートアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 2d10+1
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- 120%
・対象が行うダメージロールの直前に使用。そのダメージに+[Lv×2D10]する。シナリオ1回。
ライオンフラッシュ
- 組み合わせ
- 《【蛇】月光の奏者》
- タイミング
- オートアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 2d10+2
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- 120%
・ドッジを自動成功か自動失敗にする。シナリオ1回
防具 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 行動 | ドッジ | 装甲値 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カジュアルジャケット | 4 | 防具 | 0 | 0 | 1 | この防具を装備している間、あなたが行なう戦闘中以外のあらゆる判定のダイスを+1個し、達成値に+1する。 |
一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
【コネ】 | |||||
コネ:手配師 | 1 | コネ | 調達の判定ダイス+3個。シナリオ1回。 | ||
コネ:調理長 | 5 | コネ | メジャーアクションで使用する。あなたのHPを10点回復する。あるいは、あなたの侵蝕率を-3%する。 この効果は1シナリオに1回まで使用でき、戦闘中は使用できない。 | ||
【ユニークアイテム】 | |||||
ゾディアックユニット-オフィウクス- | 50 | 効果:オートアクション。装備している武器あるいは防具を1つ選択する。 このシーンの間、選択したアイテムを装備している間以下の効果を得る。 この効果を使用すると侵食率が5点上昇する。 また、他のゾディアックユニットと名がつくアイテムと同時に取得出来ない。 『プリプレイに「タイミング:常時」およびエネミーエフェクト以外の「制限:-」か「制限:120」のエフェクトを1つ選択する。 あなたは選択したエフェクトを使用出来る。レベルは1とする。(侵蝕率によるレベル上昇の影響は受ける) ただしこの効果で選択したエフェクトは「制限:120」となり、エフェクトの侵蝕値は+2される。』 | |||
支部連絡用SNS"イナギ" | 5 | シーンに登場している稲城市支部所属のキャラクターが判定を行なった直後に使用する。 その判定の達成値を+2する。 この効果は1シナリオに1回まで使用できる。 | |||
おもち大福 | 10 | 使い捨て | 「タイミング:オートアクション」かつ、「1シナリオにLV回使用できる」エフェクトを使用する直前に使用する。 そのエフェクトの侵蝕率を-1(最低1)する。かつ、そのエフェクトの使用回数を消費しない。 | ||
デモンズシード | 3 | その他 | 【虚】崩壊のスフィアを指定。エフェクトの最大LVを+1する。 | ||
【エンブレム】 | |||||
聞耳頭巾 | 5 | エンブレム/一般 | あなたが〈情報:~〉判定を行う直前に使用する。その判定のダイスに+2個する。シナリオ3回。 | ||
◎土筆の戦術プログラム | |||||
「活性訓練基礎Ⅰ」 | 【活性】 | 必要TP:1 | 前提条件:なし 効果:最大HPを+5する。 | ||
「活性訓練応用Ⅰ」 | 【活性】 | 必要TP:1 | 前提条件:活性訓練基礎Ⅰ 効果:バックトラックのダイスを振る直前に使用する。侵蝕率を-3%する。 |
経験点計算
能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用 |
---|---|---|---|---|---|---|
30 | 2 | 169 | 78 | 30 | 309 | 10/319 |
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
0-59 | 60-79 | 80-99 | 100-129 | 130-159 | 160-199 | 200-239 | 240-299 | 300- | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ダイス | +0 | +1 | +2 | +3 | +4 | +5 | +6 | +7 | +8 |
Efct.Lv | +0 | +0 | +0 | +1 | +1 | +2 | +2 | +2 | +2 |
容姿・経歴・その他メモ
〈設定一覧〉
【基本設定】
■ダンデライオン
男は花だった。
人は死者に花を手向ける。その魂が安らかに眠れることを祈り、遺された人の哀しみを慰めるために。
そうした人々の想いと共に捧げられた数多の花、それらが意志を持ち人の形となったレネゲイドビーイング。それが男の成り立ち―――……なんてことはなく。
墓前、事故現場、慰霊碑。それらのすぐ近くで石を跳ね除け、アスファルトの隙間から逞しく咲いていたダンデライオン―――もとい"タンポポ"の花がレネビになったもの。それが男の成り立ちだった。
●旅立ち
ともあれ男は人の姿で命を持った。しかし、だからこそ生まれてすぐに悩むこととなった。
死者に手向けられた花たちが形となったのならわかる。きっと人々に鎮魂や慰安を望まれたのだろう、と。ならその為に生きようと思える。
だが男は人知れず地べたで咲いていただけの存在だった。なぜ自分は生まれたのか、何の為に生きれば良いのか。考えても考えても答えは出ず、一時間くらいは悩み続けた。
(うち30分くらいは、難しいことを考え過ぎて頭が痛くなったので昼寝した)
そして、ふと思いついた。
「そうだ、旅に出よう」
どうせ考えても答えなんて出ないんだから悩むのをやめよう、と。
それなら旅をして、世界や人を知ればそのうち答えが見つかるだろう、と。男は考えたのだ。
この考えに至った時、男は自分のことを
「なんて冴えたやつなんだ!オレはもしかしたら天才なのかもしれない!」
と自画自賛した。
とりあえず男はとても前向きだった。同時に単純バカだった。
そして旅立ちから30分後。目についた飲食店に立ち寄り、初めて知る食事にすごく感動した後。無銭飲食の罪で、警察に連れて行かれた。
●旅
それから男は自分の名前をハル・ナッツと決め、14年ほど世界を旅して回った。
だが何も知らない無垢なハルが生きていくには、世界はあまりに過酷だった。
何度も死にかけた、というか死にまくった。
野生動物に無謀に挑んで返り討ちにあったり、足を踏み外して崖から転落して死んだり、人の悪意に晒され理不尽に殺されたり、ふつーに毒キノコを食べて死んだりとか、なぜかキノコが爆発して死んだりもした。
生まれた時から貧しくて、満足に栄養を取れないままに死んでいく赤子を見た。生きていく為に、罪を犯し悪の道に堕ちなければならなかった子どもを見た。暴力や権力を振り翳され、為すすべもなく死んでいく大人を見た。
それでも、ハルは旅を続けた。何度死んでも蘇生した、何度哀しい想いをしてもその度に前を向いた。
ハルにとって、旅は楽しいものだったからだ。
透き通るような青い空が綺麗だった。砂漠の星と夜明けの朝焼けが綺麗だった。人の作った街並みとその営みが綺麗だった。
両親から祝福されて、産まれてきた赤子を見た。見ず知らずの自分に、食べ物を恵んでくれた子どもを見た。ボコボコにリンチされてる時に、助けてくれた大人を見た。
世界はどうしようもなく汚くて、人は悪意に満ちていると識った。
だけど、それだけじゃないと。世界は言葉にできないほど綺麗で、人は善意にだって溢れていると識っていった。
旅を続けて行くうちに、ハルの中に確かな"なにか"が芽生えていった。
●笑顔のために
いつの頃からか、ハルはこう思うようになっていた。
人の泣いてる顔を見たくない、と。
泣いてる顔よりも笑顔の方が良い、と。
それは、自分がまだ人知れず咲いていた花だった頃。
死者を想って泣く人たちを見てきたから。そして、死者を想って思い出話に花を咲かせながら笑う人たちを見てきたから。
なにより、実際に旅をして。泣いてる人や、笑う人たちをたくさん見てきたから。
………こっちの方が良い。哀しい想いをして泣くよりも、楽しい想いをして笑う方が良い。
誰だって哀しい想いをするために生まれてきたわけじゃないはずだから。暗い場所じゃなくて、陽の当たる場所で楽しく生きていたいはずだから。
「オレはきっと、たくさんの人を笑顔にするために生まれてきたんだ」
それが旅の中でハル・ナッツが見出した、自分の根っ子だった。
だからもし、そんな自分に戦うべきものがあるとしたら。それは悪人でも、悪意でもなく。この世界と人を取り巻く大きな"なにか"。
抗いようのない強い流れ。変えることのできない悲劇。誰もが望んだ道を選択出来るわけじゃない―――そんな"運命"そのものだと。
【Relation Data】
名前:ハル・ナッツ(Haru Natz)
性別:男 年齢:14
ブリード:トライブリード
シンドローム:ウロボロス/エグザイル+ブラム=ストーカー
ワークス/カヴァー:ゼノスレネゲイドビーイング/旅人
所属:ゼノス→UGN東京稲城市支部
コードネーム:ライオンハート
誕生日:3月23日
身長/体重:159cm52kg
好きなもの:人の笑顔、旅、音楽・料理・スポーツ・読書…etc.etc.。
嫌いなもの:運命、悲劇、牛乳
苦手なもの:人の涙、戦い、勉強
【ハル・ナッツ台詞集】
一人称:オレ
二人称:オメー、テメー、アンタ
口調:~だ、〜ぜ、〜じゃねぇか、〜だろ?
粗野で人によっては乱暴と取られてもおかしくない口調。
敬語で話すのが苦手、取って付けたようような"です"だったり、体育会系のような"ッス"が混じる。
あまり良く知らない相手にはアンタ、親しくなるとオメー、良く知る敵にはテメーなどになる。
挨拶1「ハル・ナッツだ。ハルって呼んでくれよ、よろしくな!」
挨拶2「あー…腹減ったぁ。ちょっと早いけど飯にしようぜ!なぁ、良いだろ?なっ、なっ!」
好感度(弱)「おっ、なんか困り事か?手伝うぜ。オレに出来る事ならなんでも言えよ、力になるからさ」
好感度(中)「なぁ?ふと思ったんだけどよ、オレたち最近なんか良い感じだよな!最強無敵のコンビってやつだったりしねぇか!?」
好感度(強)「オレが守って、オメーが決める!そうすりゃ絶対上手くいくさ!背中は任せとけ!!」
プライベート「あー今日は何しようかな。なんか身体動かしたい気分でもあるし、本も読みてぇな。それとも歌でも―――……え゛っ、勉強…!?いや、その……勉強すると頭痛くなるんだよな……オレ」
ビジネス「どんな仕事だって、オレたちが力を合わせればきっとこなせるさ。よし、張り切って行こうぜ!」
会話1「旅の思い出?おー!良いぜ、良いぜ!なんでも聞いてくれ、話したいことがたくさんあるんだ!」
会話2「趣味か?そうだなぁ、楽しいことならなんだって好きだぜ。けど一番は音楽かな、音楽ってすげぇんだ!話す言葉が違ったって、お互いの気持ちがはっきりと通じるんだよ!」
会話3「……人が泣いてるところを見るのは嫌なんだ。オレはオレの目に映る人たちみんなに、笑顔でいて欲しい。めちゃくちゃ楽しそうに、バカみたいに笑っててほしいんだ」
【稲城市支部に来た経緯】
旅をしてる最中、ゼノスのレネビに出会う。
「えっ、お前ゼノス入ってねーの?レネビなら入っておいた方が良いぜ?」
ハ「入るとなんか良いことあんのか?」
「レネビでも働ける求人情報載ってるアプリに登録できるぞ」
ハ「マジかよ、入る入る!」
そしてゼノスに入ったは良いものの、プランナーの理想とかはよくわかんなかったため。
ただ在籍してるだけの幽霊部員ならぬ幽霊下っ端エージェントになり、旅を続け。
ハ「また旅費が尽きてきたな…どっか稼げる求人―――おっ、稲城市支部の食堂?まかないあり!?ヨシ、ここだ!!」
結果、CP開始数か月前から稲城市支部の食堂でバイトとして働いていた。
なおあくまで調理師としての採用なので、当然エージェントとして働くような仕事は全くしてなかった。
〈裏設定〉
【モチーフ】
タンポポの花とライオン。どこにでもいるふつーの凡人というのがハルの基本骨子。
それをレネビとして形にするならで思いついたのが、どこにでも咲いているタンポポの花。
みんなも一度はアスファルトやコンクリの隙間から、根を伸ばしているタンポポを見たことがあるのではないでしょうか。
そんな逞しさや生命力を感じられるような元気な少年を描けたら良いなぁと思ってます。
こいつまた花を擦ってんな……もう何度目だよ(呆れ)
【性格・容姿】
よく笑い、よく怒り、よく食べ、よく寝て、よく遊ぶ。
とにかく感情に素直で、裏表が無く明るくやんちゃで前向きなやつ。
音楽も料理もスポーツも読書も好き、とにかく楽しそうなことならなんだって好きで興味を持つ。
一方、勉強や頭を使うことはすごく苦手。つまりバカ。
背が低いのを気にしているため、チビと言われると怒る。
生まれた時から一年に1cmくらいは伸びてるらしい。
なお、なんでも食べるけど牛乳だけは嫌い。出されたらがんばって飲む。
髪色:オレンジ
→タンポポの花弁の色。
瞳の色:黄色
→ライオンの瞳の色、タンポポの花弁の色。
髪型:前から後に靡いていて毛先が跳ねまくってる。
→ライオンのイメージ
トップス:緑色のノースリーブ
→タンポポの葉、茎のイメージ
ボトムス:赤茶色のカーゴパンツ
→土のイメージ
バンダナ:片腕に白色。
→タンポポの綿毛のイメージ。
ネックレス:羽根と琥珀。
→旅の思い出のイメージ。
【属性(成分表)】
P:明るい、元気、前向き、やんちゃ、タフ
N:バカ、単純、能天気、馴れ馴れしい、チビ
【衝動】
ハルは墓前、事故現場、慰霊碑などの傍で咲いていたタンポポの総身ともいえる概念。
人の泣いているところをあまりにたくさん見てきたため、その哀しみが存在そのものに根付いている。
結果、善人悪人関係なく人を傷つけること、哀しませるようなことそのものに強い忌避感を感じており、嫌悪衝動という形で発露している。
言い換えると、こいつは優しいけどビビりのヘタレ。戦いに対する覚悟が足りていない未熟な"少年"。
それが攻撃エフェクトを取得していないというビルドに反映されている。
ハル本人は攻撃エフェクトを取得したいと思っているものの、どうしても上手く行かず自分には才能がないんだと思い込んでいる。
また人を傷つけたくない、という嫌悪を制御出来ていないのは。戦闘面においても変異暴走という形で示唆してたりする。
(嫌悪の変異暴走は達成値-10なんですってよ、奥さん。殴らないならまったく問題ないやん!!最強!!!)
さらに裏話:TちゃんがTRUTHちゃんだと判明した時のミアの内心。
「やっば………ハルのハードルばちくそに上がったやん………え、私これの後に殴れないビルドやんの???」
【稲城市支部に来た経緯:裏話】
ミ「オペリアとは初対面ってことにしたいけど、経緯どうしようか
なぁ。
せや!初めから稲城市支部でバイトとして働いてたことにしよう!
ゼノスネットワークにレネビでも働ける求人情報が載ってることに
して……いや、さすがにこれは無理あるやろ(諦め)」
ア「良いよ!(寛大)」
ミ「良いの…!?!?!?」
アリス、いつも本当にありがとう(
履歴
〈ハルの日記〉
『前日譚』
……やっべえことになった。なんかゼノスから稲城市部のエージェントになれーみたいなわけわかんねぇ連絡が来た。
え、なんで…?しかもゼノスの代表扱いらしいし、自慢じゃねえけどオレ全然強くねぇぞ…!!まともに攻撃もできねぇし、他に向いてるやつが絶対いるだろ…!?
んー……たまたまオレが稲城でバイトしてるからなのかなぁ?それとも―――……ああ、くそっ!考えてもわかんねぇや!
決まったからには仕方しかねぇんだし、やるっきゃねぇよな!ゼノスに入ってから、※アプリは使わせて貰ってんのに、エージェントとして何にもしたことねぇのはやばいんじゃねぇかな…?とは思ってたし。それにきっと色んなやつと仲良くなれるチャンスでもあるしな!
よしっ、なんとかなるだろ!とりあえず前向きに―――……あ゛っ!?オレがエージェントとしての仕事したら、フウカとジュリに迷惑かけちまうよな。どうしよ…?
追記:フウカ曰く、オレが抜けてもなんとかできるらしい。前にいたところではフウカとジュリは今の5倍の量をやってたとか…。マジですげぇ……それはそれとして、エージェントとしての仕事がない時は今まで通りこっちの仕事もがんばらねぇとな!
※アプリ→ゼノスネットワークのこと。スマホにインストールされていて、有益な情報がゼノスから共有されている。ハルはもっぱら、レネビでも働ける求人情報を調べる事に使っていた。
○○○
○・ω・○ がおー
○○○
.c(,_uuノ
『自己紹介』
なんかもうすごかった。色んなやつがいて、色んな事があって頭がパンクしそうなくらいだぜ…!!
こーがい…なんとか世界とか、並行世界?とか、そういうのは良くわかんなかったけど。ようは、オレが今生きているのとは別の可能性っていうか未来になった世界があって、そいつらはオレたちの世界が欲しくて、攻めて来てるらしい。
……なんだろうな、こういう話を聞いたり、目の当たりにするとなんだかすげぇやな気分になるぜ。旅してる最中にも、色んな国で結構そういう問題見てきたしな。
向こうの世界の奴らは、ちゃんと飯食えてんのかなとか、ひもじい思いして暮らしてたりすんのかなとか、オレたちの世界に攻めて来てるのだって、そうしないと生きていけないから、仕方なくてやってるだけだったりしねぇかなとか。
もしそうなら、ちゃんと話が出来たら。なにも戦ったりしなくたって、お互い上手くやっていける方法だってきっと探せるはずだよな!
もちろん、そう簡単に上手くいくような事じゃねぇと思うけど。それでもそっちの方がずっと良いし、そのつもりでオレは頑張るぞ!
よしっ!なんかちょっと辛気臭い気分になっちまったし、今日会ったみんなのことざっくりと書いておくか!
秋久さん
支部長。スーツをびしっと着こなしてて大人の女!って感じの人かと思ったけど、なんか途中ショッピング?のサイトかなんか映したり、ちょくちょくあわあわしてるところがあって、むしろ安心した。あれくらいの方が、オレとしては色々と話やすいしな!あ、でもすごい優しそうな雰囲気もあって、手作りだっていう大福もすげぇ美味かったし!あーそうそう、あのでっかい白い虎!おもちっていうやつ、前から仲良くなりたかったんだよなぁ!っていうか、見た目からしてカッコ良いよな!カバ丸もおもちくらいカッコ良い見た目だったら良かっt……いででででッ!?こら、勝手に出てきてガブガブすんじゃねえ…!!
白峰さん
副支部長。 眼鏡が似合う大人の男って感じ。クールで格好良くてオレも将来あんな男になりたいもんだぜ。けどそれだけじゃなくて、みんながワイワイはしゃいだりしてるのを上手く纏めてくれたり、あわあわしてる秋久さんに良い感じにフォロー入れてたり。なんというか、そのあたりの気遣いがすごくてきっと普段から周りを良く見てる優しい人なんだろうな。
土筆
途中まで一言も喋んなかったやつ。緊張してんのかな、とか。具合わりぃいのかな、って心配したけど元々すごい忙しいやつなのと、単純にああいう場の空気があんまり好きじゃなかったっぽい。オレたちに訓練を付けてくれる、みたいなことも言ってたし。オレはああいうみんなでワイワイするのすげぇ好きだけど、騒がしいのが苦手なやつだっているもんな。そういうところわりとすぐ抜けるっていうか、考えなしにはしゃぎまくるのオレの悪いところなんだよなぁ、気をつけよ…!
あーでも、さん付けとか様付けとかいらないって言ってくれたのは嬉しかったな。やっぱ直接名前で呼んだ方が、距離近く感じるし。あと自分のこと天才だとか女神だとか言ってたし、案外ノリが良いやつなんじゃねぇか…あいつ?って思う。今度、ゆっくり話したりしてみたいな。あ、もちろん!騒がしくしたりしないのを気を付けて…!
アクセル
赤毛のノリの良いアニキって感じ。みんなにどんどん質問とか投げてたり、気さくですげぇ話しやすそう!あ、でも半年前くらいからの記憶しかなくて、それより前のことがわかんねぇとか言ってたな。自分がどこの誰で、何者なのかもわかんねぇのってきっとすげぇ不安になるよな…でも、そういうのを少しも感じさせなくて明るく振る舞ってんのがすげぇと思う。元から前向きなやつなのかな、実は無理とかしたりしてねぇと良いけど。あ、それとなんかすげぇカッコ良い武器持ってた!せーりゅーりん!だっけ?技名叫ぶと刃がジャキーン!って出てきて、炎がブオオオオ!ってなって!良いなぁ、オレもああいうの欲しいなぁ!
ミヤコ
ラビット小隊?とかいうところの隊長らしい。あとストライク……なんとかって言ってた気がする。UGNでエリートなんだってカイが教えてくれた。オレとそんな変わらねぇように見えるのに、隊長ってすげぇよな!それとウサギを飼ってるってのと……あーあと、シオリと仲良さそうにしてた。やっぱ、一緒にいっぱい任務とかこなして来たんだろうな。オレもちょっとでも追いつけるように頑張らねぇと!
§イチカ§
正直、言ってることの大半が難し過ぎて良くわかんなかったやつ…!マジでわりい…!
オレがもっと賢かったら、§イチカ§の言ってることの意味もちゃんとわかったんだろうなぁ。けど、みんなのチーム名はもっとカッコ良いのが良いって提案したり、ノリが良くて明るい良いやつなのはわかる!もっとちゃんと話して、仲良くなりたいし、§イチカ§の言ってる事わかるようになりたいな。
アリサ
なんでか最初にハシモト?とかカンナ?とか名乗ってたやつ。面倒くさがりっぽかったけど、FHに従うように造られた命みたいなことを言ってた。すげぇ重い過去持ってるみたいだけど、それをああもあっさり言えるのはそれを重荷に感じたりしてねぇからなのかな。それとも、本当はやっぱしんどいけど上手いこと割り切ろうとしてんのか……あ゛ーっ!わかんねぇ…!オレ生まれた時からめちゃくちゃ自由に生きて来たしなぁ…!!せめてこう、なんか上手いもんたくさん食わせてやりたい!ハンバーガーが好きとか言ってたし、仲良くなってもっとアリサのこと知りてぇな。
シオン
同い年仲間その1、ついでにレネビらしくてめっちゃ親近感!そういや今気付いたけど、シオンって花の名前なのかな?今度聞いてみるか。
なんかめっちゃデカい杖みたいなの出してた。カイやアクセルとはちがうタイプだけど、ああいうデカい武器も格好良くて良いよなぁ!
けど一番気になったのは髪とか目の色だな、目の色はなんか左右で違ったし。髪の色は灰と黒がこうグラーデーションしてる感じで。オレも今まで色んなところ旅してきたけど、特にあんな髪の色は初めて見たかもしれねぇ。聞いてみたら、遺伝とか言ってた。レネビだけど、両親がいるのかぁ。いーなー!
ケンシロー
UGNで、確か年は23とか言ってたな。カレーが好きとか言ってたけど、甘いのと辛いのどっちが好きなのか聞いておかねぇと。あと大人のおねーさんが好きとか、おっぱい大きいのは男の浪漫とかそんなこと言ってた気がする。元カノが二人いるとか言ってたし、そういう経験豊富なんだろうな。………なんか、気になるよな……そういう話。明るくて飾らない性格してるみたいだし、今度ちょっと聞いてみんのもアリか…?いや、別に下心とかそういうんじゃなくて、恋とか愛とかおっぱいだの話が気になるっていうか………だあああああ!!!余計、こっちのほうが書いてて恥ずいじゃねぇか…!!!
(本能のままにペンをぐるぐるさせた跡がある)
ガリオーン
ニックネーム、ガリ子。UGNで南極から来たとか言ってた。南極かぁ、確か地球で一番寒い場所なんだよな。オレ寒いの弱いからめちゃくちゃ辛いだろうけど、一度行ってみたいよなぁ。見渡す限り氷で、ペンギンが住んでるらしいし。
で、なんか柱を射撃武器にするとかも言ってたけどオレが気になったのは、なんかこうすごい大人しい…?いや違うな…落ち着いてるっていうか、こう、物腰が柔らかいって言うのかな。一度死んでる、とか言ってたしそれが影響してんのか……いや、そもそもあの雰囲気どっかで。ああ、そうだ―――宗教に生きてるやつらに似てるんだ。それぞれが信じる神様のために、祈りとか捧げたり、日頃のあれこれに感謝しながら生きてるような……そういう感じに近い気がする。ガリ子にもなんか信じてる神様とかがいんのかな?
あとめっちゃ食ってた、びっくりしたわ…。あんな細い身体のどこに入ってるんだってくらい食ってた。けどたくさん食べてくれるのは嬉しいよな!
永遠
なんかもうすごかった…。どいつの自己紹介も色々印象に残ってるけど、その中でも永遠のはすごかった。どっからかスポットライトが刺してきたりとか、そういうのもあったけど一番胸に突き刺さったのは―――……自分の手で、自分がきらきらする場所を守るんだ!とか。みんなで一緒にきらきらするんだ!とか。滅びが定められてるのなら改変してやる!とか……いや、本当に、まぁぁぁぁぁぁじで格好良かった…!!!思い出しながら、また鳥肌がぶわあってなったぜ!オレも永遠みたいにあれくらい大見得切れるような、カッコ良い男になりてぇな!いや、絶対なる!!だって永遠はみんなできらきらしようって言ってたしな、オレだって負けてられないぜ…!あーなんか、テンション上がってきた!!
トウカ
レネビ仲間、江戸時代とかいう日本人がちょんまげ生やしてた時代から生きてるらしい。レネビの大先輩ってことだよな、すげぇ…。けどちょくちょく休眠してるとか、最近は10年事くらいに起きてるみたいことも言ってたから、実際は若いってことなんだろうな。カラオケとかバンドとかVtuberとか、色んな事やってるらしい。そういや、レネビって基本的に好奇心が強いみたいなこと、聞いたことある気がする。オレも楽しいこととか、知らないこととか、何にでも興味もつタチだしな。あと、快楽とか爆裂とか言ってたけど……あれはどういう意味だったんだろ…?
ウイカ
なんかすげぇ訛ってるっていうか、特徴的な話し方してたからオレちゃんと聞き取れんのかな…?とか心配してたら、ふつーに話してくれて安心したやつ。ヤクザとかいう、日本のマフィアの生まれらしい。マフィアって言ったら、悪いことしてるイメージとかも強いけど、少なくともウイカからは全然そんな感じはしなかった。みんなで最後まで戦って、みんなで生きて帰る―――……すげぇ良い言葉だと思う。あと、なんていうか重みみたいなのを感じた。マジでそう思ってるんだろうなっていうか、そういう風に思えるだけの人生を今まで送って来たんだろうなっていうか。そういうのが感じられる言葉だったと思う。オレもウイカみてぇに、オレの言葉がマジなんだって、ちゃんと聞くやつに伝わるようなそんな生き方とか経験をしていきたいな。
カイ
同い年仲間その2、大福取るときロケットパンチしててびっくりしたやつ…!お父さんが作ってくれたとか言ってたな、あとお父さんとお母さんに胸を張れるような、とかそういう話してる時のカイってすげぇ良い笑顔だった気がする。きっとお父さんとお母さんのことが大好きで、仲の良い家族なんだろうな。あと別の世界から来たとか言ってたし、色んな世界に行く方法も知ってるらしい。オレが今まで旅してきたこの世界だってめちゃくちゃ広いのに、そんな世界が他にもたくさんあるんだって聞いた時はなんだかすげぇワクワクしたぜ…!オレもいつか、カイの故郷の世界に行ってみたいな。
あーあと、見かけによらず結構たくさん食べるみたいだ。海鮮丼大盛り頼んでたし。嬉しかったからないしょでちょっとマグロ増やしといたぜ!
サヨ
UGNで、暗闇とか夜とか、なんかすげぇこと言ってた。あと年が19だから困ったことがあったらお姉さんに頼って、的なこと言ってくれてた優しいやつ。実際、ちょくちょくケンシローを嗜めるようなことしてたし、すごい落ち着いた雰囲気してたよなぁ。あーでも、スミレに向ける言葉とか視線はもうちょい柔らかいっていうか、温かいものだった気がする。スミレと、あと一人友だち同士でルームシェアしてるって言ってたしな。そういう仲ってなんだかすげぇ憧れるぜ!オレもサヨと仲良くなりてぇな。
そういえば……身長……近いようで、少しオレよりも高かったような……。いや、気のせいだよな!絶対オレの方が高い…!!絶対…!!
スミレ
かき氷で頭と腹が痛くなって遅刻したとか言ってたやつ。美味いもんなぁ、かき氷。けど食べると頭がキーン…!ってなって、気持ちすげぇわかるぜ!
で、しじょーグループ?とか、音波とかマイクスタンドとか色々と言ってたような気がするけど―――……その後の、アイドルについて語ってる時の勢いってか、熱さってか、いや、普通に早口過ぎてほとんど聞き取れなかったわ…!!もっとゆっくり話してくれよ…!!
けど、きっとそんだけ好きなんだろうな。好きなもののために全力投球っていう感じがして、そういうのってすげぇ楽しくて良いよな!あ、あとオススメ聞いてみたらB小町の"サインはB"とか言ってたな!さすがにすげぇ有名だから、オレも知ってるぜ!今度、スミレと一緒に歌ったりとかもしてぇな。それと、サイリウム貸してくれてサンキューってまたあとでお礼言っとかないとな。その時に、アイドルの話ももっと聞かせてもらうかっ。
追記:スミレのアイドルに対する情熱ナメてたぜ……まさかガチで眠たくなるまで離してくれなくなるなんてな。サヨが止めてくれなかったら、きっとまだ話続けてただろうな…。よしっ、今度はもっと時間作って聞きに行ってやるからな…!
シオリ
シオリは笑顔がめっちゃ可愛かった。いや、みんな可愛かったけど特に……って、いきなりなに書いてんだよ、オレ…!!(本能のままにペンをぐるぐるさせた跡がある)
で、えーっと…!そうそう、すげぇデカい斧を軽々と持ってたな。オーヴァードだから、そういう力みたいなのは、性別関係ねぇのは当然だけど。それにしてもすげぇよな、オレもあれくらい力持ちになりたいぜ。
それとミヤコと仲が良いみたいだ。ブロッコリー…とか、なんとか、なんかそんな言葉が出てきてたのはよくわかんねぇけど……いや、本当なんでだ……?
アッシュ
クールっていうか寡黙っていうか、すげぇカッコ良いやつ。ケンシローとかアクセルとか、白峰さんともまた違う雰囲気なんだよな。傭兵って言ってたのも納得っていうか、きっと今までも色んな戦いを生き残って来たんだろうなって、そう感じさせる空気があったぜ。
あ、でもスミレが隣に座るってなった時はなんかすげぇ緊張してたっぽいな。スミレって可愛いし気持ちもわかるけどよ。そういうところ見ると、なんか一気に話しやすそうに感じちまうから不思議だよな。
そうそう、確かアッシュもカイみたいに違う世界の出身で秘密兵器っていうかロボに乗って戦うらしい…!!良いよなぁ、ロボって!きっとめちゃくちゃかっけぇんだろうな!早く見たい…!っていうか、気になる!ロボの話聞きに行こっ!!
……そういや、最後にアッシュ。"裏切り"とか言ってたな。あれ、なんだったんだろ…。
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『The Knife Trick』
正式に部隊A?(たぶん仮名)に配属されての最初の1日。
シオンやトウカに慣れないパソコンの使い方を教えてもらってたら、ヤバい薬(なんて名前だったっけ…後でシオンに聞こ)を密輸してるグループをケンジがいる部隊Cのやつらが追い詰めたものの、傭兵二人に邪魔されて怪我をした、みたいな連絡が秋久さんから入った。
ケンジは電話越しにもっとやれるとか、手柄を横取りされるとか、そういうこと気にしてたみてぇだけど、そしたら白峰さんに怒られた。あの時の白峰さん、めちゃくちゃ怖かったな……マジで背筋が冷えたぜ。
で、結局ケンジたちの代わりにシオンとケンシローとトウカと§イチカ§と一緒にそのグループを追いかけることになった。途中、これでもかとナイフが飛んできて大変だったけど、ケンシローは§イチカ§抱えて空飛んでたし、シオンは壁を蹴ったりとかしてたし、トウカは……トウカはなんか普通にすごい速さで走ったり避けたり、あとケンシロー蹴ったりしてた。結構、肉体派なのか…?
その後は、散々オレたちにナイフ飛ばしまくりやがった傭兵二人と戦うことになった。
特にルイとかいう、ナンパでキザなヤローがムカつく!ちょっと顔が良いからって、シオンとトウカを口説きやがって…!あとオレの服もバカにするわ、穴だらけにするわ、上手く逃げやがるわ、今度会ったときは絶対捕まえてやるからな…!!
……っていうか、金のために汚い仕事をやるっていうのがなぁ。きっと、そういうことしないと生きられないような事情があんのか、そういうことするのが当たり前になっちまうような事があったんだろうけど。そういうことは、出来ればちゃんと聞きたいな。ムカつくやつらだけど、それとこれとは別問題だし。いつか腹を割って話せる日が来たら良いな……いや、違う!話せる日がくるようになるまで、頑張るぞ!おう…!
それと、戦いが終わったあとケンジと……確か、チコとラトゥーニとか言ってたな。その3人が現れて、今度模擬戦をやることになった。ケンジはケンジたちがオレたちに負けてるみたいなのが気に食わねぇらしいし、ケンシローはケンジのそういう態度に苛ついてたみたいだし、シオンはチコと仲良くしてたらなんかチコが軽くキレた。ラトゥーニはおろおろしてた。きっとあいつCの中だとすげぇ苦労してんだろうな…。
シオン
……シオンのあの紅い雷。なんだろうな、あれ。哀しいような、辛いような。でもそれだけじゃなくて、あったかいような、すごく大事なものを見てるような……そんな気分になった。悪い力じゃねぇのはわかるんだけど、良いものとも言い切れないような……いや、良い…?悪い…?あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーー……ッ!!わかんねぇ…!!あーけど、あの雷をでかい杖を構えて撃ってる時のシオンはすげぇ格好良かった。それだけは確かだな。
ケンシロー
明るくて、ノリが良くて、あとちょくちょく失礼なこと言うやつって感じだったけど、最後にケンジに対してキレてた時のケンシローは、今までの雰囲気と違って格好良かった。命令違反した挙句、仲間たちを危険にさらした、とか。そうだよな、エージェントとして見たらそういう風に考えなきゃいけないことだよな。オレはまだそういう意識みたいなのが、ちゃんと出来てねぇみたいだ。ケンシローのこと見習わないとな。けど、失礼なことを言ったらちゃんと謝るべきだぞ…!
トウカ
はっちゃけたり、落ち着いてたり、色んな意味でギャップの強いやつだなぁ、と思った。
けど、一番気になったのは―――……苦しんだり叫んだり、悲痛な声を受けると苦しいんだって言葉。なんていうか、オレもその気持ちがすごい良くわかるんだよな。オレはレネビになる前から、そういうのをたくさん見てきたし。トウカも、もしかしたら今までそういうのをたくさん見てきたのかもしれねぇな…。今度、トウカとももっと話がしたいな。苦しんでるのはオメーだけじゃねぇんだって、オレも苦しいんだって、そういう話が出来たら良いな。
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『なんですか?恋人がいるとかキスをしたことがあるとかそれが人生のバロメータの全部じゃないと思うんですけど。あーはいはい、どうせ私は全並行世界の知的生命体の中で一番彼氏いない歴が長い女ですよ。の巻』
今日も色々大変なことがあった。オレが所属してるゼノスのリーダー、オペリアに呼ばれて本の整理とか掃除を手伝って欲しいって任務を受けに行った。
リーダーなんて今まで会った事なかったからどんなやつなのかと思ってたし、見るからに凄そうなやつなのかと思ってたけど、いざ会ってみると可愛い女の子でびっくりしたぜ。物腰も柔らかいってうか、話しやすいタイプだったしオレとしては良かったけど。
あれ、そういやなにか忘れてるような……えっとー…?ん〜―――……あ!?そういや、なんでオレをゼノスの代表として稲城のエージェントにしたのか聞いてねぇ…!!いや、聞いたけどちゃんと答えてもらってねぇじゃん…!!向こう側の世界との戦いってかなりヤバそうな雰囲気してるし、オレよりももっと戦いに向いてるやつだっていそうなのになんでオレなんだって意味で聞いたのに…!!
……まぁ、いっか。今度会った時に聞けば。っていうかオペリアのやつ、怪我大丈夫かな…。みんなは大丈夫だって言ってたし、あんま心配してねぇみたいだけどオレはやっぱ心配だな…。今度会う時には、なんか美味いもん持っていてやろうかな。あーでも味覚に自信ねぇとか言ってたし、何が好きなんだろ。クッキーは美味そうに食ってたし、やっぱ甘いもんかな。
あとは……そうだな。オペリアがえっと……観測者?とかいう神様みたいな存在だとか、本を盗みに来たっていうドロボー二人のことも気になるけど。やっぱ、オペリアとアリサの関係かな。
アリサはやりたくもねぇ任務やらされてて、それでオペリアの敵になっちまって。オペリアの方は昔の戦いで、友だちを亡くしてて…。本当、どうしてそんなことになっちまったんだろ…。オペリアもアリサもすげぇ良いやつなのに。二人とも、昔の話してる時本当に哀しそうな顔してた…。オレはオペリアにもアリサにも、あんな顔してほしくない。そう簡単にわかり合えるようなことじゃねぇのはわかってるけど。でも、それでも―――……二人が笑ってられるように、オレはオレに出来る限りのことをしたい……そう思った。
あー駄目だ、駄目だ!二人に笑って欲しいのに、オレがこんな暗くなってたって始まらないよな!辛い時も、楽しい時もオレやみんながそばにいる!で、ちょっとでもオレの元気をわけてやらねぇと!
ようし、大丈夫!大丈夫!明日からもがんばるぜ!!
ガリ子
本当に柱飛ばしてた……柱って投げる武器になるんだな、すげぇ。あとオレには全然わからねぇような難しい言葉とかめっちゃ使ってた。オペリアともすらすら話してたしたぶんめちゃくちゃ賢いやつなんだろうな。っていうか、やっぱオレがバカすぎるんだろうな…!みんなついていけてたのに、オレだけ頭が熱くなって痛くなってたし…!ああでも、言葉を交わさなきゃなんにもならねぇってのは、オレもそうだと思った。そうすりゃあ、何も戦ったりする必要だってなくなるかもしれねぇし。でも、相手の事情をちゃんとわかってやるには、ただ気持ちだけじゃ駄目なんだよな……今日みたいに。どうしたもんかなぁ、やっぱなんか勉強とかしたほうが良いのかな…?でもどっから勉強したら良いのかわかんねぇし、今度ガリ子に相談してみようかな。
ウイカ
目の前の危機を乗り切ることのほうが大事、か。そうだよな……オレはまだいまいちピンと来てねぇけど、オレたちだってこの先もっともっとやばい戦いに挑んだりしないといけねぇんだよな。ウイカはきっと、オレよりもちゃんとそれを正しくわかってて、だからこそ強く前を向いてるんだろうな。ん〜……やっぱそうだよな、考えりゃ考えるほど、オレがバカだからみんなの話についていけてねぇんだよな。勉強、するか…………勉強。あ゛ぁ〜……頭痛ぇ……。難しいこと考えると、頭めちゃくちゃ熱くなっちまうんだよなぁ、オレ…。日記でもこんななのに、大丈夫か……?いやいやいや!大丈夫だって…!!苦手だからって逃げてたってどうしようもねぇもんな!がんばらきゃいけねぇんだ!おう…!
シオリ
オレが頭オーバーヒートしてた時、優しく扇いでくれた。マジ優しいぜ……たしか今日のメンツの中だと一番年上だったよな。いや、アリサの方が上………ん?どうだっけ、ケンシローがアリサのこと56とか言ってたけど、とてもそうは見えねぇし。
まぁ、いっか。そんなことは!で、やっぱ年上なのもあってか、シオリは少しだけ一歩引いて、オレたちのことを見守っててくれた気がする。けど、戦いの前とか戦ってる最中はめちゃくちゃ頼りになってたし、オレもシオリみたいな年上……っていうか先輩になりてぇな。シオリが19らしいから、あと5年か。5年もありゃあ、オレだってシオリみたいに―――……やべぇ、なれる気がまるでしねぇぞ…。いやいや…!諦めてどうするんだ…!絶対5年後にはシオリくらい立派な先輩になってみせるからな!がんばるぞ、おう!
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『土筆の補習授業〜1時間目〜』
今日は土筆に呼び出されて、授業をしてもらうことになった!こうやって、先生がいて、一緒に勉強する友だちがいて学校みたいな感じですごくワクワクしたし、楽しかったぜ!
一生懸命理解しようとはしてるんだけど、やっぱ途中難しくてわけわかんなくなったところもあったし……一人じゃ、わかんねぇところで止まってたと思う、絶対。
けど土筆の教え方ってすげぇわかりやすかったし、わかんないところはみんなが教えてくれたから、なんとかギリギリでついて行けるような気がする!難しいこと考えると、頭が熱くて、痛くなっちまうオレだけど、みんなと一緒ならまた勉強したいって思えるからすごいぜ。っていうか、オレ自身本当びっくりしてるくらいだからな…!
あと土筆のことたくさん知れて本当に良かったな―――……土筆の兄ちゃんは、必死にアカデミアってとこを守ろうとして。けど、そのためにたくさんのノーマルの人たちが犠牲になっちまったんだって言ってた。土筆の兄ちゃんはそのせいで、罪人みたいな扱いを受けたって……きっと、すげぇ辛かったはずだよな。土筆の兄ちゃんも、兄ちゃんのことが大好きな土筆だって。
だから土筆はオレたちのことを、兄ちゃんのような罪人じゃなくて英雄にしたいんだろうな…。英雄、歴史に名前が残るようなすげぇヤツのことだってことくらいはオレにだってわかる。でも今のオレはやっぱそんなでかい目標なんて、全然実感持てねぇし、そんなことのためよりも、みんなが辛い想いや哀しい想いをしなくて良いように―――……そのためにがんばりたい。土筆だけじゃなくて、オレは稲城のみんなのことだって大好きだし、たくさん笑っててほしいからな。
けど、その後土筆の電話盗み聞きしちまったのはマジで悪いことしたよなぁ…。みんなで土下座して謝ったら許してくれたけど、今度会う時になんか詫びと一緒にお礼もしたいな。っていうか、その前にさっさと日記書いて土筆からもらった課題片付けねぇと…!ようし、がんばるぜ!!
あ、ついでに書くとサボったケンシローとアクセルは許されなかったぜ、ドンマイ!
追記:スミレとかカイがお土産にハンバーガー買ってきてくれた!!めっちゃ美味かった!!今度、一緒に食いに行こうな!!
シオン
オレが頭熱くなった時に、冷えピタ貼ったりしてくれた。あと、ちょくちょく気にかけてくれてるような気がするし、やさしーんだよな、シオン。今度、またちゃんとお礼言わねぇと。
けど、なんか元気なかったんだよな……体調が少し良くないみたいなこと言ってたし。なんか元気の出る飯作って持ってってやろうかな。
トワ
部隊名の候補名に『きらきら☆土筆さん部隊』ってのを推したヤツ。
正直、オレは好きなんだけどなトワの言ってるきらきらっての。上手く言葉にできねぇけど、なんかこうすげぇ前向きで、一生懸命頑張るぞ、おー!みたいなやる気が溢れててさ。
けど、土筆的にはあんまり気に入られねぇみたいだから仕方な……あ、違うわ。部隊名に自分の名前が入ってるのが嫌だって言ってたな。きらきら☆ハル・ナッツ部隊………確かにこっ恥ずかしいな、これ…!!!
トウカ
オレのこと弟みたいなもんだって言ってくれて嬉しかったぜ。オレ、生まれた時から家族とかいねぇから、そういうのちょっと憧れてんだよな。
けど、ちょくちょくトウカの言ってることがわかんなかったりするんだよな…。対魔忍とか、ヤリちんとか。今度、トウカにちゃんと聞いてみるか。もしくは土筆とか、知ってるっぽかったミヤコに!
サヨ
なんかこう、普段からすげぇ周りのこと良く見てるっていうか、しっかりしてるっていうか、気遣ってくれてる感じがするんだよな。オレだけじゃなくて、特にシオンのことも気にしてくれるような気がするし。ああいうとこシオリに良く似てるっていうか、もしオレに姉ちゃんがいたら、サヨとかシオリみたいな感じなのかもしれねぇな。
けど、普通に土筆の電話盗み聞きしに行ってちょっとびっくりしたぜ。支部の先輩にそう教えられたらしいけど誰だよ、サヨにそんな駄目なこと教えたの…!!
アッシュ
みんな土筆の電話盗み聞きしちまった中、一人だけ聞かなかったえらいヤツ。
しかもその後、悪くねぇのに一緒に謝りに来てくれたマジで良いヤツ。ブラックのコーヒーが好きみたいだし、今度フウカに美味いコーヒーの煎れ方教えてもらわねぇとな。
あと、土筆の話を聞いた時、不幸ってのは往々にして起きるもんだ、みたいなこと言ってた。なんかこう、アッシュの言葉って妙に耳に残るんだよな……この前、裏切り、とか小さく呟いてたような気もするし。なんでだろうな、アッシュのこともっと知れたらそれもわかるようになんのかな。
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『虚ロナ勇気』
……すごいワーディングが起きてる場所に行くと、向こう側の世界のやつの記憶が見える。この前のシオンたちの報告書を読んで、オレはそれを知った。
だから、向こう側の世界のやつらがどんな想いをしてて、オレたちの世界を攻めに来てるのか、それをちゃんと自分の目で確かめたくて、オレは今日の任務に臨んだ。
正直、すげぇキツかった…。
ソフィーナもセシリアもがきんちょたちも、みんな平和に楽しく暮らしていられたらそれで良かったんだと思う。
だけど、それすら危ういほどに向こう側の世界は化け物だらけになってて……だから、みんなが平和に暮らせる居場所が欲しいから、悪いことだってわかっててもオレたちの世界を攻めようとしてる。他の奴らがどうなのかはまだわかんねぇけど、ソフィーナはそのつもりだった。
けど、ソフィーナは踏みとどまった。
みんなを守りたくて、セシリアに恩返ししたくて、みんなと一緒に孤児院でいっぱい思い出を作りたくて、みんなにとっての……お姉ちゃんでいたかったから。
なのに、それだけだったのに―――……向こうの世界のUGNはそれを許さなくて、孤児院を燃やして、ソフィーナを痛めつけて、セシリアやがきんちょたちを殺した…。
………くっそ、ごめん。ごめんな……何も出来なくて。ソフィーナも、セシリアも、がきんちょたちも……オレたち、目の前にいたのに……守ってやれなかった…。哀しい想いさせるだけだった、ほとんど、ろくに動けなかった……本当に、本当にごめん……ち、くしょう……っ。
(インクが涙で滲んだ跡がある)
………泣いてる場合じゃ、ねぇよな…。ソフィーナは、オレたち以上に哀しかったはずだ。それに、あいつは今タロットとかいうやつに囚われてる。セシリアたちとの思い出も、あいつが大事にしたかった勇気も……全部忘れて、どうでも良くなっちまってる。
だから、絶対に思い出させてやる。タロットから、助け出してみせる。
どうにもならない、そうわかっていても立ち向かう。……それが、きっと、本当の勇気だって、セシリアも言ってくれたから。
オメーが最後にオレたちに伝えてくれた勇気、絶対ソフィーナに届けてみせるからな。
どうにもならねぇことなんて、山ほどあるって。オレだって、良くわかってるつもりだけど、それでも―――……変えられるもんだって絶対にあるはずだから。オレは、オレたちは絶対諦めねぇから…!!
だから、空の上の綺麗なとこから。がきんちょたちと一緒にオレたちのことを見守っててくれよな―――……セシリア。
シオン
そりゃあ、こんな辛いもん見たんだから体調だって崩すよな。あん時、もっと心配しなかった馬鹿なオレを殴り飛ばしてやりたい気分だぜ、ったく。
……逃げても良い、か。本当にやさしーな、あいつ。自分が本当に哀しくて、辛い目にあったことがねぇと、言えねぇ言葉だぞ。あれ。
シオンが今日までどう生きてきて、どんな想いを抱えて今も生きてんのか、オレにはまだ全然わかんねぇけど。一人で抱えこんだりだけは、絶対にしてほしくない。そうさせねぇくらい、シオンから頼りにされるオレにならねぇとな。
トワ
何度も、何度も。振り絞るように、今日のトワは叫んでたと思う。きっと、トワも記憶の中で起きたことは変えられないってわかってて、最初はそれを割り切ろうとしてたのかもしれねぇ。
でも、それでも見てるだけは性に合わねぇって。あいつのドリルは、記憶の中だってのに確かにあの時の敵を貫いてた。
そうだよな……変えらないかどうかなんて、やってみなきゃわかんねぇんだ。やってみてから、また考えりゃ良いんだ。記憶の中のセシリアが、オレたちをオレたちとして見てくれたように。みんなでキラキラしながら、キラキラするトワのことも、支えてみせるからな。
ウイカ
…前より笑ってることが増えたと思う。だけど、きっとあれは空元気なんだって、今日一緒にいて思った。前の記憶、タイガってやつの記憶でよっぽど辛かったんだろうな、ウイカ。だから、今日も……ソフィーナになんて言ってやれば良いのか、いや…違うな。何か言っても良いのか、それを躊躇ってたように見えた。
それでも、ウイカは変えられないってわかっててもソフィーナとまっすぐ向き合う事を選んだ。本当に、すげぇカッコ良いと思う。
だから、ウイカが無理に笑ったりしないですむように、ちゃんとウイカが心の底から笑えるように、オレもがんばるからな。
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『言っておきますけど別に拗ねてなんかいませんからね?真っ当な羞恥心から来る真っ当な距離感を保ってるだけです。 良いから切り替えて任務に集中してください。今回のサブタイトルは"睡りの毒"です。の巻』
今日はオペリアがオレたちの支部まで来てくれた!仕事の依頼で来たらしいけど、元気そうで本当に安心したぜ!
……と思ったら、なんか拗ねてた…!あと自分は面倒な女だとか騒いだりしてた…!
……んー、オレはそんなにオペリアって面倒なやつだとは思わねぇんだけどな。自分の中にこっそりと色々と溜め込んじまうよりは、拗ねてるなら拗ねてるって言ってくれた方がオレはわかりやすくて良いと思うし。それなら、ちゃんと励ましたりも出来るし。今度はクッキーの代わりに、すき焼きでも作ってやろうかな。
あ、そうそう。今日の仕事の内容は、向こう側の世界の奴らがこっちに潜伏してるから、その目的を調べる感じで。それを調べるのに、ユメカとスイマっていう二人が手伝ってくれた。ユメカはサヨとスミレの友達で、スイマはユメカの友達らしい。
二人とも、今日は休みだったってのにわざわざ手伝いに来てくれて本当に良いやつらだな。今度はオレが休みの時に、二人の仕事手伝ってやらねぇと―――……二人とも、そのせいでティエリエとかいうやつの毒で眠らせられたりしちまったし。オペリアが毒から守ってくれたけど、それでも身体が疲れたりとかはするだろうしな。そういや、最後スイマのやつ起きてたような気がしたんだけどなぁ。んーでもわざわざ寝たフリなんてするわけもねぇし、やっぱオレの気のせいかな。
そんで、色々とみんなが調べた結果。向こう側のやつらはレーダーサイト…?ってのを無力化するのを目的にしてるらしい。それを無力化されると、いつ色彩が転移してくるかわかんなくなっちまうから、その隙をつく作戦だとか。
向こう側のやつら、か―――……オレはまだソフィーナくらいしかちゃんと関わったことねぇけど。きっと、他のやつらも色んな理由があって、そのためにオレたちの世界を攻めに来てるんだよな。
だったら、オレは一人一人、どういう理由があるのかをちゃんと聞いてみたい。そうすりゃあ、戦わずに済む道だって選べるかもしれねぇんだし。
……きっと、甘いこと言ってるんだろうなオレ。それでもオレは、誰にも泣いて欲しくねぇし、哀しんだりして欲しくねぇから。そのつもりでがんばる!立ち向かう!もちろん、オレ一人の力じゃなんにも出来るわけねぇから、みんなと一緒に!
ようし、今日はぐっすり寝て、明日も気合入れてがんばるぜ!
トウカ
やっぱトウカがいてくれると、なんかその場の雰囲気が良くなってる気がする。同じ年上のケンシローとか、アクセルとか、とは違うんだよな……いや、いきなりギャグに走ったりしてる時は、結構似てるような気もするけどな…!
トウカはこの前、向こう側のやつらが攻めてきた時、その場にいたんだよな……大丈夫かな、無理してねぇかな。トウカもオレと一緒で、戦うの苦手っぽそうに見えるし。だからこそ、一緒に戦う時は、オレの勇気や元気を、トウカに分けてやりたいな。
サヨ
すき焼き食いたそうにしてたから、お土産に持ってったら困惑してた。やっぱ、サヨもクッキーのほうが良かったのかな……今度はクッキーとすき焼き一緒に持ってってやるか!
戦ってる時も、相手の攻撃ヒュンヒュン避けてたし、オレのバリアーが割れそうな時に助けてくれたし、本当に頼りなるよな、サヨって。
あと、なんだろ……上手く言葉にできねぇけど、サヨって本当にスミレとユメカのことを大事に思ってるんだなってそんな感じがした。二人を見てる時の目が、なんかすげぇ優しいんだよな。ん?そういや、スイマがユメカを見る目もなんかそれに似てたような……違うような。うーん、よくわかんねぇけどユメカってみんなから好かれてる人気者ってことだな!
スミレ
なんつーか、スミレといると特に楽しいんだよな。オレとノリが合うのかもしれねぇ。
それでいて、調べ物苦手とか言ってたのに、向こう側のやつらの目的がなんなのかわかったのもスミレだったし……オレは全然わかんなかったのに!くそう!ちょっとした敗北感だぜ…!
でもだからこそ、スミレみたいな先輩になりてぇなみたいに思えて来るんだよな。年も近いし、戦い方もみんなを守るのが主体なところも似てるし。スミレには内緒で、こっそり目標にさせてもらうか。えーっと、これでオレの目標とする先輩はシオリと、スミレと………あれ、なんでどっちも女なんだろ。……………ちがう、ちがう!!変な意味とかねぇぞ!!ただ年が近いから、目標にしやすいってだけで……!!そういや今日、手を繋ぐとか言われたけど、別に恥ずかしかったわけでも―――……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!
(本能のままにペンをぐるぐるさせた跡がある)
○○○
○・ω・○ がおー
○○○
.c(,_uuノ
『裏方のお手伝い』
今日はレーダーサイトってやつの整備に出かけた。あとそこら辺の、哨戒…?だっけ。ようは、怪しい奴らがいねぇかどうかの見回りだな!向こう側の世界の奴らは、このレーダーサイトを狙ってるらしいし、気を引き締めねぇとな。
けど、結構な大人数で出かけたおかげかそれはさくっと午前中に終わって、そっからは手が足りてねぇあちこちの手伝いに回ることになった。稲城ってすげぇたくさんのエージェントがいる支部だけど、だからこそ裏方で仕事してるやつの負担がきっとやべぇことになってるんだろうな。食堂とかも大変だし。
で、最初の手伝いはやっぱ食堂だった。なるべく手の空いてる時は手伝うようにしてんだけど、やっぱ日によっては目が回りそうなくらい忙しくなっちまうな。
オレと小夜と§イチカ§、それと猫ノ宮♪で大量のエビを運んだり、解凍したり、サラダの準備したり(いや、マジであのエビどっから仕入れたんだろ…)、トウカとガリ子が、洗い物してくれたり、シオリとウイカが食器下げてくれたり、みんなで手分けしてなんとか昼のピークを乗り越えることが出来た。みんな文句の一つも言わねぇで快く手伝ってくれて本当に嬉しかったし、助かったぜ。手伝ってもらった分、オレもどっかでみんなの手伝いとかして、恩を返さねぇとな!
次は武器庫、オレは普段武器とか使ったりすることねぇから、火薬とか油の匂いとかがして、あちこちに良くわかんねぇ格好良い部品とかがゴロゴロ転がってる部屋の雰囲気はなんだかすげぇわくわくしたぜ!
で、そこにいたのがミヤコと同じRABBIT小隊のモエってやつ。こいつが普段、みんなの武器の整備をしてくれてるらしい。あ、あともう一人、ミユっていうゴミ箱に隠れてるやつもいた…あいつは、なんでゴミ箱に入ってたんだろうな……。
途中、アッシュとかケンジが来て色々話したりしたけど、どうやらモエはアッシュのロボを焦がしたりとか、ケンジのパーツにジェット噴射する機能付けたり、結構やべぇ整備するやつみたいだった…。そのせいで、ケンジの腕の部分のパーツがどっかに飛んでいきやがったし。
幸い、トウカが白峰さんに連絡してくれたおかげでケンジのパーツはちゃんと見つかったらしい。でもモエのやつは全然反省してなかったみたいだし、あの調子で大丈夫なんだろうな…?見た感じ、悪いやつじゃねぇとは思うし、武器弄ってる内にどんどん楽しくなり過ぎちまうタイプなのかもしれねぇな。
そんで、最後はコンビニ!フウカの作ったたくさんの弁当とかがここに卸されてるから、オレもいつも世話になってるところだぜ。
ここではオレとトウカがフライヤーの掃除したり、他の女子たちが雑誌のレイアウトとかポップを―――……あれ、そういや書いてて思い出したけど、武器庫でオレたち本当なんもしてねぇな、まぁ、いっか…!
そういや、途中Qチームのやつらがやってきて、そのうちの一人が弁当半額にしろー!とか騒いでたら、眼鏡かけたやつが軽く脅して解決してくれたんだよな。会ったことねぇやつだったし、どこの所属なのかもわかんねぇけど、もし今度また会うことがあったら、改めてお礼を言っとかないとな!
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|
フルスクラッチ作成 | 0 | ||||
基本レギュレーション | 109 | ||||
追加(30)+能力値(30)+ユニーク(30)+メモリー(15)+EE(4) | |||||
全体話数 | 60 | ||||
1 | 8/8 | 0話『自己紹介』 | 0 | アリス | シオン(1)剣四郎(1)ガリオーン(1)永遠(1)トウカ(1)初華(1)カイ(1)小夜(1)澄流(1)シオリ(1)アッシュ(1) |
秋久、白峰、土筆、アクセル、ミヤコ、イチカ、アリサ、他たくさん。 | |||||
2 | 8/9 | 1話『The Knife Trick』 | 5 | アリス | シオン(2)剣四郎(2)トウカ(2) |
秋久、白峰、イチカ、スズメバチ、ルイ、剣児、チコ、ラトゥーニ | |||||
3 | 8/12 | 3話『なんですか?恋人がいるとかキスをしたことがあるとかそれが人生のバロメータの全部じゃないと思うんですけど。あーはいはい、どうせ私は全並行世界の知的生命体の中で一番彼氏いない歴が長い女ですよ。の巻』 | 5 | アリス | ガリオーン(2)初華(2)シオリ(2) |
オペリア、アリサ、イズナ、アヤメ | |||||
4 | 8/17 | 幕間『土筆の補習授業〜1時間目〜』 | 0 | アリス | シオン(3)永遠(2)トウカ(3)小夜(2)アッシュ(2) |
土筆、ミヤコ | |||||
5 | 8/25 | 9話『虚ロナ勇気』 | 5 | アリス | シオン(4)永遠(3)トウカ(3)初華(3) |
ソフィーナ、セシリア、アクセル、キョウスケ | |||||
6 | 8/27 | 10話『言っておきますけど別に拗ねてなんかいませんからね?真っ当な羞恥心から来る真っ当な距離感を保ってるだけです。 良いから切り替えて任務に集中してください。今回のサブタイトルは"睡りの毒"です。の巻』 | 5 | アリス | トウカ(4)小夜(3)澄流(2) |
オペリア、イチカ、夢香、スイマ | |||||
7 | 8/31 | 幕間『裏方のお手伝い』 | 0 | アリス | ガリオーン(3)トウカ(5)初華(4)小夜(4)シオリ(3)アッシュ(3) |
イチカ、猫ノ宮、フウカ、ジュリ、イズミ、モエ、ミユ、剣児、シズコ、桑原、デカルト、ヴァスト |