“冷炎”冲方 凛
プレイヤー:Ravens
「ケガしたくなければ下がってろ」
- 年齢
- 23
- 性別
- 男
- 星座
- 乙女座
- 身長
- 168cm
- 体重
- 59kg
- 血液型
- A型
- ワークス
- UGNエージェントC
- カヴァー
- UGNエージェント
- ブリード
- クロスブリード
- シンドローム
- サラマンダー
- モルフェウス
- HP最大値
- 28
- 常備化ポイント
- 12
- 財産ポイント
- 7
- 行動値
- 6
- 戦闘移動
- 11
- 全力移動
- 22
経験点
- 消費
- +103
- 未使用
- 0
ライフパス
| 出自 | 「……あいつのことはとっくに忘れた」 | |
|---|---|---|
| 父親不在 | ||
| 経験 | 「…お前、このタイミングであの約束を持ち出すの…ずるいんだろう…ッ!」 | |
| 仲間の死 | ||
| 邂逅 | 「悪いやつではないし恩義はあるが…あんな形でこんなもんを託すあたりでだいぶひどいやつだと思う」 | |
| 恩人 | ||
| 覚醒 | 侵蝕値 | 目の前に刺し貫かれる、先生の背中。その瞬間、恐怖と共に何かが腹の底から這い上がってきた。 |
| 犠牲 | 16 | |
| 衝動 | 侵蝕値 | この命で守れるものがあるのなら…… |
| 16 | ||
| /変異暴走 | あなたは暴走を受けた際に即座にHP5D点を失い、暴走を回復する。この効果はバステの暴走を受けるたびに発生する。 | |
| その他の修正 | 4 | 鬼切りの古太刀 |
| 侵蝕率基本値 | 36 | |
能力値
| 肉体 | 3 | 感覚 | 2 | 精神 | 2 | 社会 | 2 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シンドローム | 2+1 | シンドローム | 0+2 | シンドローム | 1+0 | シンドローム | 1+1 |
| ワークス | ワークス | ワークス | 1 | ワークス | |||
| 成長 | 成長 | 成長 | 成長 | ||||
| その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
| 白兵 | 5 | 射撃 | RC | 1 | 交渉 | ||
| 回避 | 知覚 | 意志 | 1 | 調達 | 4 | ||
| 運転:四輪 | 芸術:料理 | 1 | 知識:看護 | 2 | 情報:UGN | 1 |
ロイス
| 関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Dロイス | 遺産継承者:鬼切りの古太刀 | ― | |||||
| 母 | 冲方 響子 | 幸福感 | / | 食傷 | |||
| ? | 形見の"刀" | 遺志 | / | 憤懣 | |||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
エフェクト
| 種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
| (Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
| ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
| 非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
| コンセントレイト:モルフェウス | 3 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | ― | |
| C値-LV(下限7)。 | |||||||||
| カスタマイズ | 3 | メジャーアクション | 〈白兵〉〈射撃〉 | 対決 | ― | 武器 | 2 | ― | |
| 組み合わせた判定のダイス+LV個する。 | |||||||||
| 剣精の手 | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 2 | リミット | |
| 《カスタマイズ》を組み合わせた判定に使用する、判定の出目のひとつを10にする、1シナリオ[LV+1]回。 | |||||||||
| 炎陣 | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 2 | ― | |
| カバーリングを行う、1メインプロセス1回。 | |||||||||
| 巨匠の記憶 | 1 | メジャーアクション | 効果参照 | ― | ― | ― | 2 | ― | |
| このエフェクトは〈運転〉〈芸術〉〈知識〉〈情報〉と組み合わせることができる。 このエフェクトを組み合わせた判定のダイスを+LV個する。 | |||||||||
| クリスタライズ | 3 | メジャーアクション | シンドローム | 対決 | ― | ― | 4 | 100% | |
| 組み合わせた攻撃の攻撃力+[LVx3]し、さらに装甲無視してダメージを算出する、1シナリオ3回。 | |||||||||
| セーブフレイム | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 5 | 自傷、120% | |
| 対象が戦闘不能になった時に使用、対象の戦闘不能を回復し、HPを[LVx20]点まで回復する。このエフェクトはあなたに対象できず、使用するとHP20点を失う。1シナリオ1回。 | |||||||||
| 急速分解 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 効果参照 | 至近 | ― | ― | |
| 触れた物質をエネルギー化させて、発火現象と共に消滅させる能力。錬金術師だったはずの異能が、何かしらの因子によって変異したもの。その正体は何なのか、まだ知る者はいない。 | |||||||||
| 凍結保存 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 至近 | ― | ― | |
| エネルギー変換により気化熱を発生させ、対象の熱量を奪うことで凍らせる能力。彼はよくこれを、自分の怪我の応急処置として使っている。 | |||||||||
| 不燃体 | 1 | 常時 | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
| 通常の炎や寒さからのダメージを受けない。エフェクトによる効果は含まれない。 | |||||||||
コンボ
流離尽・白菊咲かせ
- 組み合わせ
- カスタマイズ+コンセントレイト:モルフェウス
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 武器
- 侵蝕値
- 4
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 3+5
- 7
- 5
- 25
- 100%以上
- 3+9
- 7
- 5
- 25
- 3+5
刀に宿る使い手の記憶を読み取り、繰り出す居合いの剣技。刀使いにとって最も基本的な技で、攻撃手段である。
その構えに、かつての持ち主の面影も垣間見える。
霜月夜・刃鳴散らす
- 組み合わせ
- カスタマイズ+コンセントレイト:モルフェウス+クリスタライズ
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 武器
- 侵蝕値
- 8
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 3
- 5
- 100%以上
- 3+7
- 7
- 5
- 37
- 3
レネゲイドの侵蝕が進みに連れて刀身からレネゲイドが溢れ、周囲の大気と反応して青白い炎を燃え盛る現象。
それを刀に纏わせて斬りつければ、同様の反応を引き起こしてダメージを与えていく。
どんなに強固な装甲でも、形を持たない刃の前では意味をなさらない。
魔剣・二蝕花
- 組み合わせ
- 炎陣
- タイミング
- オートアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 自身
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 4
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 100%以上
守りの剣、捨て身の覚悟放たれる炎は命の花ごとく。
それらはエネルギーを吸収し、攻撃を相殺するが、代わりにその使い手は急激な体温低下を起こして生命力を消耗される。
生剣・一蓮転
- 組み合わせ
- セーブフレイム
- タイミング
- オートアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 5
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
自らの生命エネルギーを変換、譲渡することで他者の命を繋ぎとめる禁じ手。
サラマンダーのエフェクトとして発見されてるが、本質はモルフェウスの物質変換能力から、対象の生体を再構築しているのではないかと、一部の研究者から考察されている。
秘剣・三輪咲
- 組み合わせ
- 剣精の手
- タイミング
- オートアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 自身
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 2
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
| 武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 鬼切りの古太刀 | 白兵 | 〈白兵〉 | 10 | 3 | 至近 | 1点でもダメージを与えると、対象が使用して効果が継続しているEロイス1個解除できる。GMの許可が必要。ジャームに嫌悪感を覚え、侵蝕基本値+4する。 |
| 防具 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 行動 | ドッジ | 装甲値 | 解説 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| UGN戦闘服II | 30 | エンブレム/防具 | 15 | あなたが行うエフェクトを組み合わせた判定のダイス+2個する。 |
| 一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|
| 思い出の一品 | 2 | 一般 | 〈意志〉判定の達成値+1する。 常に懐に収まってる一枚の写真。 | ||
| コネ:UGN幹部 | 1 | コネ | 情報収集判定の直前に使用、〈情報:UGN〉の判定のダイス+2個する。 | ||
| ウェポンケース | 1 | 一般 | 鬼切りの古太刀を指定。オートアクションで装備可能。 | ||
| 携帯電話 | 一般 | ||||
| ヒストリー | カスタマイズ(武器) | 鬼切りの古太刀を指定。 | |||
| ☨マスターキラー | 30 | エンブレム/一般 | あなたが行う攻撃のダメージ+15する。攻撃の対象がマスターエージェントのエンブレムを取得している場合、さらに攻撃力+15(合計で+30)する。 | ||
| 贋作王の秘本 | 5 | 一般 | 取得時モルフェウス以外のシンドローム専用ユニークアイテムひとつを選択する、あなたはそのユニークアイテムを取得し、使用できるようになる。取得に必要な経験点は別途で支払うこと。このアイテムは3個まで取得できる。 《九生足》を取得する。 | ||
| 九生足 | 10 | 一般 | あなたが何らかの効果で戦闘不能から回復した直後に使用する、あなたのHPを10点回復する。この効果を使用するたびに、侵蝕率+1する。 | ||
| ウェポンケース | 1 | 一般 | UGN戦闘服IIを指定。オートアクションで装備可能。 |
経験点計算
| 能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用| 0
| 17
| 141
| 75
| 0
| 233
| 0/233
| |
|---|
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
容姿:キレた目つきと平均的な体格 性格:生真面目、丁寧、世話焼き
一人称:俺 二人称:キミ、キミたち、お前
能力:物質情報読取、ないし物質からエネルギーの錬成。
UGNエージェントの青年。
普段表情が少なくて愛想悪そうに見えるが、しっかりと喜怒哀楽があって親しい相手にはハッキリと感情が出る。
他者に対しては寛容、献身的、自身に対しては厳格、無頓着。
家族想いの一方、任務や目的を果たすためなら命を投げ出しても惜しくないという思い切った一面を持つ。
「無駄死は嫌だが、俺ひとりの命で何か確実に得られるものがあるなら俺は喜んでこの命を差し出すのだろう
そして、引き換えに手に入れたものを誰かが受け継いでくれればそれでいい」
略歴
幼い頃から母親は病弱で、そんな彼女を父親が世話をしていたがどういうわけか凛が12歳の時母子二人を放り投げて失踪。
そのことに辛い思いをさせられていたが、母親だけでも見捨てたくない一心と、その境遇を同情してくれた親戚のおかげでなんとか持ちこたえる。
15歳の時、下校途中で通り魔に遭遇、それをきっかけに覚醒してUGNに保護される。
その後イリーガルとして協力していたが、約5年前のとある任務中同行者がジャーム化、その「ジャームになりたくない」という願望を聞き入れた上、本来相手が所持している遺産の契約を引き継ぎ同行者を介錯。
以降、UGNに所持者として認められ、エージェントとして活動するようになる。
その出来事に対して彼はどう思っているかは不明だが、たまに手入れの間に一人で遺産の刀を眺めている光景が目撃できる。
現在は能力を評価されてテレーズ・ブルムからスカウトを受けて彼女直属のエージェントになる。
このことは本来、母親の世話があるために辞退するつもりだったが、テレーズから世話の手配をしてくれるという申し出の元に合意した。
そして彼はその上にもう一つの条件を付け加えている。
「ハイリスクな任務に参加する代わりに、万が一自分が殉職する場合、母の元に相応の支援が行き届くこと」と……。
能力
能力評価(A~Eランク五段階評価)
| 物理強度 | C | RC適性 | B | 戦場機動 | C | 生理的耐性 | B |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 戦術考案 | B | 戦闘技術 | C | 技術支援 | C | 情報収集 | B |
サラマンダー/モルフェウスのクロスブリードだが、モルフェウスの錬成はほとんどできない、物品に宿る"記憶"を読み取って扱いやすくするのが精一杯らしい。
だがそれも正しくなく、彼は確かにモルフェウスらしく物質を錬成することは可能だが、一つの物質から別の物質に変換するのではなく、物質そのものごとエネルギーに変換することであった。
戦闘時に見られる彼が己の刀に青白い炎を纏わせる光景だが、それは正確にいうと炎を纏わせているのではなく、彼のレネゲイドに反応した刀身周りの大気がエネルギー化されたゆえの発火現象である。
このように生成された炎だが、それ自体もどうやらエネルギーを吸い取る性質を持っており、ゆえに触れると"冷たい"と感じてしまう。彼に斬られるものは焼かれるのではなく、エネルギーを奪われて破砕してしまうのである。
このことから彼は"冷炎"のコードネームを与えられた。余談だが、そのネーミングを考えた人はかつて彼が自ら処断したジャーム化した同行者とかなんとか……
"無銘"
亡き仲間から受け継いだ、名もなき魔剣。
刀身75cm、全長105cmほどの太刀、刀身は漆黒に染めており一見鈍重に見えるが、レネゲイドに反応することで銀色に輝かせて切れ味を増す。
出所も来歴も不明だが、「レネゲイドを介して記憶を消滅させる」といった特性があり、その特性から対ジャームの切り札とされていた。
元の使用者曰く「かなりの食いしん坊」で癖のある遺産らしく、今のところ凛は難なく使いこなしているが……
余談"細かい設定について"
日本人らしくない茶色の髪と緑の瞳のことだが、父親のほう何代前異国の血が混じっているみたいのだと、幼い頃聞かされた。
母方の旧姓:入江(いりえ)、実家は東京近郊の某市にで工務店を経営している。母は、一番下の娘に当たる。
母親は教師を務めていたが、凛が生まれてから急激に体調が悪化したことをきっかけにやめており、今は図書館の司書についている。
父親の失踪はすでに十年以上は経つが、依然と母親は元の苗字に戻らないらしい。
余談"亡き同行者ついて"
| 名前 | 灰瀬 烈(はいぜ れつ) |
|---|---|
| コードネーム | 燃雪(ブレイズダスト) |
| 性別 | 男 |
| 年齢 | 享年24 |
| 身長/体重 | 178cm/61kg |
| 髪の色 | 月白色 |
| 瞳の色 | 朝焼けを想起させる薄紫 |
| 肌の色 | 色白 |
| 呼び方 | 一人称:僕/二人称:キミ、キミたち |
冲方凛が覚醒することになった通り魔事件にで駆けつけ、彼を直に保護したUGNエージェント。登録されたシンドロームはソラリス/サラマンダー。
中性的な容姿、儚く、桜に攫われるの似合いそうな青年。
……そんな見た目と裏腹によく豪快に笑い、人には馴れ馴れしく接し、かなり愉快な性格。
その時の凛は15歳という多感な時期に、複雑な家庭環境を持つ少年だったわけで、烈が打ち解けて、オーヴァードの世界を生きるに必要なものを教わっていなかったら、もっとグレって最悪道を踏み外したのかもしれない。
そのため凛は彼に恩義を感じており、UGNに居続ける動機に、彼への恩返しも兼ねていた。
「えっ?『恩返しのためなら何したっていい?』って……?
えー、凛にそこまで想ってくれるのはうれしいけど、『何でもする』のは易々と口にしないほうがいいかな、悪い大人に利用されちゃうよ?えっ?烈さんならしないんだろうって?……困ったな……」
「……こんなものを継ぐ羽目になってやっと、あの時のあいつが困った顔で笑っていた意味を少しわかってきたな……」
「全く、『悪い大人』だよ、あいつも」
余談"父親失踪の真相について"(※閲覧注意)
父親は元々、古くからレネゲイドと縁のある一族の末裔であった。
かの一族は代々、遠い昔に存在していた、神とされるとあるレネゲイドビーイングの血筋を保つのを目的としており、一族の皆多かれ少なかれそのレネゲイドビーイングの血を引いていた。
その上になるべく、血筋の純度を保てたい、そういった望みの元に彼らが取った手段は近親婚だった。それも、個人個人の意志や願いを度外視した、家畜の交配にも近しい行いだった。
百年以上に続いたこの狂気に耐えられなくなった父親はあらゆる手を使って逃亡し、逃げ出した先に出会った女性と家庭を築いた。のちに、凛も生まれることになる。
このような経緯から凛もまたかのレネゲイドビーイングの血を引いてるわけだが、外の人間と設けた子供であるために血筋自体は薄く、強力な能力を発見されないまま育った。
しかしある日、父親の元に一族の追手がやってくる。
与えられる選択肢は二つ、一族の元に戻ってくるか、身代わりとして我が子を差し出すか……彼は前者を取った、妻子と別れを告げる時間すらなく、ただ一枚、出来損ないの夫と父でごめんなさい、と書かれたメモを残して。
もちろん当時の凛は10代すぎたばかりの少年で、そんな複雑な事情があると思うはずもなく、父親に捨てられたと思い込み、親戚に支えられてなければグレてもおかしくなかった状態だった。
ただ、UGNのエージェントとなり、非日常に深く踏み入れた今では、あの時の父親はどこか不自然だった……のを思い至ることも、ありうるのかもしれない……
余談"本来の能力について"
本来は、サラマンダーの"変異種"、広範囲に青い炎によるエネルギー奪取を及ぼさせ、一瞬にして凍らせるのできる極めて強力なもの。
しかしその代償として、能力を発動する際に自らの体温も急激に低下して低体温症を引き起こすリスクを孕んでいた。
UGNに保護されてから、保護者にあたるエージェント、灰瀬烈はそのことを危惧し、能力をよりよく制御するために一般的なRC攻撃ではなく、レネゲイドと親和性の高い物質で作られた武器を媒介として戦うスタイルを提案した。
この能力は実は神……すなわちレネゲイドビーイングの血を発見させて目覚めたものであるが、まだ知る者はいない。
セッション履歴
| No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
|---|---|---|---|---|---|
| フルスクラッチ作成 | 64 | ||||
| 1 | 2025/04/04 | 「命の対価」 | 39 | 黒猫 | Ravens八津川みどり暖ゴロ(敬称略) |