容姿・経歴・その他メモ

　天海鈴芽は極度の人見知りであがり症だ。それゆえ誰かと話すとき緊張して上手くしゃべることが出来ない。さらには緊張すると反射的に、難しく黒めいた言葉が出てしまう（所謂中二的なことを言ってしまう）。そのせいで昔から周りの人から恐れられ友達が出来ず悩んでいる。唯一幼馴染の「戌井柴」だけ緊張せずに話せられるただ一人の友人だ。

　半年前に鈴芽は突如異能力に目覚めたが、幼馴染の戌井柴が偶然にもUGNのエージェントだったため、成り行きで彼女が所属していたUGNN市支部に所属することになる。
　そこでも鈴芽の性質が発動し、エージェントたちを恐れ慄かせ、その噂が噂を呼びとんとん拍子でN市支部のエージェントたちを従わせ、何故かものの数週間で支部長へと出世した。しかも彼女の要求はすぐ通る。……鈴芽自身は実力と気質が見合ってないと納得していない。

　とは言え鈴芽自身は真面目であるためなんとかこの日常を守るため、職権を利用し副支部長にした戌井柴に教えてもらいながら日々支部長の仕事を頑張ってこなしている。平穏が保てるなら求めるものはほとんどないが、仲の良い友達が欲しいと思っている。

「目覚めし魂よ。今日も己の研鑽に励み、我と共に更なる深淵を渇望せよ。（おはよう、今日も一緒にがんばろうね！）」

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