小学生までは、何の問題もない普通の家庭で暮らす一人っ子であった。その運命が変わったのは中学一年。
とある住宅街で起きたジャーム暴走事件。たまたま学校に残っていた来軌は無事だったが、両親がそのジャームによって殺される。そして何も知らぬまま帰ろうとした最中、ジャームと遭遇してワーディングを受けたが、生まれ持っていたAWFによって気絶することはなくそこでジャームと戦闘するＵＧＮエージェントを目撃。
ジャームとエージェントは相打ちになるも、ジャームはぎりぎり生き残っていた。その時、エージェントから『これを頼む』『誰かを助けるために、これを使え』と言われストライクチップを託される。それによってオーヴァードに覚醒。圧倒的な出力をもってジャームを殺害。
そこからはUGNに保護されて、力の制御のためにUGNチルドレンとしての道を歩むことになる……のだが。ノイマンとしての呑み込みの速さと、RCの才に恵まれて短期間で戦えるオーヴァードとして成長し、本人の希望もあって早くからチルドレンとして活動することとなった。
自分自身『オーヴァードでなければどれだけよかったか』と常々思っている。しかし『自分にしかできない事なのだから、俺が今やるしかない。殺された両親にも、俺に託したエージェントにも報いる事なんてできない』と、自分を奮い立たせながら任務に励んでいる。
両親が殺されたことに関して深く悲しんでいないのは、相当時間がたった（5年）のとチルドレンとして忙しい日々だったのもある。ただ自分の中で両親の死を見ていない・遺体を見ていないため、割と実感が薄く向き合おうとしてはいない所がある。

-前に書いていた裏設定-
普通であればそんな情に流されやすいなら上からの評価は悪そうだが、高い結果は残していくため結構な頻度で大き目な任務に渡されがち。
お人好しでヒーロー気質であるため、割と色んな任務で関わった女子をたらしこむ悪癖がある……が、大体ロイスが偏愛で取られたり、自分と殺し愛を匂わせたりなどなど、訳アリな女子に好かれがち（そういう女子に対しても優しくしたり、嫌悪をせずに理解しようとする姿勢があり）
ただ彼のタイプは『家庭的な女子。普通に自分を好いてくれる人。オーヴァード案件から離れている人。大人しくて寄り添ってくれる女子』であり、そういうタイプの女子には「俺がいると傷つけるよな……」という引け目から、彼女を作れない。