容姿・経歴・その他メモ

怒り、猛り、燃え滾る。さぁ、"理不尽"が来たぜ。

赤坂蓮はUGNに協力するイリーガル的な立場の青年だ。普段はいわゆる不良学生として地元高校に通っている。とはいえ、不良と呼ばれることに納得はしていないようだが。
彼の評価はひとえに彼を取り巻く環境、つまるところ"喧嘩"である。毎日のように喧嘩に明け暮れている蓮だが、彼自身から仕掛けるというわけではない、ただ彼の沸点は人より低く"いじめの現場を見たり"、"家族を馬鹿にされたり"、"喧嘩を売られたり"、そういう場面で彼は炎が燃え上がるように怒りだすのだ。

それは彼が生まれつき持っていた"イフリートの腕"と呼ばれる遺産の影響らしく、"理不尽"を目にした時その腕は彼の心を怒りで燃え上がらせ、理不尽を燃やし尽くす。"理不尽"に対する"理不尽"、それが赤坂蓮の持つ"イフリートの腕"の力だ。その力はあらゆるものを怒りで焼き尽くすが、しかし同時に蓮の心の中にある悲しみや優しさも蒸発させてしまう危険を持っているため蓮自身はこの力を恐れていた。

幼い頃に考古学者だった父からいざという時に家族を守れるようにと格闘技を習っていたことで戦いには滅法強い。ただし、彼の本当の強さは他人を傷つけられる強さではなく、例え悪者になってもどんなに辛くても、例え自分が燃え尽きてしまったとしても、自分の中の信念を持ち続けられる強さである。
蓮の父は戦い方と同時に幼い彼に人として、漢としてやらなければならないこと、逃げてはならないことを教えた。それは赤坂蓮の中で"漢の約束"として残り続けている。

UGNと出会い赤坂蓮は自分の力の使い道を考えている。誰かを傷つけ暴走するしかできなかった力を誰かのために使えるのなら悪くない。
"紅蓮の拳"は今日も理不尽をねじ伏せに逝く。

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