容姿・経歴・その他メモ

「わたくしは五百蔵香乃子。何でも屋の店長は現在別件で不在のため、わたくしが要件を伺うわ」
「あまりスマートではない事をしたくは無いのだけれど……正攻法ばかりで勝利を勝ち取ることが出来ないことは良く知ってますの。あなたにはわたくしの腕前を見る栄誉を与えましょう！」
「……あなた、誰の許しを得てわたくしをそう呼んでいるのかしら？チェルビアットは確かにわたくしのコードネームですわ……ですけど、わたくし子鹿と呼ばれるほどもう幼くないの！ああもう、いい加減コードネームの申請を受理してくださらないかしら！！」

「わたくしが所長を野良犬と呼んでいる理由？それは彼が未だにランダージョ(はぐれもの)だからよ。トップのくせに事務所に全然居ないだなんて……まったく、わたくしは雇われ店長ではありませんわ！」






とある何でも屋の窓口担当にして美しき雇われ店長。とは仲間内のからかいではあるものの、事実事務所に行くと彼女しか居ない事が多いため、外部の人間には随分と若い所長だと思われている。
元々はプライド高く傲慢なお嬢様だったが、早くして両親を亡くし色々と苦労したことと事務所の色の濃い人間たちに揉まれたためやや丸みを帯びているツンデレ程度の性格。そもそも中の人がツンデレロールをやるとそこのあたりに落ち着くので多分こいつもきっとそうなる。
嫌いなことははっきりと嫌いと言うが、ビジネスにそれを持ち込まず、必要なら協力できる程度には冷静。懐に入れれば割と温厚な面も見せるが、敵に対しては情け容赦がなくなる。
天才には及ばないがセンスのある秀才。
夢は自分を陥れた伯父の尻尾を掴んでトップの座から引きずり落とすことだが、毎度あと一歩のとこで逃げられている。


UGNとは事務所とのやりとりで窓口を担当していたため、組織の指針やオーヴァードについてある程度知っている。その上でけっして視線を逸らさず対等に渡り合うよう意識していたため、モブからは「若手のくせに度胸のある女性」「やり手のキャリアウーマンみたい」とか言われてるかもしれない。たぶん戦闘ができるメンツは戦力として。それ以外は情報収集及び物資調達・運搬辺りを依頼され、事務所員に振り分けてた可能性。


オーヴァードとして覚醒した後はノイマンとして部隊の指揮をする傍ら、自ら両手に握ったアサルトライフルで敵を蜂の巣にする。






Cerbiatto(チェルビアット)…子鹿(イタリア語)
Cane randagio(カーネ・ランダージョ)…野良犬(イタリア語)

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