■プロフィール

「今が汚らわしくても、せめて死に姿は美しくあるべきだ」
　　　　　　――美の理想を押し付ける“因果応報”

名前:橘 香耶斗（たちばな・かやと）
性別:男 年齢:18
ブリード:トライブリード
シンドローム:ソラリス／オルクス／ノイマン
ワークス/カヴァー:傭兵/FHマーセナリー
所属:無し
コードネーム:“因果応報(インスタントカルマ)”
身長/体重:180cm/70kg

■来歴

●価値観の醸成

　橘家は代々、華道の芸術を重んじる家系だった。特に歳の離れた姉は高名な生け花のアーティストであり、尊敬と憧れの対象だった。彼女の作品は、過去の技術に囚われることなく、それぞれが物語を持ち、観る者に深い感動を与える美しい作品だった。いつしか姉の影響で、新しさや美しさに魅了されるようになっていた。
　中学生の頃、姉と共に美しい庭園を訪れた際に、密かにEXレネゲイドとなっていた植物が暴走を始める。姉もこの事件で彼を守って死ぬことになるが、人々を器に植物が成長していく光景は、彼の感性にポジティブな衝撃を与えた。
　それからはUGNの存在を知るも、理念に沿えないと判断し加入を拒否する。自由に能力を使い作品を仕上げることが仕事になる、FHマーセナリーとして生きている。

●新しいモノ、美しいモノ

　彼自身、新たな何かを生み出す、発見することを好む。そのため、単なる芸術的好奇心から日常生活の中で様々な「実験」を楽しむことがある。たとえば、立ち寄ったカフェで様々な種類のコーヒー豆を混ぜて自分だけの味を追求したり、街中で突然ダンスを始めて人々の反応をうかがったりする。
　今回、任務にもかかわらず赤銅弥生や組織に興味を持ったのは、この性格によるところが大きい。

●ヨハン・C・コードウェルとの関係

　奇妙な戦術ながら確実に実績を積み重ねている彼に対し、ヨハン・C・コードウェルは大いに興味を持っている。ヨハンは彼の部下らに彼を捜索、そして攻撃するよう言いつけており、それによって彼は常に命を狙われている。簡単に死ぬような者を、ヨハンは求めていないからだ。
　彼自身これを認識していて、場合によっては周囲の敵を一掃するために利用することを画策している。

●戦闘スタイル

　持ち歩いているツル植物の種を急速に成長させ、2本の鞭にして両手で扱う。負わせたわずかな傷から、生命力を糧とした美しい花を咲かせることで、敵を無力化させる。

履歴

◆PC2
推奨カヴァー/ワークス：自由/自由
シナリオロイス：赤銅 弥生（あかがね やよい）
推奨感情 P：好奇心 /N：脅威
キミは FH の要人から脱走者の捕獲を命令/依頼される。目標は FH チルドレンである少女、弥生だ。
彼女にはある強力な能力が備わっており、力づくでの奪取にはリスクが伴うらしい。キミは彼女が身を置く組織に潜入し、連れ帰る機会を伺うこととなる。
だが、キミは同時に彼女やこの組織に興味を持っていた。
彼らの行く末を見届けてからでも少女の確保は遅くないだろう。

・PC②の年齢は任意ですが、少なくとも外見的には 10代にみえることが望ましいでしょう。
・購入判定は中盤のあるシーン以降行えなくなります。
・PE を使用せず FH キャラクターを作成する場合、UGN所属としてキャラクター作成を行った後、キャラクターシートの「UGN」をすべて「FH」に書き換えてください。
・2人で機能するビルドよりは、完結したビルド*2を推奨します。
・本シナリオではキャラクターが「水中状態のペナルティ」を受ける可能性があります

■水中状態のペナルティ（ハウスルール）
・水中にいるキャラクターはペナルティを受けます。
・このとき、ペナルティを受けたキャラクターは全力移動を除くメジャーアクションが行えません。
・「水中状態のペナルティを受けない」エフェクトやアイテムの効果を受けていたり、飛行状態であるキャラクターはこれらのペナルティを無視できます。

●ペナルティを受けない例
　海の恩恵（2P116）、対低環境スーツ（2P188）
●ペナルティを受けないと判断してもよい例
　軽功（2P132）、モーフィングボート（2P200）

セッション履歴