容姿・経歴・その他メモ

イギリスに本拠地を置く、黄金系の魔術結社の日本人家系の元に産まれる。
親の手、魔術結社によって知らない内にオーヴァードに目覚める一歩手前まで改造を受けた。
しかし彼がオーヴァードに覚醒することはなく、両親は彼をあきらめまた新たな子に手を出し始める。

そうして連れてこられた■■■■■。彼女に一目ぼれをした。
日に日に変わっていく彼女に違和感を覚え、彼女に両親が何をしているのか盗み見てしまう。
残忍な実験を目にして、彼女を連れ出し家から出奔する。
イギリスの片隅で、二人で身を潜め、ボロボロになりながら生活する。
彼女は既にオーヴァードに目覚めていて、自身も半覚醒のため死ぬことはなかった。
生きたい、その思いを胸に命をつないだ。

そんな折に現れた一人の英国紳士。
女王陛下の任で魔術結社を探っていたフィン・ブースロイドだった。
フィンは彼ら二人を保護し、特異性から彼らを教育し、仕事を与え生活する基盤を与えた。
改造によって寿命が短くなった二人だったが、その人生は楽しいものとなった。
推測年齢、三十代というときに彼らは電池が切れたかのように眠りについた。
フィンは彼らを看取り、埋葬した。


人生は第二幕を迎える。
死という経験を経て、数年の時を掛け、レネゲイドは第二覚醒した。
フィンが巨大なレネゲイド反応を受け、墓地に向かうと数年前から姿が何も変わっていない彼がいた。
記憶をなくし、すべてを失った彼が。

大きなレネゲイド反応によって、UGNイギリス/ロンドン支部から彼を匿うことは困難となる。
使えるコネを使い、彼の不利にならないように交渉の末に、支部長"パーシヴァル"エレイン・ランカスター預かりとなる。
(上級p84)
エレインが目を付けたのは彼の異常なまでの耐久性。過去にされた人体実験や体の中でくすぶり続けたレネゲイド、そして一度死んだ経験から彼の体は死から遠いものになっていた。
戦いに勝つよりも、生き抜くことに特化しているのは危険地帯での情報収集に大いに役立つ。
エレインは彼をうまく唆し、UGN・FH・ゼノスらから重要度が高いとされているUGN日本支部N市へ彼を送る。
フィンから日本人であることを聞き、皮肉めいた名前を彼に送る。
死に向かいながら、未だ現世に滞る屍人──葬儀屋アンダーテイカー

中枢評議会ヨシュア・ランカスターの娘から寄こされた、滞のことをUGN日本支部霧谷雄吾は何か思惑があると考え、評議会の抗争の舞台にならないことを願っている。滞の行動は、穏健派・改革派からそれぞれ注目されている。

履歴

【人物像】
死にたがりリビングデッド
自分の死地を探すためだけに生きている。
覇気のない口調だが、仕事はこなす(過去の体に染みついている経験、エレインの教育の賜物)

人のことを庇うことでダメージが入り死に近づくことに快感を覚える。
しかし体の自動修復機能によって体はすぐに回復してしまう。
死にたいだけで、ジャームになりたいわけではない。

セッション履歴