容姿・経歴・その他メモ

「はぁい、そこのお困りのお嬢様？　……うん、お母さんがあっちにいるんだね。分かった、このおねーさんに任せてくれ！」
「はっはぁ、分かったぞ私には。それはつまり……恋煩いってやつだね！　いいねぇ、青春だねぇ！」
「――全く。私は一種の観測者、みたいなものなのだけれど」
「あぁ、紹介が遅れたかい？　私は所謂『ブラックアウト』……"異世界観測（ライフ・イズ・ストレンジ）"の久遠我縁さ。今回は、よろしく頼むよ」

一人称：私
二人称：君、少年（お嬢さん）、貴方


いつでも元気いっぱいの通りすがりヒーローおねーさん。職業としては一応探偵を請け負っているが、通りすがりのヒーローをしたりでの報酬金で生活を送っているのがほとんど。
ブリードはノイマン×モルフェウスのクロス。戦闘スタイルは錬成したハンドガン一丁での射撃、というシンプルスタイル。ただ本人のレネゲイド適正や出力が文字通りの桁違いのため、射撃の精密さや威力もそれに比例して一級ヒーローに勝るとも劣らない能力と化している。

性格は一言で言うと『やる時にはやるが、それ以外だとおしゃべりおねーさん』という感じ。『ねぇねぇ、君ってほんとにヒーローなのかい！？　経緯は？　師匠とかあったり？』と人を詳しく知ろうとしてくるのが割とデフォであり、それ故に相手をからかったり、気があるそぶりを見せたりなどで本音を引き出そうとするのが通常運転。
しかし、緊急時や集中するべき時にはその印象がガラリ、と変わる。その時は言葉から一切の『遊び』が無くなるため、かなりわかりやすいだろう。

普段は探偵業を営んでいて、特に『序列不能』という立場やオーヴァードとしての異能を振るったり見せびらかすことはほとんどない。
この探偵業というのは『人探しペット探しなどの普通の依頼』と『裏社会から、我縁の実力を見込んでの裏依頼』がどちらも舞い込んでくる。我縁は基本的に『人の助けになりたいなー』というノリで探偵をしているため、どちらの依頼も受けるかどうかの基準は『依頼者にとって大切な依頼であり、人様に迷惑をかけないかどうか』という一点で受けている。それで生活がなりたっているかは……裏依頼の莫大な報酬金で何とか賄っているのがほとんど。
プライベートの時は趣味として『何かしらのイベントをめぐる』という趣味がある。論文発表、展示会、ライブ、セミナー、路上演奏――そこへ赴き、イベントの中心人物が『こんなに誰かを巻き込めるのはどんな人か』という人間観察が主な楽しみ。
好きな食べ物はメロンパン。嫌いなものはブロッコリー。誕生日は10月28日である。

―過去設定―
両親を第一次レネゲイドウォーでのヴィラン事件によって失い、その時に『誰でもいい…私に、この世界を生き延びる力を』と渇望したことによって覚醒。その時からすでに一般ヒーローよりも凌駕する圧倒的なまでのレネゲイド出力があり、さらにそんな異質なレネゲイド自体にも不明な点が多かった。
そのため、数年で『ヒーローの卵』から『序列不能』へと立場が変更される。高校を卒業した後は、その『序列不能』という立場から報酬次第でヒーロー活動を行う、いわゆるフリーランスとしてヒーローをしていた。
しかし、本人の『誰かに言われて人を助けるのではなく、自らが助けたいと思った相手の力になりたい』という想いから探偵業へと移行。元々のヒーロー活動を『裏依頼』として受けながら、表ではしっかりと依頼人の話を聴き力になる探偵として、少なからず名を上げていくこととなった。

正体は『久遠界斗の疑似存在』であり、正確には『アザトースが久遠界斗の鏡映しの因果を与えた人物』と言える。いうなれば『久遠界斗の逆位置的存在』。覚醒した時にアザトースと垣間見えたことから、本編やCRC世界の知識は無理やり植え付けられていたりする。しかし、それとは別に自分の世界の人生もちゃんと生きている。一応『運命づけられた観測者』という立ち位置ではあるが、本人はぶっちゃけそこまで気にしていない模様。ただ、久遠界斗本人とはぜひぜひ会いたがっている。

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