一人称:私
二人称:貴方、○○さん

口調:ですます、丁寧に見えて軽い話し方。
性格:おっとりめで基本優しいがはっきり言う時もある。
やや自虐的。

家族や過去について聞かれることを嫌がるようで貼り付けたような笑みを浮かべ｢それ、話さなきゃ駄目ですか？｣と聞き返す。

奏夜の家庭環境はあまり良くない。
産まれてから数年ほどまでは仲の良い家庭だったのだがひょんなことから父親と血が繋がって無いことが発覚。
母親と浮気相手との間の子だとわかってから家庭は崩壊した。
今まで笑顔で溢れていた家族の表情は暗くなり、仲の良かった親戚には疎まれ嫌悪された。

それからとある件をきっかけに｢金は出すから家から出ろ｣という話をされこの島へ、寮へと入ることになる。

｢私は何も悪くないのに。｣

家庭崩壊の最中のある日、自分にいい顔しなかった親戚達が寒気のするほどの笑顔を奏夜に向けてとある場所へと連れて行った。

そこはレネゲイドウィルスについて研究している所で、被検体を探していた。
奏夜はそこで親戚達に大金と引き換えに実験体として差し出されたのだった。

実験の結果は概ね成功。
オーヴァードとしての力を手に入れ、｢化け物｣となってしまった。

｢望んでなんかなかったのに。｣

小4の時に転校してきた。
｢非人道的実験を行っているらしい｣という情報を受けて駆けつけたUGNに保護されオーヴァードについて両親と共に説明を受けたあと｢化け物をおいてはおけない｣という親の意見と｢普通の生活がしたい｣という奏夜の意思を聞きそれならばと学園島へ転校することを提案される。
その提案に親は｢金なら出すからそうしろ｣と話がまとまり1人学園島へと来る事になった。