容姿・経歴・その他メモ

髪

ヴァーミリオン

瞳

スカーレット

肌

ライトオークル

　後顧無用！　生涯不退転！
　薪(ほむら)と煌めく鋼(ふめつ)の超新星



CV：新田ひより



　炎天のように鮮やかな灼髪と焔の瞳が特徴の少女。
　曇りない表情には常に身の丈以上の自信が満ち溢れ、勝気な態度を湛えて崩さない。あと声がめちゃくちゃでかい。

　春夏秋冬、時間や場所を問わず長袖や厚着でいることが多いが、これはクロスブリードゆえの弊害でシンドロームの融通が利かず、サラマンダーの炎を使うと体内温度が急激に低下するため保温を目的とした結果である。よって全体的に露出度は控えめ……というより、８割以上が布。
　そうした事情から長時間に渡る燃焼反応の具現は、ともすれば臓器の凍傷や壊死に繋がり、常態においても想像を絶する苦痛を伴うはずだが……しかし彼女はそれを常軌を逸した精神力(きあいとこんじょう)で凌ぎ耐える事でなんとかしている。
　無論冷却能力も行使できるが、こちらは本人の気質上使用することはまずないと言っていい。
　……ちなみに余談ではあるが、氷結を使うと上記とは正逆の悪性反応を巻き起こすため、度を弁えなければ血肉が沸騰する。

　操る剣術はフェンシングをベースにした我流だが、彼女のそれは刺突というよりもはや突撃であり、サラマンダーの力を遺憾なく発揮して燃え盛りながら体当たりするなど質量に物を言わせた圧殺戦法を得意とする。敵と見れば躊躇なく進撃し、肉を斬らせながら骨を焼き払う様はある種の狂気とも言えるだろう。「燃やせば大抵のものは燃えますっ！」とは本人の弁。小泉進次郎か？
　瞬間的な火力は頭抜けているものの、その一方で小細工は不得手。搦め手などに至ってはそもそも思考する脳を持たない。端的に言って、一切の誇張なく、馬鹿である。


　────熾天いちるという人間の心は赫怒に焦げついている。
　生来貧しく劣悪な家庭環境で育った彼女は、ふと気が付いた時よりすべてが許せずに憤っていた。
　だからこそ、煌めく星へと薪は祈る。あらゆる不条理が身を焼く夜に傷一つない完璧な人生という理想を謳いながら、想う様に生きれぬ現在(いま)の燼滅を。



「はいっ！　わたしに後は必要ありませんっ！　何故なら前に進むだけですから！！」

「えっ！？　これどちらか片方しか選べないんですか！？！？
　うーん……迷いたくないので燃やしましょう！　万事必要ありませんっ！！」

「ふふふ……おからはいいですよお。
　日持ち腹持ち諸共に良くて栄養満点！　なにより安い！　いいこと尽くめじゃないですか！？」

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