容姿・経歴・その他メモ

非日常を知る者
知ってしまったせいで日常を失った少年

教室の後ろの席で窓の外をぼーっと眺めているタイプの気怠げな男子高校生。
しかし、その正体はUGNで活動するオーバードであり
剣道の名門“月影流剣術”の申し子と言われた月影勇その人なのであった。

彼は月影流剣術の師範である父に憧れ、毎日毎日剣道漬けの日々を送っていた。
それが彼の日常だった。

しかし、その日常はほんの小さな傷によって崩壊した。
傷口から流れる血が、刀の形を形成していく…

訳もわからず見やった父の顔は恐怖に染まっていた。
「お前には…いや、俺たちには…人斬りの血が流れている…」

震える声で語られた自身の過去と月影家の黒い歴史
それは自身が最初から非日常の存在だったということを物語っていた。

自身の持つ力が危険なものであること
月影家の裏の姿を晒す恐れがあること
それらを理由に実質的な破門を食らった現在
UGNのチルドレンとして自身の力と向き合いながら街に迫る脅威を排除する役目を担っている。

その姿はさながら時代の陰で暗躍していた剣士の様かもしれない。
勇にとってはそれこそがヒーローの在り方なのだ。


以上の出自により正義と悪をキッパリと分ける考えをあまり好ましく思わない。
また、事実を偏見で曲げてしまう噂話等も好きではない。利用するかは別。相手の人格を否定するものでもない。

セッション履歴