紅と蒼のオッドアイ、色素が通っておらず一見真っ白に見える様な透明の長髪をした『少年』。
パッと見少女のようなフォルム、服装を好む為見た目だけでは識別できない。
大抵養父が営む喫茶店で店員をしていることが多く、その際は黒のワイシャツに赤のネクタイ、黒のガウチョパンツに茶のローファ装備だったりする。

どこかの世界よりも元気さがほんの少しなりを潜め、少女性と穏やかさ、人懐っこさが際立つように育った分岐進化系男の娘。
オトメンとも言う。
ナルシストじみてはいるものの客観的に自信の容姿が整っているのを自覚しているのでそれを武器に表情豊かな一面で愛嬌を振りまいていることも。

家族二人を失ってすぐから一人ぼっちのままではなく、助けられた刑事の男に引き取られたことで本来よりも若干”穏やかに”育った陽だまりの少年。
理不尽な悪によって家族を失い、必死に祈ってもテレビやアニメのようにヒーローはすぐさま来てくれなかったこともあってか、のほほんとして悠長な態度の裏には現実への諦めにも似た感情を顔の裏には隠している。

今生きている世界は辛い、そして結構無慈悲だよ？なんて義弟にも常々語っており本人もそのスタンスであるものの、いざそう言った現場に立ち会えば真っ先に身体が動いてしまう。本人は否定するが善良でヒーロー向きの精神を持っている。
要は言葉とは裏腹に諦めきれていない人間。

但し一時期、反抗期もかくやと言わんばかりに荒れに荒れていた時期があったらしく、通り名だったらしい『♰白雪の銀狐♰』と呼ぶと悶えて蹲るとか。

好きなことは昼寝、美味しいものを食べること
苦手なことは黒歴史を掘り起こされること...らしい

東京近郊、かつては神奈川の横浜と言われていた地区の近くで事実上便利屋のような一応のヒーローな少年。

大抵は養父営む喫茶店で看板娘の片割れのように働きつつ、猫探しから浮気調査と言った凡そプロヒーローのするようなことではないようなことを生業としている。
自身の特異な能力の都合上大っぴらに知られない、ランキング等にも乗らない為細々とした名声、ご当地ヒーローのような扱いを受けているが本人もこっちの方が気楽だから、と受け入れている。

レネゲイドウォー中、目の前で母と姉をヴィランに惨たらしく殺害されており、現状名乗っている苗字は養父の物。
行く当てもなく、帰る場所もなくで身を寄せたものの養父や義姉の献身もあってか一時期の黒歴史を除けば無事復活。
憧れ、そして血の繋がっていた家族のことを忘れない様にという歪な縋り？から母親の気質をトレースし始めた結果今の性格に落ち着いた...らしい。
夜来学園への在学年数、ヒーローとしての活動歴、年齢を調べると実は一年程ズレが生じるらしく...？


本来の姓は黒井であり、ちょっと有名なある忍者ヒーロー達の血筋と関係があるとか...？

灼熱を誇る蒼黒い焔と蒼い氷を纏いそして操る獣のようなオーヴァード。
ある二種類の伝承型RBと共生しており、本来の気質からはかなりかけ離れた出力に進化している。

戦闘スタイルは実戦での叩き上げも含めてバリバリの白兵戦。
獣化を用いて身体能力を強化するが、本人はその姿を可愛くないと言い放っており、蒼い焔で形作られた非実体の九尾と頭部の白銀の耳をぴょこぴょことする。
レネゲイドによって自在に姿を変える槍を刀や手裏剣、薙刀などの和装に変化させ、自身の焔や氷による遠距離技も考慮したどこか忍びのような攻撃を行う。