容姿・経歴・その他メモ

概要

　FHの実験でオーヴァードに覚醒した。脳に搭載されたAIDAは優秀なFHエージェントの死体から作り出したものであり、その戦闘能力を完全とはいかないまでも再現が可能となっている。
　以前は別のセルで実験体にされ、エージェントとして道具のように扱われていたが、10代前半に任務で負傷して死にかけていたところをカザルマの人間に救われたことで所属を移る事になる。
　道具としての生き方しか知らなかったクルテルはカザルマでセルの人達や患者と触れ合う中で“自分の生きる理由”について考えるようになる。

武装

療刀(ﾘｮｳﾄｳ)-銖(ﾜｽﾞｶ)-

　「動作の精密さ」に主眼を置いている。僅かな命を繋ぎ止め、人を生かすための刀。
　見た目は医療器具のメス。
　片手で易々と持てるほど小さく軽い。刃渡りの短い刃は極めて鋭利であり、生体の組織を斬る際に細かい操作がしやすいよう緩やかなカーブがついている。そのため正確無比な太刀筋で相手を斬ることが出来る。
　そこまで正確な太刀筋を追求した理由は、この刀が医療用に作られた刀だからだ。身体に余計な傷を付けぬよう使い手の思うがままに斬れる事を目指した刀である。しかしその特性上、相手を殺傷する事も容易であり、使い手には正しき人格者が適切であるといえる。
　また無数に代えの刀が存在する事も特徴の一つだ。施術の中断は許されず器具の不足などあってはならない。故に無数の刀はそれら全てで一本の刀である。

　AIDAを搭載したクルテルほどの優れた使い手が扱うことで、投擲して手元から離れても10mはその精密さを失わず、対象の狙った箇所を斬り裂くことが出来る。

限定奥義：文武療刀(ﾌﾞﾝﾌﾞﾘｮｳﾄｳ)

　自分自身を執刀して肉体を治したり作り変えることで身体の限界を超えた動作を可能とする施術。驚異的な身体能力を得ることや尽き欠けた命を無理矢理繋ぐことができる。この奥義は使い手に医療の心得が備わっている事とオーヴァードの頑丈な肉体を有している事の二つが必要不可欠であり、どちらか一つでも欠けていた場合、施術は失敗し使い手は死亡する。

セッション履歴