容姿・経歴・その他メモ

　　　　　　　　　ーーーーーーUGN・日本、横浜支部　諜報部内務報告書より抜粋ーーーーーー

第二次世界大戦中の西部戦線、いわゆるナチス・ドイツ戦、ベルフはこの戦争においてアメリカ陸軍・第101空挺師団に所属していた。
この部隊は本来は空中からパラシュートで降下するための部隊だったが、彼と似た者たちたちの特性に目を付けた米軍は、秘密裏に
「第６６６特殊工作小隊」を組織、彼もまた、ヒトラーと、ナチの幹部暗殺の為にドイツで奮闘した。

第二次大戦後、ベルフの消息は一度途絶えるが、ベトナム戦争に”存在しないはず”の特殊部隊「第９特殊作戦グループ」
通称「ナイン・ボーラー」の前線指揮をしていることが記録に残る。

この時、彼の部隊はアメリカの命令を無視、本来爆撃される予定だったゲリラの村とされた住人を全員助けたことにより、非名誉除隊とされている。
ベルフは軍法会議で不服を申し立てるも却下、懲役刑も課されたようだが、この後、再び記録が途絶えている。

そして、現在のUGNでのスカウト、ベルフはノイマンではないが、彼の戦地での勘、センス、何より経験が、UGN内での彼の立場を盤石なモノにした。
特にテレーズ・ブルムに気に入られた後は「レネゲイド災害緊急対応班・マルコ」の隊長に抜擢、現在も前線指揮を行っている。


　　　　　　　　　ーーーーーーゼノス・個人調査報告書　第三版より抜粋ーーーーーー

ベルフ・ブラックリバー、結婚による改姓前はベルフ・ラングレイ。
彼は世界大戦中、戦地にて、レネゲイドビーイング”ロンギヌス・レプリカ”と接触。
本来ノルマンディー攻略戦において瀕死の負傷を追ったベルフだったが、このレネゲイドと融合することで、一命をとりとめている。

オーヴァードに覚醒したとすればこの時であろう。以後ロンギヌス・レプリカは己を”ヘズ”と呼称。今思えばとんだ皮肉である。
（注訳：北欧神話のヘズは男性であるが、このヘズは女性個体だそうだ）

第二次世界大戦後はアメリカの実験都市・エリア618に軟禁、義体化を施されている。齢100近いのに20歳ほど若く見えるのはこのせいだ。

ベトナム戦争当時、ベルフの所属部隊「第９特殊作戦グループ」上官がレネゲイドウィルスによりジャーム化、己の衝動のまま無辜の村一つを焼き払う計画を立て、彼はこれを阻止した。
上官は件の村にてベルフと衝突し死亡。ベルフは反逆罪容疑をかけられ投獄、後にUGNがこれを救い出した。

一説によると定かではないが、この時にミストルティンに覚醒する”因子”が撒かれたのであろう。

彼は上官との戦闘で左目を失い。ロンギヌスの槍であるヘズも戦闘により消失……もとい、死亡している。

セッション履歴