スミカの連れている影絵のような猫型個体。実際はブラムストーカーの従者のようなもので、かつて兄妹の様に育ったEXレネゲイドに感染した猫が死亡した際に取り込んだ存在。
意思はあるが会話は出来ない。ただしスミカとは意思疎通が可。
猫の形をしてるものの、ある程度は変形可能であり、尻尾の先端にある刃で攻撃する。時には刺し、時には斬り、そして領域の斬撃によって離れた敵を割断する。

かつての実験施設で兄妹のように育った二人は、片方の死によって完成した。獣は研究によって暴走し、少女は彼の死に嘆き、獣を己の中に取り込んだ。
死が二人を別つまで。
力も痛みも共有する二人の別れは、今度はおそらく同じ刻だろう。

FHの実験によりどこかから誘拐された。中々覚醒しない彼女に科学者は見切りをつけていたが、ある時EXレネゲイドに感染した子猫と出会う。兄妹の様に一緒にいた二人だったが、だが、実験の最中にネメアが暴走、死亡してしまう。
ネメアの亡骸を抱きしめる彼女はオーヴァードへ覚醒。亡骸を自らの血へと飲み込み、以後彼女の従者のような役割を果たすようになった。


その後、UGNに救助され、彼女はチルドレンとして教育、活動し始めるが、その特性上あまり表沙汰に出来ない内容のモノで、ジャームなどの抹殺、ダブルクロスの暗殺だった。