癖のある銀髪、翡翠色の瞳。色白で年齢の割には華奢で小柄。

名前というモノ自体がなく、被験体No9（ナンバー・ナイン）と呼ばれていたのでナインと名乗っている
名前というものに執着や、固執など一切ない。

見た目は整っているが、感情表現が乏しいことから人形のようであり、能力をはじめてつかったとき目の当たりにしたUGNのメンバーから破滅の人形（ルイン・ドール）と呼ばれたのをきっかけにコードネームとして使っている

「おなかすいた」「ねむい」が口癖。基本無表情。外見の割には落ち着き払っており、子供らしさが皆無で感情がまったくない。
燃費が悪く、力を使うとすぐにお腹がすくため、白衣のポケットには何かしらのお菓子が入っている。辛い物より甘いもの方が好き。大人どんぶり三杯が基本。唯一、感情の変化がみられるときは食べ物を食べてる時か、食べ物をもらったとき。
とある理由で注射が大の苦手。

育ての親、また唯一自身の本来の姿と秘密を知っている理解者。母親というよりか、自分を育て世話をし、さまざまなことを教えてくれる人物として認識しているため雨天のことは「センセイ」と呼んでいる。
数年で関係を培ってきた結果、それなりに信頼と良好な関係になっている。

生まれながらにしてオーヴァードだった為、赤子のときに能力を無意識化で使い、恐怖した両親にFHが運営している孤児院に預けられる。3歳まで、孤児院で育てられるが雨天の両親がいる研究施設に連れていかれレネゲイドウィルスを殺す薬を打たれ人体実験を行われる。7歳のときにナインの存在を危惧した雨天によって保護される。

雨天の両親はレネゲイドウィルスの進行を抑制する研究を行っていたが、徐々にレネゲイドウィルスを滅する目的とした研究に変わっていく
特別な対抗種を研究し、独自に開発したレネゲイドウィルスの力を抑える抑制剤を改良し、すでに体内にあるレネゲイドウィルスに外部レネゲイドウィルスを投与し、互いに殺しあう薬を開発。それを孤児院から連れてきた児童に投与を行い、人体実験の経過観察をしていた。
投与された児童はナインを残しすべて死亡。
ナインは被験体にされた児童たちから採取された血液で作られた人工レネゲイドウィルスを投与される
ナインの体は蟲毒状態になり、吐血や高熱にうなされ結果、体内で今まで実験の犠牲になった子供たちから採取されたレネゲイドウィルスとナインの体内のレネゲイドウィルスが互いに攻撃しあい、化学変化が起きた結果、レネゲイドビーイング（オリジン：レジェンド）が生成される。支配型のレネゲイドビーイングによりナインのもともとあった自我は飲み込まれ消滅、レネゲイドビーイングの意識が自我として形成される。