体中に見られる生々しい傷跡と金の髪に橙と翡翠のオッドアイが特徴の男性。

能力の関係上直ぐに血液を出す必要があるため肌の露出が多いラフな服(特にパーカーがついた物)を好んで着ており、毎回戦闘になると自分や敵の血で服（特にパーカー部分）が赤く染まっていることから赤頭巾と掛けて赫頭巾と呼ばれるようになった。

明朗快活だが、短気でガサツ何処か物事を斜めに見がちとどこかひねくれた子供のような印象を与える。

任務においては、過去の出来事から自分が幸せになって欲しいと思った"善人"をできる限り助けられるように動き、逆に"悪人"と思った相手に対しては救う意志が薄弱で何処か扱いも雑に成りがちになる。

元々FHに在籍していたエージェントの子であったが、親としての最後の良心の呵責からか戦闘用の兵士として扱えるよう様々な調整を施されていたにもかかわらず戦場に出さずにUGNに保護され以降はUGNチルドレンとして扱われることとなる。

しかし、調整されたときに付いた生々しい傷跡と元FHチルドレンと言うことから保護された先の支部では浮いており同じチルドレン達とも馴染めずにいた。

その上、支部の面々が人々の日常の為に戦いに赴く様を見る度にその日常を壊す側にいる破壊者の血を受け継ぐ事への罪悪感を抱いており、それ故に親と戦う事になるかもしれない事に苦悶し、出自を嫌が応にも思い知らされるレネゲイドの行使を躊躇っていた。

そんなある日、支部メンバーが総動員されるほどのFHが引き起こした事件が勃発。
その解決のため朝比奈も駆り出される事になったのだがFHエージェントとの交戦中にレネゲイドの行使を躊躇した隙を突かれて危機に陥った際に当時UGNエージェントで会った恩人に庇われ重傷を負わせてしまう。

その出来事に慟哭する朝比奈に痛む体を押さえながら恩人は叱咤激励の言葉をかけ奮起させて再び戦いに挑ませて勝利、無事事件を収束に導くことに成功する。

それ以降は自分を庇いながらも事件解決に尽力した恩人の姿に強い憧れを抱き、いつか自分もあんな人を守れる存在になりたいという思いを胸に、強く前を歩み続けるのであった。

自身の血液に生成した因子を混ぜることで体内、体外の血液を使役し操作することができる。

また、因子を混ぜている関係上血液を一滴でも垂らしておくと乾ききるまではその血液内の因子を利用して己の能力を行使できる領域を広げることが可能となる。

因子を混ぜた物の特性を変更することも可能であり、血液に治癒能力を付与したり、破裂させて敵を引き裂くほどの硬度を持たせることができるが、その都度体内の血液を消費するので長期戦に弱いのが欠点。

コードネームの由来は基本情報に記載した物が大元である。