倉上町に住む高校生。
帰宅途中、近くにあるラボから逃げ出してきた少女──天と出会い、その際に研究員に殺害された事でオーヴァードに覚醒する。
その後、クラスメイトである夜津上飛彦の助力もあって逃走に成功。天や飛彦と数日の間一緒に暮らし、穏やかな時を過ごす。
しかし、親睦会の最中に現れた鬼丸によって、天に遺産が埋め込まれている事、それにより天が残り四日の命である事を知る。
苦悩する葉月だったが、天を救う手がかりを求め、飛彦や天と共にラボへと向かう。
そしてラボにて所長である縞袖邦彦と対峙。天の協力もあり、死闘の末にこれを撃破した葉月は飛彦と共に天の中から遺産を摘出し、彼女を救い出した。
その後、高校に転入してきた天と一緒に暮らす事を決め、新たな一歩を踏み出した。

この事件をきっかけに若干ではあるが性格が明るくなるなど、葉月の在り方を大きく変える事件となっている。
飛彦とは打ち解け、天に関しては「はじめて護ることができた、大切なひと」として愛情を抱いているようだ。