スラムの端で身体を丸め、ただ無意味に過ぎ去る日々を過ごす姉妹がいた。彼女達にとっての日常とはいつか来る死を待つだけの日々。

そんな彼女達はある日"プランナー" 都築京香との邂逅を果たす。

｢貴方達に生きる意味を与えましょう。その代わり、私のプランに協力して欲しいのです｣

そうして彼女達は生まれ変わったのだ…文字通り、オーヴァードとして。

日本に連れてこられた彼女達はゼノスのスパイとしてファウストと共にUGNに潜伏する事になる。

「来たる刻まで好きに過ごしなさい。彼等を観察して、人である貴方自身も私達と寄り添う事ができるのかどうか。自分達の目で見極められるようにね」

それ以降、チルドレンとして拾われてからずっとUGNとして活動していたが"アドヴェントス事件"以降都築京香からコンタクトがあり、UGNとの協力関係を構築する為に陰ながら助力。都築京香の手によって新たにミストルティンとして覚醒を果たした。

ウロボロスではない、純然たる力。
レネゲイドを殺す為のレネゲイド…"対抗種"だった彼女が新たに得た"｜神殺し《ﾐｽﾄﾙﾃｨﾝ》"。

それらの力を乗せ奏でる音をただ｜同胞《RB、シャルヴ》達を殺す為に使うのか、それとも彼等と共に歩む道の為に奏でるのか…彼女が自ら選択する日は近い。