容姿・経歴・その他メモ

　個人で探偵業を営むハンチング帽とダブルタイプのブレザーを着用したレネゲイドビーイングのロボット。紳士的な物腰の穏やかなロボットだが、冗談や軽口を言うことも。自身の頑丈さを利用して他人の盾になったり、逆に鋼鉄の体で殴ったり蹴ったりするのが得意。

「私はGR-1752。見ての通り探偵だ。型番だと長いからGR(ジェロニモ)で構わない」
「ハァァァ……いいんじゃないかな。嘘？　勿論ついていないとも。ロボット３原則があるからね」

　ボディは人間の博士によって製作されたロボットで、そこに元々は人間だったレネゲイドビーイングの精神がAIとして入り込み、誕生した。誕生した時点で施設はすでに廃棄されており作った博士も既に他界していたため、同型で現存する機体は自分のみだと思われる。人間を学習する過程で博士の趣味と思われる放置されていた昔の映像作品を参考にしたため、現在のような性格となった。フェイス正面が液晶画面となっており、人間のような表情こそ表示されないものの、模様の変化と声の抑揚で感情を理解することができる位には感情豊か。

　本人にその記憶はないが軍人だったようで、自分のと思しき名前の部分が削れて『G』と『R』だけがかろうじて読めるドッグタグを首から下げている。また、人を抱えて荒野を一人あてもなく歩く夢を見ることがある。

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