ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

如月 悠 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

執行者(EXECUTOR)如月 悠(キサラギ ユウ)

プレイヤー:檸檬茶

邪魔者は潰す。徹底的にな。

年齢
17歳
性別
星座
天秤座
身長
167cm
体重
63kg
血液型
AB型
ワークス
FH エージェント C
カヴァー
高校生
ブリード
ピュアブリード
シンドローム
ウロボロス
HP最大値
31
常備化ポイント
4
財産ポイント
2
行動値
11
戦闘移動
16
全力移動
32

経験点

消費
+97
未使用
36
コンストラクション作成

ライフパス

出自 教育者を両親に持ち、一家の面目を保つためにとたくさん勉強をさせられた。ところが本人自体頭の出来は非常に悪く、小学校中学年の頃には早くも落ちこぼれと呼ばれるまでとなった。
望まれた子
経験 成績不振と、何に対しても言い返す負けず嫌いな性格が原因で虐めを受けていた。惨めな思いをしたくなかったがために両親に学校を休みたいと申し出るが、尽く否定され続けた。
絶望
欲望 悠はただ「居場所が欲しかった」。それだけに、自分の存在が赦される世界を作ろうと思った。鴻上黎が望む世界は、まさに自分が望む世界に近しいものだった。
理想の世界
覚醒 侵蝕値 クラスの目の前で醜態を大っぴらに晒されたときに、惨めさのあまりに覚醒した。学校で殺戮事件を起こして以来、それを愉しむようになった。
憤怒 17
衝動 侵蝕値 「俺は、俺に屈服を強い俺を虐げ虫ケラのように扱った愚者どもが許せないのだ。俺は奴らをこの世から消滅させ、俺も消滅する。」
殺戮 18
その他の修正5《原初の紫 : 青き悪魔》《イージーフェイカー : テレキネシス》
侵蝕率基本値40

能力値

肉体2 感覚2 精神7 社会1
シンドローム1×2 シンドローム1×2 シンドローム2×2 シンドローム0×2
ワークス ワークス ワークス1 ワークス
成長 成長 成長2 成長1
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃 RC5 交渉
回避 知覚 意志1 調達1
知識:レネゲイド2 情報:FH3
情報:UGN3

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 申し子(SELECTED) 申し子専用エフェクトを 1 つ習得する。
*** "マスターモルグ(MASTER MORG)" 鴻上 黎(コウガミ レイ) 友情 憤懣 GR ***
新しい友人 "金糸雀(MINE MELODDIUM)" 犬養 芹那(イヌカイ セリナ) 純愛 隔意 RE 「俺は彼女を殺さなければいけなかったはず……それなのにいつまでも彼女との生活を諦めきれずにいる。情けないな。」
元上司 "マスターナイダス(MASTER NIDUS)" 殷 万姫(イン ワンチェン) 敵愾心 恥辱 「大勢の目の前で赤っ恥をかかせやがったあいつが許せない……邪魔者は潰す……徹底的にな……!」
元セルメンバー "ククルス(CUCULS)" 伊勢見 千晶(イセミ チアキ) 同情 憐憫 「あの状態で黎の言葉を呑んだってのかよ……その覚悟も計り知れないものだろうよ。」
*** "魔炎の姫" 火神 燈凪(カガミ ヒナギ) 庇護 罪悪感 「今まで心配かけてごめんな。そして、こんな俺を最後まで信じてくれて、ありがとう。」
*** "羅刹人(APOCALYPSE )" 鴻上 徹(コウガミ トオル) 誠意 憐憫 「すまんな。これも俺が決めたことだ。」

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
コンセントレイト : ウロボロス 3 メジャーアクション シンドローム 2
クリティカル値を -Lv (下限値 7) する。
飢えし影 1 メジャーアクション 〈RC〉 対決 視界 1
「攻撃力 +[Lv×2]」の射撃攻撃を行う。
喰らわれし贄 5 オートアクション 自動成功 自身 至近 1
オーヴァードに 1 点以上のダメージを与えたならば、シーン中攻撃力を +[Lv×3] する。
原初の紫 : 蒼き悪魔 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 4
ガードをしているならば、攻撃してきた対象に [Lv×3] 点のダメージを与える。ラウンド中 1 回まで使用可。基本侵蝕値を+4 する。
背徳の理 5 オートアクション 自動成功 自身 至近 3
オーヴァードに 1 点以上のダメージを与えたならば、シーン中判定ダイスを +[Lv×2] する。
カバーディフェンス 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 2
行動権を消費せずカバーリングを行う。メインプロセス中 1 回、シナリオ中 Lv 回まで使用可。
イージーフェイカー : テレキネシス 1 メジャーアクション 自動成功 効果参照 視界
シーン中のアイテム 1 つを任意の場所に移動する。基本侵蝕値を +1 する。
まだらの紐 1 メジャーアクション 効果参照 効果参照 視界 2
隙間に影を入れてその先の物を見聞きすることができる。
傍らの影法師 1 メジャーアクション 自動成功 自身 至近
影を立体化させてエキストラにする。※ 戦闘中に限りオートアクションで使用できる。
道化の出し物 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 1
エフェクトを偽造する。
ランナウト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 6 Dロイス
エフェクト 1 つの Lv を +2 する。使用回数は増えない。シナリオ中 Lv 回まで使用可。

コンボ

REPAINT THE WORLD.

組み合わせ
《コンセントレイト : ウロボロス》《飢えし影》 + 《傍らの影法師》《道化の出し物》
タイミング
メジャーアクション
技能
RC
難易度
対決
対象
単体
射程
視界
侵蝕値
4
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
7
7
5
3
100%以上
7
7
5
4

TAKE YOUR SOUL.

組み合わせ
《喰らわれし贄》《原初の紫 : 青き悪魔》《背徳の理》《ランナウト》《カバーディフェンス》 + 《傍らの影法師》《道化の出し物》
タイミング
オートアクション
技能
難易度
自動成功
対象
自身
射程
至近
侵蝕値
17
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力

カバーリングを行う。その後、攻撃してきた対象に [3+Lv×3] 点のダメージを与え、シーン中判定ダイスを +[10+Lvボーナス×2]、 攻撃力を +[21+Lvボーナス×3] する。シーン中 1 回、シナリオ中 [1+Lvボーナス] 回まで使用可。

一般アイテム常備化経験点種別技能解説
情報収集チーム 2 0 コネ 〈情報:〉 達成値を +2 する。
シナリオ中 3 回まで使用可。

コンストラクション作成

能力値フリーポイント 技能フリーポイント 作成時任意エフェクト エフェクトレベルフリーポイント
3/3 5/5 4/4個 2/2

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 3 58 0 0 61 36/97
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

キャラクター概要

 数年前から FH で活動しているエージェント。所属して数年と歴は浅く、FH エージェントの中では強いとは言えないが、セル内では一定の戦力を担っている。過去が過去だけに現代社会というものに対して強い反発心があり、世の中の不条理を根絶するという大義名分を振りかざしては人間の世界に手を下している。FH 所属を機に鴻上黎と出会い、今となっては最高の相棒だが、どうも少し考え方のソリが合わない。

容姿

 緑青色の髪に青い瞳をしている。顔の半分は髪に隠れ、口はへの字に曲がっており、どことなく暗い印象を受ける。声のトーンはやや低く、あまり活気を感じられない。その一方で服装は着崩すことなく清潔感があり、真面目そうに見える。なお本人は何においても落ちこぼれている模様。

性格・考え方

 陰キャという陰キャを煮詰めて凝縮したらコレ。人とのコミュニケーションなど生まれて此の方まともにできたことがない。オーヴァードに覚醒して FH に所属してから多少マシにはなったが、やはりコミュ障の性質が残っている。クールというよりはダウナーな感じで、無気力さがにじみ出ている。
 神経質で完璧主義な性格故に、細部に感じた違和感すらも正さずにはいられない。服装に清潔感があるのはそのため。やるからには徹底的にやるタイプで、ミッションを任された際には常に自分の思う完璧を目指す。自分の信念に対しては病的なまでに忠実で、少しでも詰られようものなら、後先も考えずに排除しようとする節がある。リミッターの役割を果たす人間が近くに必要になると思われる。
 「使えるものは何でも使う」ことが座右の銘。FH に所属してからは取引の才能が開花し、特に "マスターナイダス" 万殷姫とは良好な関係を築いている。自身の目的を達成するためなら、敵すらも利用してしまう。最近出会った UGN 所属のエージェントには、自分がフリーランスであると嘘を吐き、ある一定の情報を握っている。目的の遂行を邪魔する UGN は専ら敵だとしか思っておらず、根絶には意欲的。FH エージェントの一部の過激派からは重宝されているようだ。

過去・生い立ち

 地元の小学校の教諭を母に、中学校の教諭を父に持つ。教師一家としての面目を保つため、幼少期から塾に通うなどして人並み以上に勉強に励んできた。ところが両親の教育は少し行き過ぎたところがあり、試験で悪い成績を取ろうものなら手酷い体罰をも厭わなかった。小学校中学年ごろから好成績を取らねばならないという重圧に押しつぶされ、その度に習ったことを度忘れすることが増えてきた。そのせいもあって学年では落ちこぼれるように。諦観した両親は悠をあれこれと厳しく言うことはなくなったが、家庭内での扱いは急激に雑になった。

 中学校に進学してからも成績の悪さは据え置きなばかりか、碌に運動をしなかったがために体育の時間には転ぶこと数知れず。友達も作らず会話は頗る苦手で、立ち居振る舞いから魅力の一つも感じられない。あまりもの出来の悪さを奇怪の目を向けた同級生は、悠を虐めのターゲットとした。悠はこれ以上の屈辱を曝け出すまいと反発したが、あろうことか虐めはエスカレートしていく。駐輪場の自転車を壊されたり、トイレに顔を突っ込まれたり、きついプロレス技をかけられたり、挙句には女子の目の前で下着ごとズボンを脱がされる辱めを受けることもあった。このことを、唯一の味方だと思っていた両親に話してみたものの、「虐められるお前にも原因があるのではないか」の一点張り。味方など誰もいなかったと悟った瞬間だった。

 ある日のこと、悠は例のごとくクラスで虐めを受けていた。この日はどこで作ったのかもわからない熱湯を顔に吹っ掛けられた。クラスメイトは皆悶絶する悠を見てあざけ笑い、止める者は誰一人いなかった。彼此今日まで虐めを耐え忍んだ悠だったが、その我慢にいよいよ限界が訪れる。怒りと遣る瀬無い気持ちが頂点に達したその時、誰かの声が聞こえたような気がした。

「能力が欲しいか、ならばくれてやる。」

体の内から湧き上がる何かを訳も分からず力任せに振り抜いた悠。気付けば相手の土手っ腹には大きな風穴が開いていた。今までは人ひとり相手に成す術すらなかった悠だったが、呆気ない死に様を目の当たりにすると、言いようのない悦楽が身を包んだ。

「これで漸く……貴様らに復讐できる……!」

それからというもの、謎の声が導くがままに殺人を繰り返した。両親もクラスメイトも、憎しみに任せて皆殺しにした。これで悠の復讐は果たされた。だが、まだ足りない。もう終わったはずなのに、まだ終わっていないような感じがする。なぜだろう。

 ふと街角のニュースを目にする。とある少女が虐めが原因で自殺した、家庭に居場所のない少年がコンビニで盗みを働いた、金に困った大学生が強盗殺人に手を出した。そんな悲観的なニュースばかり。画面の向こうでふんぞり返る評論家共は、やれ適切な教育だの、やれ日本の貧困化だのとほざいていやがる。世の中の不条理を生んでるのは並べて貴様ら大人たちだろうが。大衆の前で大っぴらに責任転嫁して恥ずかしくねぇのかよクソが。俺はそんな人間とは違う。俺は自分勝手な人間を皆殺しにし、不条理を塗り替え、真っ当な世界を作り上げるのだ。そんな想いで、悠は FH への所属を決意した。

欲望

 悠の欲望は「自分の理想とする世界を作ること」。腐った格差社会を根底から覆し、真にあらゆる人間が幸福に暮らせる世の中を作ることを正義に掲げている。実際は、日本を、延いては世界を掌握してすべてを塗り替えるという独りよがりなもの。だがそれがセルの方向性とマッチしていると感じているためか、居心地は悪くない。悠は、気の赴く儘に力を振りかざす。いつか世界を新たな色で染め上げ、絶望も軋轢もない究極の理想郷(ユートピア)が完成することを信じて。

「━━ 俺はこれまでに様々なものを奪われてきた。才能も、人望も、尊厳も、居場所も、何もかも。その末に残ったのは、レネゲイドという特殊な能力だけだ。だが天下の UGN は、俺に唯一残ったそれすらも奪いに来る。だからこれ以上奪われるわけにはいかない。俺は UGN から、腐った人間社会から、何もかもを奪ってやる。そして……新世界の神になる……!」

戦闘スタイル

 傍らにペルソナ?のような影を出現させ、その影を実体化させて敵を攻撃する(ウロボロス)。搦め手が得意で、攻撃してきた対象に回避不可の一撃を繰り出す。それはごく小さな一振りに過ぎないが、一度傷をつけた相手の行動パターンは影を介してすべて掌握済みであるばかりか、取り込んだレネゲイドと膨れ上がった憎悪で火力が一気に増加する。自らを傷つけた相手をどこまでも追い回すその様相は、宛ら死神が狙った人物の命を刈り取るかのようだ(コンボ名 : TAKE YOUR SOUL.)。

戦闘スタイル その2

 悠はロイスを取得している対象をペルソナとして取り込み、その能力を使えるようになった(《道化の出し物》の効果でコンボ名が書き換わる)。教会の一件があったのち、周囲に悠を気にかけてくれる人間が沢山いることを知った悠は、他の人間に感化されるようになった。人からの影響はペルソナにも表れ、ロイス対象と瓜二つの影を顕現させ攻撃する。今まで悠が顕現してきた人物は、FH を裏切った人物、想いを募らせている人物、因縁の相手、自分を気にかけてくれる人物、そして彼の一番の戦友。これだけ多くの人間を顕現させることができるようになったのは、悠の心が少しずつ変化していることの顕れである。

これマジで解釈一致だからシナリオ終わったらみんな聞いて欲しい

https://www.youtube.com/watch?v=ghmaEb5mThw
「それでも目に見えてるものだけが全てじゃない」
「始まりも終わりも誰にも指図をされずに決めて良い」
「いつでもどこでも 望めば会えるよ 約束はいらない 僕らこれからも」
「同じ星見ている 離れていたって だから今日さよなら」

懺悔メモ

悠の今の気持ちは?

・鴻上黎にこれまで貫いてきた信念を真正面から否定された事が腹立たしい(友情/憤懣)。
・犬飼芹那を気にする余り、マスターナイダスからの命令を即決できなかった事が情けない(純愛/隔意)。
・大勢の目の前で赤っ恥をかかせたマスターナイダスが許せない(敵愾心/恥辱)。
・自分の野望を手引きしていた取引相手が居なくなったことで、自分の目指すべきものが分からなくなった。

鴻上黎&伊勢見千晶に腹が立っているのはなぜ?

 自分の信念をねじ曲げられるのが嫌だったため。FH を捨てた千晶と、それを肯定するでも否定するでもなく漫然とした態度の黎に、以前から腹を立てていた。自分の信念を全うするために FH が絶対に必要であると思い込んでいた悠にとって、FH からの脱退は信念を捨てることと同義だった。また、目的のためにかれこれ服従してきたマスターナイダスからの命令を止めることは、自分の信念を否定する事を意味した。だが、周りが見えていないと諭されたときは反論することができず、信念が崩されたことが余計に腹立たしくてならなかった。

つぐみを殺そうとしたのはなぜ?

 任務のためでもあるが、それ以上に単純に嫌気がさしたため。これまでの学校生活の中で、芹那と出会った以外に碌な思い出は何一つない。そんな悠の目の前で、目を輝かせながら学校生活に溶け込む千晶を見ていると、これまで仕舞い込んできた記憶が思い出された。自分には持ち得なかった日常を悠自身の手によって崩壊させることもまた、悠の欲望だった。だが、そんな欲望すらも黎に止められてしまった。自分の価値観を悉く否定する黎に、少しずつ隔意を募らせた。

芹那を殺したかったのはなぜ?

 自身の欲望を満たすためには邪魔な存在だったため。悠の究極の目的は、憎き学校も、腐れた社会も、何もかも総てぶっ潰し、新世界の覇者として君臨すること。その過程で、芹那へ募る想いが邪魔でならなかった。欲望のためなら、これまで悠は優しさや感情を捨てることすら厭わなかった。今回だって、情を捨てれば芹那を悠の手で殺し、自分も死ねたはずだった。だが今ばかりは、芹那に対するたった一つの想いを捨てられなかった。確固たるはずだった信念が、出会い一つでここまで揺らぐことは、情けなくてたまらなかった。

自殺しようとしたのはなぜ?

 全てを諦めたかったから。黎に価値観を否定され、千晶に持ち得なかった青春をまじまじと見せつけられ、挙句の果てに自分を搾取し続けたマスターナイダスに死ねと吐き捨てられる始末。もはや悠に失うものは、芹那以外に何一つなかった。ここで芹那を殺して自分も死ねば、自分の望む世界の完成が近づく。それだけで良かった。だがその考えは、芹那への想いと黎の言葉一つで簡単に打ち砕かれた。完璧主義な悠は、そんな意志の弱い自分にすらも、心底腹が立っていた。

そして

「俺は今、生きることも死ぬことも許されない地獄を揺蕩っているかのようだ。死ぬ理由も失った。伝手も失った。俺の目の前には空虚な野望以外に何もない。視野を広げるったって、他に何を見ろと言うんだ?」
「さて、ここまで言ったら皆俺に幻滅しただろうさ。俺は全てを受け入れる。見捨てられたっていい。誰に何を言われようとも構いはしないさ。煮るなり焼くなり好きにしてくれや。」

懺悔メモ その2

悠が抱いていた「信念(妄執)」とは?

 自分の理想の為なら、必要なものだけをかき集め、その他一切を擲つべきであるということ。これまで悠は「世界の破滅」だけを見据えてきた。そんな彼にとって必要なものは「力」だけ。「感情」や「絆」は不要だと思いこんできた。だが、犬飼芹那との出会いで「感情」が持つ暖かさに気付き、鴻上黎との出会いで「絆」の必要性を知った。たった今悠に必要なものは、果たして「力」だけなのだろうか?「力」こそ全てなのだろうか?

悠が犯した「間違い」とは?

 自分が誰からも必要とされていないと思い込んでいたこと。世界の破滅だけを追い求めて絆をかなぐり捨てた悠は、犬飼芹那を殺そうとすらした。欲望を満たすためのはずが、結果却って自分の首を締める羽目になってしまった。だが「人間は幸福のために生きるのだ」と諭されたとき、もっと自分の欲望に忠実になって良いのだと思うことができた。

「俺の欲望は、これじゃない。」

悠が「欲望」だと思い込んでいたものは?

 腐った社会・世界を塵一つ残さず潰すこと。FH に所属するまで、悠に人並みの幸福が訪れることは何一つなかった。悠はそんな世界に心底腹が立っていた。そして、未来永劫その幸福は訪れないものだと思い込んでいた。ならばいっそ力で全てをねじ伏せて、破滅の末に自分も死ぬ。そんな未来を願っていた。

悠の「本当の欲望」とは?

 「如月悠」という存在が赦される世界を作ること。悠はただ「居場所が欲しかった」。FH ないし天命セルに居心地の良さを感じていたのは、そこには、最後まで自分の信条を認めてくれる存在がいたから。最後まで自分を信じてくれる存在がいたから。最後まで自分を見捨てない存在がいたから。最後まで自分の存在を赦してくれる存在がいたから。遥か千里先の未来ただ一点を見つめる余り、目の前の幸福すら見逃してしまったのは、恥ずべきやら何とやら。

そして

「踏ん切りがついたんだ。俺は天命セルを離脱する。もちろん教団からもだ。」

「俺は、お前とならどこまでもやっていけそうな気がするんだ。お前は言ったよな。オーヴァードが大手を振って陽の下を歩ける世界を作りたいって。俺だって堂々と世界を歩きたい。そんな世界が欲しい。そのために力は必要ない、とは言わない。だが力以外にも、必要なものは山ほどある。何が必要になるのかわからない。だからそれを探しに行きたいんだ。いろんな人と分かり合って、分かり合えなかったら分かり合うまでぶつかり合って、俺が本当に正しいと思えるものを、見つけたいんだ。俺も、お前が望む世界が見てみたい。お前の欲望の一端を、俺に握らせてくれないか?あ、すまんな、偉そうな口を利いて。あんなことがあった後だ、無理にとは言わないさ。」

「だからと言って、俺のこれまでの目標が完全に潰えたわけじゃないぜ。俺は今でも、散々俺を虚仮にしてきたアイツらが憎たらしくてたまらない。奴らがまた俺に何かをしてこようものなら、その時はこの手で裁きを下すまでだ。でも、俺の理想の為に、それ以上をする必要はないんだ。殺さなくてもいい存在は絶対にいる。だから俺はこう言うのさ。『邪魔者は潰す。徹底的にだ』ってな。」

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
コンストラクション作成 4
1 2024-10-26 Birds of a feathre flock together. 27 Kogane れもんてぃ / メントス / 砂嵐番偽 / らうめい
"執行者(EXECUTOR)" 如月 悠(キサラギ ユウ) "マスターモルグ(MASTER MORG)" 鴻上 黎(コウガミ レイ) "羅刹人(APOCALYPSE )" 鴻上 徹(コウガミ トオル) "魔炎の姫" 火神 燈凪(カガミ ヒナギ)
2 2024-10-28 A bird in the hand is worth two in the bush. 30 Kogane れもんてぃ / メントス / 砂嵐番偽 / らうめい
"執行者(EXECUTOR)" 如月 悠(キサラギ ユウ) "マスターモルグ(MASTER MORG)" 鴻上 黎(コウガミ レイ) "羅刹人(APOCALYPSE )" 鴻上 徹(コウガミ トオル) "魔炎の姫" 火神 燈凪(カガミ ヒナギ)
3 2024-10-30 A heart without dreams is like a bird without feathers. 36 Kogane れもんてぃ / メントス / 砂嵐番偽 / らうめい
"執行者(EXECUTOR)" 如月 悠(キサラギ ユウ) "マスターモルグ(MASTER MORG)" 鴻上 黎(コウガミ レイ) "羅刹人(APOCALYPSE )" 鴻上 徹(コウガミ トオル) "魔炎の姫" 火神 燈凪(カガミ ヒナギ)

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