容姿・経歴・その他メモ

―――其の者、人の情波に魅せられて、敢えて流れる少年侍(チルドレン)――――
　　　　　――――酸いも甘いも捨てられず、焦燥漂う若輩者(わかきなみ)―――――――――
　　　　　　　――――嗚呼、流転に彷徨い何処へと堕ちる。何を成すにもまずは力(刀)を――――――

【活動・目的】

UGNが衛人会の頃より轟木源十郎に力を貸していた由緒ある武家の生まれ。
オーヴァードとして生まれた小太郎は、その御家の方針によりUGNへの助力を命として授かっている。
人一倍情に脆いところは足枷ではあるが、真面目で実直な性格は扱いやすいと、上層部からの印象は良いようだ。
本人もそう在る事が最適であるとUGNへ忠義を尽くしているのだが、如何せん揺れ動く多感な時期ということもあって
幾ら功績を積んでも満たされる事のない自他からの承認欲求を弄んでいるのが現状。
非凡な己の才能を悔やみ、"どうすれば強くなれるのか"を外に求めてしまう程に焦燥している。
其処に在るのはレネゲイドウイルスに侵された故の欲望なのか、それとも…

「…振るえばビームがシュババー！と射出され全てを屠れるような…斯様で強力無比な刀を所望するでゴザルよ！」
「だってセイバーはビームを出すものにゴザろう！？……否、刀を修めし者はその限りではゴザらんかった」

訳：てっとり早く強くなりたいなーって思ってるUGNチルドレン。御家ぐるみでUGNにコネがある系ヲタク

【パーソナルその①】

波転流抜刀術という、居合い術を主とした御家の中でも隅に追いやられた古い流派を細々と守っている分家派閥の出。
生誕時からオーヴァードであった小太郎は、人並みの努力を重ねずともどんなことでも熟し
一派に代々伝わる武術も易々と会得、天狗の如き鼻っ柱を掲げて人生イージーモードで井の中の蛙を決め込んでいた。
しかしながら大海を知ってしまった彼に待っていたのは、非凡というレッテルに苛まれる自身への焦燥
そして同じ御家の覚醒者連中から発せられた"居合いとか(笑)"という流派そのものに向けられた否定の言葉だった。
誰よりもその流派を愛してやまない生来の武人であり、武術ナルシストであり、居合いヲタクであった彼にとって
己の力不足の所為で流派、ひいては居合いを馬鹿にされることは最大の屈辱であったらしく
どうにかして己を蔑んだ者たちを見返してやろうと、悪鬼犇めくオーヴァードの世界でのし上がってやると意気込んでいる。

しかしながら己の才に頼りきり、従来通るはずだった努力の道をショートカットで進んできた男には大変荷の重い話で
本人は上手い事強い遺産かなにかを手に入れててっとり早く強くなれないかなーと、相変わらず世の中を舐め腐っている。

訳：居合い強いもん！かっこいいもん！くっそー覚えてろ！って意気込んでる居合いヲタク

【パーソナルその②】

小太郎が居合いヲタクになった理由というのは、勿論の事武家の出であることや分家の流派であることが主だったものなのだが
彼が昨今の若者に多い風潮に漏れず、アニメや漫画などのポップンメディアにその趣向を惜しまず捧げ続けている事が挙げられる。
もっと平易な言葉で言い表すならば、彼は二次元ヲタクなのだ。
鍛錬をそこそこに、日夜SNS媒体などを用いてヲタク仲間である同志たちと好きなアニメやゲームの話で盛り上がり
ときたまイベント事に参戦しては"本物の武人がコスプレしてみた"という謳い文句で、同志達から注目を集め人生を謳歌している。
その時代劇風な口調も武人だからという理由ではなく、ヲタク仲間の間で使っているうちに普段使いするようになっただけ。
実生活から風流に着流しを用しているのも、実のところは自身が妄信している"幕末両断戦隊イアイアンジャー"という
随分前に放送が終了した日曜朝の特撮番組に登場するキャラクターをリスペクトしたコスプレなのである。

訳：割と痛い二次元ヲタク

【パーソナルその③】

努力が苦手と言っても、生来的に真面目で素直な少年。
愛読しているアニメや漫画は割と感動系に寄っていて、よく作品の登場人物に同調や同情をして号泣してしまうなど
そういうものを鑑賞するときは傍らにバスタオルを常備しているタイプの感受性豊かな人情家。
フラン〇ースの犬や火〇るの墓などのメジャーな感動ものだけでなく、新聞の四コマでも号泣できる強者である。
友人たちからは「小太郎殿は暑苦しいけれども、その優しさは貴重でゴザルよｗｗｗ」と面白がられている。

訳：簡単に情に流される人情家ヲタク

【能力】

大した努力もせず僅か18歳の身でありながら、"居合い"という武術を達人の域を超えた異能力として昇華させた天才。
彼の眼は、森羅万象に流れ、其れが在る為に巡っているとされる氣の波を視覚情報として認識することができる。
相手が何を想い、どのタイミングで攻撃を仕掛けてくるのかが手に取るようにわかるだけではなく
氣の波に存在する両断の一筋を見極め断つことにより、例え形無き炎であっても、一閃の下に斬り断つ事が可能なのである。
一度彼の間合いに入ってしまえば、鋼鉄と豆腐でさえ同義であると心得るべきなのだ。

ただし達人の域を超えているといっても、超人であるオーヴァードの中では三流もいいところで
刀身の届く範囲しか断つことしかできないなど、強力なオーヴァードを相手取るためにクリアすべき課題は山積みに残している。
ハヌマーンの力を覚醒させ使いこなすことさえできれば、彼はもう一段上の領域にまで到達できるのだが
己の才に溺れフラフラと浮ついた考えで強くなろうとしている小太郎には、それはまだまだ先の話のようだ。

訳：鋼鉄と豆腐を同義にさせる居合いの達人ヲタク

【PLから】

語尾がゴザルの居合い侍です。
ヲタクなんで難しい言葉を使おうとしますが、中の人の教養が低いのでお察しです。
UGNには忠実で人情に厚い設定なので、その二考が対立する関係になれば大いに揺れ動くでしょう。

●周囲からのポジティブな印象は
『我が分家にとっては希望の光、小太郎殿には是非とも波転流抜刀術を御家に認めさせて欲しいところです。』
『小太郎殿は優しいでゴザルなｗｗｗ次は此方の作品がオヌヌメにゴザルよｗｗｗ』
『とても真面目なチルドレンですよ彼は、返事もハキハキとしていますし。』

●周囲からのネガティブな印象は
『居合いだけに固執していては先はあるまい、武も先を見据えた進化をしていかねばならないというのに…』
『え～あいつヲタクでしょぉー？…喋り方とかちょっと無いわーって思う。』
『あの人真面目に見えて割と話脱線しがちだし、任務に私情挟んでくるし、一緒に仕事はしにくいかなって』

【RPするにあたって】
□UGNの上層部からは御家のコネがあるので信用されています。
□直属の上司や同僚たちからは、任務に私情を挟みがちで扱いにくいと思われています。
□男子たちからは人気はありますが、非ヲタ女子からは遠巻きにされています。
□着流しスタイルで古風に見えますが、現代機器をバンバン使う現代っ子です。
□情に脆いのですぐ泣きます。

【RP指針】

一人称：拙者
二人称：御主、～殿、貴公、貴様
好きな物：アニメ、ゲーム、漫画、人情、同志、刀
嫌いな物：鍛錬、ガチャ、パリピ
目的：御家に己の力を認めさせる

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