容姿・日常

真っ赤な薔薇のドレスに身をまとったお嬢様然とした女性。
白い肌は太陽に美しく焦がれるが、ディアボロスと長い付き合いだったりと年齢不詳感が強い。｢美魔女｣って言われるとキレる
独身であり一人暮らし。世間的には悠々自適なアーバンライフだが、実際は都内の6畳一間でせっせこドレス縫ったりしている。

また、些細なことでキレやすく、その瞬間にお上品さは終わる。そのギャップのせいでギャグヒーロー扱いを受けているが、その事実にもブチのギーレしている。かわいそう。
同時に煽り性能も格段に向上し、巷では「煽りヒーローランキング全一」なんて言われている。もうこの評価が煽り

ヒーローとして

ディアボロスとバディを組んで事件解決にあたることが多い。どっちがサイドキックかでよくもめる。
ヴィランズへの攻撃や、能力である血薔薇の蔦を用いた建物破壊による救出を得意とする。前衛型。
戦闘中はサディスティックな言動が目立つがあくまでキャラ作りのため、本人的には然程趣味ではないらしい。
一方で負傷者の治療もこなせるため比較的大規模な事件への適性が高い。
なおその治療は自らの血を用いて行うためわざと負傷する熱心なファンもいたらしいが、ヒールで眉間を踏みつけられて骨にひびが入ったらしい。

日常生活

ヒーロー活動を行う傍ら、家で一人になると対戦型ゲームに熱中する。
特に格ゲーやMOBAを好み、出動要請が入らないと日がな一日モニターに釘付けになるほど。
プレイに熱中すればするほど語彙が下品になっていく。隣人はいつか自分がやられるんじゃないかと戦々恐々としているとか。

eスポーツお嬢様ヒーロー

最近はヒーロー活動以外でもゲームイベントにも活動の幅を広げている。
もっぱらお仕事はプロ相手にオーヴァード擦りを見せつけてワンチャン力で場を盛り上げるエンターテイナーであり、まだプロの領域まではたどり着いていない。
負けてブチギレることは往々にしてあるが、それでもプロヒーローがゲームを真剣に遊ぶ姿はeスポーツのイメージ向上につながっているとかなんとか。
本人はそんなことを欠片も気にせず、負けては海よりも深くキレ、勝てば空よりも広々と相手を煽り、全力で遊んでお給料がもらえるのでホクホクしている。

性格

高飛車。自分をお嬢様と自称してやまず、何事も高貴なふるまいを見せつける。年考えろババァ
しかしモットーに｢ノブレス・オブリージュ｣を掲げたり、なんだかんだ困っている人は見過ごせないなど、本人は認めたがらないがお人好しな面もある。そのあたりはディアボロスとクリソツである。
ただ一度ブチギレると見境なく煽り始めるため性質が悪い。そのせいでコアなファンばかりがついて一向にランキングが上がっていかなかったりする。

経歴

元FHの重鎮である、ロザンブラン家の令嬢。本人も生まれた時からオーヴァードであり、幼少の砌より英才教育を受けていた。
そのままとんとん拍子でFH内でも重要な位置に付き、家に受け継がれる「マスター"ローズ"」の名を冠してUGNとバチバチに戦っていた。

転機

ある日、FHの日本での活動をけん引する"プランナー"都築京香に呼び出され、一つの石を手渡される。なんでもこれをもって配置についておけばいずれFHの天下がやってくるのだという。
当時都築京香に心酔していた彼女は二つ返事で了承、連絡が来るのをウキウキと待っていた。
しかし、プランナーが行動に移す前に行方不明だったはずのDr.コードウェルが突如発狂して世界に大混乱を引き起こし、生家から離れた所でヴィランズイヤーが巻き起こることとなる。
石を大事に抱えていたせいで初動が遅れ、どうにか帰ってきたときにはすっかりお家は騒動の中で一族離散、豪邸はモヒカンのパーティ会場へと変貌していた。

斯くして、順風満帆な薔薇のお嬢様は没落していくのである。

坂道は終わらず

悲しみの中で町を荒らしまわるヴィラン共を怒りのままにぶちのめし、実家は腹いせに花火にされたせいで住むところはなく。
唯一持っていた、渡された石が途中で話しかけてきたので、ここで初めてRBという存在に気が付くことになる。
以降その石にセバスチャンと名付け、普段はレースのアームカバーに姿を変えさせて付き従わせている。

それからヴィランズイヤーが落ち着くまで、彼女からすべてを奪った目的無きヴィラン共を叩きのめして日銭を稼いでいた。
戦いの中で彼女も成長を見せ、ついに自身の能力が新たなるシンドローム”ウロボロス”に該当することを知る。
それはもうウキウキ、それこそはじめてセバスチャンを渡された時と同じくらいのウキウキが彼女を包んでいた。

早速、今まで秘密裏に連絡を取り続けてきたプランナーに報告した。
またFHの幹部に登用してもらえるんじゃないかと信じ、戦闘に役立てばあんなクソモヒカン共と違うと証明できる……！


プランナーには、秒で着信拒否設定された。

だがは奴は…弾けた

先の一件で完全にFHとして心の折れた彼女は、落ち着いた社会の中で引きこもり生活を始める。
最低限の住環境に見合わないネット回線を引いて、ひたすら熱帯に潜る日々……
周囲の目を気にしなくなった瞬間、今まで積み上げてきたお嬢様的語彙は三角コーナーにシュートされ、汚い暴言を吐き続けるだけのマシーンへと成り果てた。
しかし、もともと日銭を稼いでその日暮らし。生きていくためにと仕方なく家の外に出た時、偶然ヒーローとして活躍する春日恭二を目撃したのである。
組織の中で完全に落ち目だった彼がそこそこ活躍している姿を目にして、思わず｢コイツしか勝たん……ですわ！！！！！！！！｣と叫んだのである。

そしてヒーローとして

春日恭二というコネを得た彼女はどうにかこうにかヒーロー登録を済まし、オーヴァードとしての表舞台に帰ってきたのである。
衆目にさらされるからとお嬢様時代の格好だけは整えたものの、どうしても一度汚れ切った言葉だけは元に戻らず……
上手いことごまかしながら駆け出しのイマイチ売れないヒーローとして毎日を必死に生きている。


最近は趣味が高じてゲームイベントにも頻繁に呼ばれるようになっている。
オープニングイベントでプロにボコられてブチギレるのが恒例行事になっているらしい。

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