容姿・経歴・その他メモ

髪色：黒/緑
瞳：黄金
一人称/二人称：ウチ、おねーさん/アンタ、〇〇はん
好きなもの：二度寝、酒
嫌いなもの：口うるさい(真面目な)人、約束

「おっす舞宵ちゃんやでー、よろしゅう！..."その歳でちゃん付けは痛い"て？シバくでアンタ」

「いかにも悩み事がありますて顔しとんなあ。ほれほれ、おねーさんに話してみい。聞くだけやけどな」

「人間死んだら骨だけや。"死んでも"なんて言うけどなあ、死んで為せることがあるかいアホか」

人物

性別の割にかなり高めの身長と、鴉の濡れ羽色のような漆黒の髪、切れ長な目つきが特徴的な女性。
生まれも育ちも関西ではないが、何故かエセ関西弁で喋る。

常に軽薄な笑みを浮かべており、また服装もかなり気崩したスーツ姿であるためだらしない印象を抱かせる。
実際、初見の印象に違わず非常に締まりのない性格。
時間にルーズなことから始まり、日中から飲酒を繰り返す、任務の不十分な履行、見境のない散財など、例を挙げれば枚挙に暇がない。
家は汚部屋と言って遜色なく、見るものが見れば卒倒モノ。どこになにがあるかを自分が分かっていればいいので問題ないと言い張るが、よく部屋で書類を失くす。

1年前から小佐古支部に所属しているものの、同支部のほとんどの人員からは煙たがられているようで、任務で他の支部員と同行する際にも距離を置かれがち。

本人はそういった周囲の評価は一切気にしていない様子で、ぽつぽつと優先度の低い任務を受けて日銭を稼ぎながら暮らしている。
曰く、「どんだけ惨めでも情けなくても、死んどらんなら生きとんねん」とのこと。

経歴

現在はUGNエージェントだが以前はフリーのオーヴァードであり、さらに遡ると元はUGNチルドレンだったとのこと。
黎明期にレネゲイドによる災害に巻き込まれ彼女以外の家族は全滅しており、天涯孤独となった彼女は十数年間UGNに所属していたが、十年ほど前に突如として離脱。
UGNから離れる直前の頃はそれなりに名の知れたオーヴァードだったという。

UGNを辞めてからはUGNの監視こそあったもののフリーターとして人間社会に溶け込んでいたようだが、当初から酒癖は悪く、ここ数年でさらに悪化している。
職を転々としながら、しかしオーヴァードとしての能力を濫用することはなく静かに暮らしていたが1年前に突如として小佐古支部へとエージェントとして所属。
「貯金がすっからかんになってん、やっぱUGNサマの方が金払いええんで戻ってきてもうたわ」と金銭目当てでUGNへ戻ってきた様子で、周囲からも妥当な動機だと思われている。

能力

オルクスとウロボロスのクロスブリード。
『動物使い』と称される動物と非常に親和性の高いオーヴァードの一人で、元々は様々な生物にオルクスの"因子"を施し、強化して操ることで対象を襲わせる、あるいは工作を施すといった戦い方をしていた。

現在では様々な生物を模した"影"を使役して戦う。
"影"はただ姿を模しているだけではなくオーヴァードのレベルへチューンアップされており、様々な動物の特徴がレネゲイドによって再現されているため、それらの剛腕や鋭牙はオーヴァードの強靭な肉体に匹敵しうるだけの瞬発力、膂力、破壊力を有している。
また、レネゲイドによって形作られた存在でありながら各々が個別の意志を持っているかのように自由に繊細に動くため、使役する動物1対1体がオーヴァードのようなものであり、"たった一人で軍隊を有しているようだ"と称する者も。

使役する動物はそれぞれ『熊襲(くまそ)』『兜狼(とうろう)』『蒼鷹(そうよう)』『嶄鹿(さんか)』『蟒蛇(うわばみ)』『蝦蟇(がま)』『漣象(れんしょう)』『脱兎(だっと)』『虎葬(こそう)』。

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