面白みのないほどに「特化」性能。
インスピレーションLV7というチート情報収集能力で何もかもをぶち抜き、
アドヴァイスと常勝の天才、戦場の魔術師の強い支援で叩き潰す。

UGNとしての立場は「目下、UGNが感知してない危険はあるか？」とかでインスピ飛ばし、
引っかかったら都度適切に人を飛ばす、という通常ではない手段の情報収集担当。
本来であれば到底見抜けない、感知できない隠蔽や工作などであれば、
そのたびに神託が下って対策を立ててくるという、暗躍者からしたら殺したい存在。

当人が行くのはそうそうないのだが、仮にもUGNチルドレンであり、実力者でもあるので
「こいつけしかけりゃ大体解決、戦闘もゴリ押し可能」という一種のキラーカード。
故にこそ、できれば安全地帯にキープしたい手札でもあるのだが。

彼女なりの《インスピレーション》の作法……らしい。
ノイマンシンドロームが使用するエフェクトである《インスピレーション》は
「能動的に直感を働かせる」という、一種の演算理論なのだが。
彼女は「神託という形で神から教えを乞う」という形でそれを成し遂げている。

が、それはそうと完璧に儀式をしていなくてもやれるときはやれるため、
気分によるエフェクトの揺らぎ（所詮オーヴァードにありがちなもの）と見られている。

……UGNとして純粋培養されて、どういうわけか神託というやり口に落ち着いたのかは、定かではない。