容姿・経歴・その他メモ

元FHチルドレンの少年。FH時代のCNは【死の運び手:デュラハン】

●彼が駆るフォールンヴィークルはシューミットセルによって生み出されたものであり通常時は大型バイクの形を取っている。このウィークルは完全に彼専用機としてチューンナップされており、彼以外が使用することは出来ない。騎乗者のレネゲイドを大幅に活性化させつつ、アドレナリンを含む興奮剤を投与する事で戦闘に対する忌避感を排除し、完全な戦闘機械にする事が設計思想として開発された。
見た目はバイクであるが戦闘時は完全獣化を果たし漆黒の狼となった彼に対する外部アーマーとして展開し、彼を包み込む。結果として戦闘能力と凶暴性の強化に成功している。
何故、彼にこのヴィークルが与えられたのか？それに特別な理由はない。
ただFHの実験台として、研究データを取るために選ばれたに過ぎない。ジャーム化すれば処理して次の実験対象を決める。事実、これを与えた者はそのつもりだった。何せ使用するたびに侵蝕率が上昇していくのだから。しかしそうはならなかった。たまたま適性があったのか？理由は定かではない。ただ事実として彼はこのウィークルを駆り多くの戦場を経験してジャーム化せず生還を果たしていた。
戦場で彼を見掛ければ敵味方関係無く被害が大きく死人も出た。その結果としてFH、UGNからも恐れられ【死の運び手】と呼称されるようになった。

●戦闘スタイルとしては単純であり、目につくモノを動かなくなるまで、復活できなくなるまで徹底的に追い詰めて壊す。
外部装甲として展開されたヴィークルにより破壊力が増した突進、爪による切り裂き等、単純故に強力

●現在のフォールンヴィークルだが前述した性能をフルに発揮することはない。UGNのRラボによってリミッターを大きく掛けられている。
搭乗時のレネゲイド活性化や興奮剤の投与は制限がかけられセーフティが働くようになった。また彼が暴走状態に陥った時には外部からのコントロールによって強制的に機能の停止を行えるようになっている。
そのため安全性と引き換えに能力自体は3分の1ほどの出力しか発揮されない。それは彼を守るためである。この制限を解除すれば大きな力を手に入れる事が出来るがその結果としてもたらされるのは彼の人としての終わりだ。
ニンゲンかケモノかを選択するべき時は果たして来るのだろうか？


●現在はUGNイリーガルとして活動を行っている。自分とは縁遠いと思っていた日常に戸惑いながらも『普通の生活』を心掛けている。割と感情表現が下手であるがなじもうと努力している。『自分の心を動かす何か』を求めて放課後や休みにはバイクに乗って観光名所に出かけたり、写真を撮ったり、スケッチをしたりして日々を過ごしている。しかしいまだ彼の心を本当の意味で動かす存在には出会えていない。写真やスケッチの腕はそこそこであり周りから見ると上手にできているらしい。
有事の際には支部の要請を受けて行動するが使用能力に関してUGN側から大きく制限をかけられている。
彼への侵蝕率の負担を考えて戦闘行為は許可がいる。主に哨戒やパトロールを任されることが多い。
バイクに乗ること自体は彼の中では好きの部類に入るため配達のバイトを行っている。

●もともとはレネゲイドのことなど何も知らない一般的な家庭に生まれ普通の日常を過ごしていた。しかし小学6年の時の修学旅行の時FHによる集団拉致事件が発生。その犠牲者たちの内の１人となる。その事件はレネゲイドの秘匿のためUGNの記憶処理が行われたため彼の両親は息子がバスの事故に巻き込まれて亡くしたと思っている。
その後攫われた者たちはFHの研究セルにて実験体とされてしまう。その中で奇跡的にジャームにならずオーヴァードへと覚醒し、薬品による洗脳や記憶処理等によってFHの兵士となっていった。UGNイリーガルとなっている現在は過去の記憶をおぼろげに思い出している。両親の顔や名前は思い出せていないが彼らが無事でいるのならそのまま過ごしてほしいと思っている。



※HOにて夕日に佇む涼風をみてなぜだか理由はわからないが心を奪われるような美しさを見たって感じになるといいなと思っています。へへへせっかくなんで青春してえですね！

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