容姿・経歴・その他メモ

"英雄"と呼ばれ、崇拝される存在、その集合体が形を得た独立型レネゲイドビーイング。
それに強く憧れ、夢半ばに命を散らした男の願いが原型となっている。
出で立ちもどことなく不思議で、見るからに一般人ではないことは明白。
それ故に人前に姿を現す機会は多く無く、影に紛れながら町の人々を観測し、その生態を記録している。
時折、レネゲイド絡みの事件に巻き込まれそうになった一般人を守るのも、彼が自身に課した責務の１つ。

その体は一部、男の記憶や経験、技術を受け継いでおり、使命とは別に行動目的を持つ。
記憶の片隅で笑う一人の女性を守り、その未来を閉ざさない為にも、剣を振るう。
それが、この英雄の偶像が自己に見出した、生きる意味の１つ。

普段の剣技、その鋭さは一級品。
しかし、その真価は無念無想の果てにこそある、三段の同時攻撃にある。
一の太刀にて目を奪い、二の太刀にて足を削ぎ、三の太刀にて心を砕く。
無窮の三段斬り、剣戟の極致・燕返し。
それこそが、テネブリスという"英雄を目指した男"の幻影に与えられた能力。
例え一閃で捉えきれずとも、続く二、三の剣閃が相手を捉える、正しく秘剣中の秘剣。

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