UGNに協力するイリーガル、その一角である探偵事務所の所長を名乗りふんぞり返っている影の蛇。

数年ほど前まではかなり治安の悪いがぎりぎりオーヴァードがのざばって居ない街の路地に住み着いており
そこで生き残る為悪略の限りを尽くしたり一時的にギルドの最年少幹部やったりなんだかんだしていた。
それでも満たされない心や物足りなさ、ちょっとの平凡な生活への憧れを燻ぶらせていた際ある”蛇”に目を付けられたのがオチ。
良い感じに劣悪な環境から救われた/足元を悪魔に掬われたことで今に近しい状態に落ち着いたとかなんとか。

その後恩人からの指令と、少し前に見たある探偵モノへの憧れから自身も探偵になりたいと奮起。
地域に根差した（大体小さな依頼ばかりしか来ない）探偵事務所が設立された。

その為表身分はそのまま探偵。但しほぼ一般人の顧客からは何でも屋呼ばわりされていたりするとかなんとか。
裏、オーヴァードやレネゲイドに関わる側としてはギルド時代のコネなどを活かして情報屋をやっている側面がある。

ちなみに：実は生まれながらのオーヴァード。クッソ治安の悪い街だった為実は無意識にちょくちょく力を使っていた...らしい？

147㎝　実はそれなりに重めで胸に集中している...らしい？　軽く伸ばした黄緑の髪を再度で束ね、金色のような瞳が特徴。
背格好に反して大人びた顔立ちをしており口調と性格以外で少女の実年齢を図れなくしている。
普段着は黒のワンピースに黒のロングタイツ、ハイヒールという思いっきり足で捜査するタイプの探偵には一切向かない格好。
また喉元には黒の首輪も付けているが本人曰くそういう趣味はないつもり...らしい。

自分を見出した恩人と、物語に触れて憧れた探偵へのリスペクトから丁寧であれど少し怖い、でも蓋を開けたら親しみやすいを体現しようとしている結構可愛げのある少女。
なお素はぽんこつなのでハーフボイルド、つまるところは未熟者全開な一人では役立たずである。

まあそんな存在な訳だがギルド時代に潜った（というより巻き込まれた）修羅場はそれなりに。
一度危険な案件に触れれば思考はかなりドライ気味...になっていくのだが、大体そこで人と関わると絆されて感情的になることが多々あり。半人前どころか三分の一人前疑惑である。
それでも誰かが泣いているのならその涙を拭う、せめて自身の住む街での悪事は見逃さない...そんな熱血娘である。

好きなもの：恩人であり師匠　ある物語に登場する半人前な探偵　事務所の子達　自身の住む街
嫌いなもの：街を泣かせる悪党　女子供に外道を働く輩

苦手なもの：猫（アレルギー持ちの為）　鳥（蛇の天敵）

因みに憧れに寄せていくタイプなのでスーツをびしっと着ようとしてなんかコスみたいで諦めたり
かっこいいレディになろうとしてお前はそのままでええわと事務所メンバーにぼこぼこにされたりした。

影を精神によって自在に操り、暖かな風を吹かせて支援するあくまで非戦闘員なクロスのシンドローム。
本領はその知識量で戦う安楽椅子（にはなれない）探偵である。
上記の通りギルド時代の情報と現在手にした各勢力の情報を自在に引き出しそれを味方へ流して万全に支援する。
また戦術支援時は本人の影を蛇へと変化させ戦力増強や行動支援を行う。

・幽鬼そっくりのメイドさん
少女が日常の代行者で生み出した半身。
自身以上に能力を扱えず、それでいて人間性は何故かこっちの方が高い事務所の経理兼マスコット担当。
名はノエル　ギルド時代に捨てた少女の一側面、それが押し込められたメイドさん。
かなり表情筋は死んでいるが感情豊か、幽鬼に対しては割と毒を吐いたりもする。